モフモフなあいつ。~barboのFur mocassin~

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ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「マラソンの日」だそうです。

11月には「つくばマラソン」なんてのがありますよ!

お客様も含め、自分の周りでも参加される方が結構いらっしゃいます。頑張ってください!

私はマラソンはてんでダメ男。

今日ご紹介するのは、そんな私にうってつけの走れない靴。

なんて言うとイメージ悪いので、ゆっくりできるコンフォートシューズ。

【ブランド】

1938年カナダ・ケベックにて”Alfred Clloutier”(アルフレッド クルチエ)として会社をスタート。
ケベックの先住民族であるヒューロン族は革製品の作りに定評があり、
伝統的なスタイルのモカシンやスリッパの製品を作り始める。
その後1976年に現オーナーが会社を買収し、1989年に会社を”Barbeau”として設立。
同じく自社ブランドとしても始めたが、フランス語の表記で読みにくいと言う事から”BARBO”に改名。
会社を買収はしたものの”MADE IN QUEBEC”にこだわり続け、
ケベック先住民族であるヒューロン族の伝統的な靴の製法を受け継いでおり、現在はケベックで唯一の靴のファクトリーとなる。

【アイテム】Fur mocassin

【価格】¥19,740-(税込)

【コメント】
モフモフ・・・・・

モフモフなモカシン。

今回はレディースです。

冷え性のあなたに、、、いやモカシン好きなんだけど冬も履きたいなって方に。

ミネトンカのブーツはもちろんいいですが、人とちょっと差を付けたいですね。

それどころか、ボリュームがあるのでそこいらのブーツには負けません!

やはり注目のファー部分ですが、外に出てる部分は天然のファーを使用。
しかし、内側部分は体重がかかりつぶれることを考え、ファーではなくボアに切り替えてあるという丁寧な作り。

アッパーの部分には緻密なビーズ刺繍が施されています。クロスされたハンドステッチもかわいいです。

個人的には、このような落ち着いた色目のビーズが好み。
いかにもインディアンが作りましたよ~っていう色じゃないところが、コーディネートのバランスを取ってくれます。

さて、こちらは本格的なモカシンシューズということで、さらっとモカシンの由来を探ってみましょう。
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モカシンとは、北アメリカのインディアンが履いていた、全体を一枚革で作ったかかとのない靴または室内履きのこと。
構造は、靴底と甲の下部を一枚皮で覆い、甲の上部を覆う舌型の皮に縫い付けたもので、基本的に鹿またはヘラ鹿の皮を材料とする。
なおモカシンの意味は包むという意味で、1枚の皮で足を包んでいるところから名づけられた。
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ということを考えれば、カナダはケベック州発祥のこのバルボも、当然伝統的なモカシンであると信用できます。

さすがに現代の靴では、鹿革よりも牛革の方が耐久性があるので牛が用いられますが、
元はルームシューズも兼用されていたのと、モカシンの構造上では中底もなし。
なので外履きとして機能させるには、別でアウトソールを付けなければなりません。

それがこちら。

アウトソールをガッツリ底全体に付けるのではなく、
土踏まずを除いた2カ所だけにソールを貼り、全体的な雰囲気を壊してないところにセンスを感じます。

でも長く履いていたら、流石に土踏まずも減ってくると思うので、その時は修理屋さんとかで靴底を付けてもらってもいいと思います。

早速試着していただいたお客様に感想を聞くと、「見た目はかわいいけど、履いてみると思ったより存在感がある」とのことでした。

冬のアウターに負けないモカシンシューズってなかなか無いんじゃないかと思います。

また視点が足元に行きやすくなるので、パンツやスカートの丈とのバランスで、足を見せながら足長効果も期待できると思います。

(たまには女性の方にも)よろしくー

じゃ、また。お店で会いましょう。

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