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ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「作業服の日」だそうです。
この前届いた商品。メイドインギリシャの作業服。www
多分売れない。どんどん変な服が溜まってくる!どうしよう!やめられない!!!
というわけで、気が付けば買い付けネタも尽きてきました。
最近のレポート、かなり小刻みになってるでしょ?そういうこと!www
The Old Curiosity Shopから徒歩10分弱。
こちらはSIR JOHN SOANE’S MUSEUM(サー・ジョン・ジョーンズ美術館)。
あまり日本人で行く人はいない美術館。
有名な大英博物館とは対照的で、圧倒的物量を誇る大英と比べると、
ジョンソーンズはとにかく「濃い」の一言。
言葉では言い表せない「何か」が凝縮されています。
残念ながら中の写真を撮ることはできない(大英博物館とかは写真OK)のが残念。
また実はこの美術館は、TENDER Co.デザイナー・ウイリアムが、
「ロンドンに来たらココがオススメだよ!」って言ってたスポット。
ウイリアムお気に入りの美術館なのですが、この美術館を見ると、
あのテンダーの謎の顔を使うセンスとかがなんとなく分かる気がします。
ロンドンの小規模博物館、もっと色々知りたいですね~!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】MINOTAUR INST.×ECCO(ミノトール×エコー)
【アイテム】Dyneema Leather Boots
【価格】¥53,900-(税込)
【コメント】
入荷以来お客様からは「ダイアリーズらしくないですね~!」という声を多く頂戴している靴です!
ダイアリーズの姿勢?テイスト?を感じてくれているのは嬉しいですね!
しかし!そもそも「らしさ」が自分でよく分かってないことと、
そもそも固定観念にとらわれてはいけない仕事だと思ってるので、
常に挑戦し続けたいとは思ってます。
いや、挑戦というと語弊がありますね。
自分の感覚に素直に、未だ見ぬ価値を求めて、ドキドキワクワクしていかないとと思ってるだけです。
40超えたオッサンがドキドキワクワクなんて言ってるの想像すると、かなりキモイですけどね。
ドゥフフ・・・デヘヘ・・・の方が合ってますね。
というわけで、思わずドゥフフフとほくそ笑んでしまった靴がコチラ。
ミノトールの靴をセレクトするのは初めてです。
これまでも良いの作るなとは思ってたのですが、今回のコラボにはやられましたね。
なんとまさかのECCO(エコー)とのコラボ!?
日本のブランドがエコーとコラボって、まあまあ勇気要りますよ!
だって日本だとイ〇ンとかに売ってるおじちゃんおばちゃんの履く健康靴ってイメージじゃないですか?
ちょっとブランディング失敗してるよな~~~って正直思います。
でもヨーロッパではもうちょっと評価高いんです。
1963年にデンマークで創業した老舗靴メーカーですからね。
エコー自体でもデザインに力を入れないといけないと分かったのか、
ここ数年はカッコイイモデルも登場してきてて、
そこに来てのミノトールとのコラボというわけです。
ちなみにこの靴は、 2018年に開かれた世界最大級のスポーツ用品国際総合見本市、
「イスポ アワード 2018(ISPO AWARD2018)」で、ECCOは金賞 を受賞してます。
その靴をベースにさらにミノトールが手を加えているので、
金を超えたプラチナ!?てことになりますね!www
まさにここにセレクトする理由があります。
今までダサい(失礼!)と思ってたECCOだけど、ミノトールがデザインすることで
まず「欲しい!」と思うようになり、実際に履いてみてその履き心地の素晴らしさを知りました。
先ほども書きましたが、「未だ知らない価値との邂逅」ですよね?
見て、履いて、ドゥフフフ・・・。
これでキマリ。
既に展示会の時点で、「これからの買い付けの靴はこれにしよう」と決めました!
もちろんいつも履いているROSSI BOOTAも捨てがたいので、ミノトールの靴は軽いし
替えの靴を持って行くのもいいかもね。天候や場所に合わせて。オシャレ~w
でも買い付けに履いていく靴に求めるのは、兎にも角にも「耐久性」。
ですので、この靴の耐久性も相当なもんですよ!
先に言っておくと、「鉄の15倍」?????
ウソみたいだけどホントの話。
その秘密はレザーにあります。
アッパーに使われているレザーは、鉄より15倍の強度を持ち、水にも浮く軽さを持つ近未来的なレザー、
その名もダイニーマ(R)加工(DYNEEMA(R)BONDED)レザーを使用。
ECCOとDSMダイニーマ社が共同開発したレザーになっています。
しかも内側にはメンブレン仕様。水にも強いです。
(※メンブレンとは透湿防水素材のことです。ゴアテックス然り。)
と書いてありますが、鉄の15倍と言っても釘を撃てるわけでは無いです。
強くなるのは「引き裂き強度」。ゴリラがひっぱっても破れないと思います。
それがダイニーマ。
ちなみに興味があるお客様にはドヤ顔で「ダイニーマっていうのはぁ~」と説明してますが、既にご存じのお客様もいて、
例えば自転車ウェアのお尻部分に仕込まれてて、転倒しても服が破けず、
太ももがハンバーグ状態にならなくて済むとか、
アウトドアのテントにも同様の加工がしてあり、破れにくくなるとか、(熊でも破けないのか?)
釣り糸でもダイニーマ糸があり、切れにくくなってるみたい。
いつの間にか僕らは大仁井魔(ダイニーマ)に囲まれてたんですね!!!
そんな大仁田厚(グレートニタ)で足を包めば、タフな買い付けも乗り越えられそう。
ちなみにこの白いのがダイニーマ繊維っぽいです。
レザーの裏側にも仕込まれてると思います。
あとシューレースが簡単で良いですよ!
シュッ!って締めて、シュッと脱げます。
さらにはダイニーマの耐久性だけでなく、レザーの質も素晴らしいんですよ。
ECCO独自の一体成型製法フルイドフォルムにより寒さにも強く、
マイナス40℃の温度でも柔軟性が失われないとのこと。
本革なのに硬くならない。すごいです。
最後に歩きやすさ。コレもヤバイ!!!
なんと2,500人の足を測定し開発した、人間が本来持つ足の自然な動きを妨げない
「バイオム(BIOM)テクノロジー」というECCO独自の技術だとか。
履いてみると真綿の上に立っているような心地よい踏み心地です。
というわけで履いてみました。
単品で見るとハイテク感がありますが、ミノトールがデザインを行う際に
ミリタリーテイストを加えてあるので、軍物との相性が良い気がします。
にしてもこの履き心地は・・・
一度履くと脱げなくなりますね。あまり楽な方に行きたくないんですけどね。
年かな・・・
とまあ説明してきたわけですが、サイズは残り43(27~27.5㎝)のみとなってしまいました!
さすがお客様は分かってますね!お早めにどうぞ!!!
それではまた。お店で会いましょう。