※2月27日(木)・2月28日(金)は、休店日とさせていただきます。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「脱出の日」だそうです。
2:30あたりでバリケードを飛び越えるところが好き。(厳密には脱出ではなく大脱走)
というわけで、今回のイギリスはロンドンを飛び出し地方都市へ。
イギリスの海!こちらはブライトンです。
ブライトンといえば、初めて聞いたのは2002年のファットボーイスリムだと思います。
でも今回、ブライトンからイーストボーンに行く途中に立ち寄ったあの場所で、
ブライトンの街を目にするのは初めてでないことに気づきました。
その場所とは?
ビジターセンター前で降りて、
イギリスらしい羊牧場の横を通りすぎ、
こちらもイギリスらしいアザミの実?
だんだん海が見えてくる。同時に心拍数も上がってくる。
そしてだんだんとその白い壁が姿を現します!
白亜の絶壁!セブンシスターズ!!!!!
様々なCMや映画で使われてますが、絶対忘れられないのがコチラの映画!
(先ほどの大脱走と合わせて、大好きなバイクが飛ぶシーンTOP2!)
思えばジミーがエースのベスパを奪ったのも、この場所だったんですね!
たまたま写真撮ってたわ。
なんか・・・ジーンときた。
実はね、初めて自分で「これがやりたいファッションだ!」と強く思ったのはモッズだったんですよ。
小学生の時は土日はサッカーだったので、1年中ジャージしか着てなくてね。
中学生になって初めてジーパンを履きました。
そして田舎の中学のヒエラルキートップに立つ不良が何を参考にしてるのかを知りたくて、
部室に落ちてた「Boon」という雑誌を目に焼き付け、コンビニに走りました。
流されるままにBoonのファッションを真似しつつ、でも何かしっくりこない。
それはおそらく、ヒップホップをベースとしたBoonのファッションが、
ロックを聴いてた自分に合わないんだろうなというのを、それとなく感じていたんでしょう。
そしてたまたま手に取ったCDでSmall Faces「My minds eye」を聞きながら、
そういえば彼らはどんなファッションしてたんだろう?と思って調べ、
これだと思ったのが「モッズファッション」でした。
「俺はこれからコレでいく!」そう初めて思えたファッション。
いや、初めて自分が好きな音楽と洋服を絡めて、
そして優等生でも不良でもない中流階級生まれで、
あらゆることに中途半端な自分を「モッズ」に投影したことは、
「スタイル」と呼んでもいいんじゃないかな。
(梅が丘の並木から徒歩5分、羽根木公園の目の前に住んでたのに、
結局モッズに飽きてスーツすら作らなかったのは内緒ダヨ。
こぐまのラーメン、もう一度。)
こうして振り返ると、今の俺があるのは、
その頃から「なぜその服を着るのか?」を一生懸命考えてきた結果だからかもしれないね。
この地に立って思ったのは、そんなこと。
あれから20年以上経ったけど、まだまだ自分のスタイルが確立できたなんて微塵も思ってなくて、
いつになったら自分のスタイルってできるのかな~って感じ。(遠い目)
まあね。とにかくまだまだって事ですよ。
それを分からせてくれたブライトンに感謝!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】TENDER Co.(テンダー)
【アイテム】NATO Watch Strap
【価格】¥13,200-(税込)
【コメント】
昨年初登場ながら、大変ご好評いただいているテンダーの時計ベルト!
さらに今年は、ヌメ革に続きブラックが加わりました!!!!!
ベースの色が黒だと、ブルームの浮き出てる様子がすごいですね!
気になる方は靴ブラシで磨いて落としてください。
ちなみに私は、あえてブラッシングせずに自然に無くなるのを待つタイプ。
ブルーム=ロウ及び油脂成分なので、体温で温まりつつ袖口で擦れて勝手に磨かれていきます。
気が付けばツヤツヤ。
893のベンツ並みの黒光りが楽しみでございます!!!
そしてもちろんヌメ革も。
こちらは使用して1年の私物。
こちらは日サロみたいな黒光り。
ひと夏を越えてしまったので、たっぷりと紫外線と私の汗を吸ってしまいました・・・
なので俺の塩分にヤラれ、ガッチガチに硬化し、ひび割れる日も近いと思います・・・
それを考えれば、気温の高い春夏はブラックで、秋冬はヌメ革でいきたいところですね。
ちなみに手入れは、3か月に1回、Mowbrayのクリームエッセンシャルを入れた程度です。
付けたい物を付けてるだけなので、特に時計本体とベルトの相性とかは考えておりません。
時計ファンの方はご容赦を。
テキトーにガンガン使って楽しい時計ストラップです!!!
それではまた。お店で会いましょう。