買付分のスニーカーのご紹介

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ダイアリーズの今日は何の日？
今日は「コピーライターの日」だそうです。
キャッチコピーって魔法ですよ。
そういうメディアを作ったことある人なら分かるはず。
たった3行ほどの、いやほんの少しのワードの違いで、効果が何十倍も変わってきます。
誰にもできそうで、なかなかできない、すごい技術だと思います。
最近だと「文の里商店街」の企画が面白かったですねー！
俺も3年間も原稿作ってたので、自ずと言葉選びに慎重になります。
ブログが飽きられないように、必死で書いてます。
じゃ、商品紹介です。
本日は買付け商品から。
【ジャーマントレーナー】
ドイツに行ったら絶対仕入れて来なきゃと思ってました！！！
もうどっかのメーカーがレプリカ作ってるし、
マルジェラもディオールもグッチもこの形をベースにスニーカーを作ってますからね。
みんな知ってるけど、出自はどこだか分からない。そんなスニーカーだと思います。
そもそもはドイツ軍の室内履き用のスニーカーでした。
ジャーマントレーナーというのは、そのままドイツ軍の訓練用という意味ですね。
日本だと体育館シューズみたいなもん。
調べてみると、このジャーマントレーナーが作られていたのは1970～80年代頃までだったそうです。
またドイツのスニーカーといえば？？？
みなさんご存じのアディダス。
そうなんです。実はアディダスが作っていたんですねー！
なので先ほどレプリカという表現をしましたが、復刻とは言いたくなかったんですね。アディダスにいつか作ってほしいから。
ちなみに、ジャーマントレーナーにはネイビーの外履きの奴もあるんですが、恐らくあっちはプーマが作ってました。
もちろんプーマもドイツの会社。
ネイビーのジャーマントレーナーは、プーマのイージーライダーにそっくりですからね。
余談ですが、それにもう大分知れ渡ってると思いますが、プーマはアディダスから独立した会社です。
軍物ということで、ドイツを代表するブランドに作らせていたのかな～？
そんなジャーマントレーナーですが、ドイツにもそして日本にも5000円くらいでユーズド品は結構あります。
でもちょっと汚れてます。当たり前ですけど。
なので、デッドストックに限って探してまいりました。
程度が良いユーズドは数あれど、デッドストックは皆無！！！
それまでにバブアーは見つかったし、レッドウイングも仕入れたんだけど、
イギリスとアメリカを代表するブランドを仕入れて、俺はドイツまで来て何をやってるんだ！？と冷や汗かきました！！！
そしたら、全くノーチェックだった小さなマルクト（シェーネベルク）で、英語が通じない80歳くらいの老夫婦が持ってたんです。
数字も分からないし（１＝アイン、２＝ツヴァイ）、持って行った計算機も字が小さくて分からねぇ！って言うし。
結局地面に数字を書いて交渉しましたよ！www
でも良い夫婦だったな、あの二人。
おじいちゃんも、ウチのボスはあの妻だからって、おばあちゃんを指さして。
俺もそうだよ～～～！なんて言ってね。
また逢う日まで、元気でいてください。ダンケシェーン！！！
それにしても、名作中の名作ですよね。
室内履きならではの細いワイズ。真っ白だけど、トゥとアッパーの素材の違いによるグラデーション。美しすぎます。
俺も昔から軍物が好きでした。なぜなら安いから。
学生の頃は、上野の中田商店や下北のフーチークーチーをはじめ、色んな払下げショップをハシゴしたもんです。
その中から、カッコいい物を見つけるのが面白かった。
それに昔のジャーナルスタンダードもそうだったんです。渋谷店ができたばかりくらいのころ。約20年前。
セレクトされたインポートウェアの間に、こういう軍物がそっと置かれてるんですよ。
今思うと、やっぱり俺のルーツになってんのかな～。オリジナリティが無いようで悔しいですけど。
あとはマルタン・マルジェラがアーティザナルコレクションで、このジャーマントレーナーを取り上げたのも大きかったと思います。
ちょっと話は変わりますが、マルジェラのアーティザナルでといえば？？？
先日再入荷してきた「M-47フレンチアーミーカーゴパンツ」。是非これに合わせてほしい！爆
でも軍物だけで合わせて軍物に見えないコーディネートはカッコいいですね。
そうそう、軍物軍物言ってますが、このジャーマントレーナーが軍物だっていう証拠がございます。
民間に払い下げられる時に、ポンチで穴が開けられます。
B品ではないです。むしろ本物です。
レプリカではこんなことはできませんからね。
最後にお値段！￥9,800＋TAX！
そしてまだまだスニーカー紹介は続く。。。
お次はコレ！
アディダスの名品！
ユニバーサル！！
しかもなんとユーゴスラビア製のヴィンテージ！デッドストック！※箱無し！残念！
譲ってもらったおじいちゃんが言ってたんですが、
なんでもジャーマントレーナーと同じ工場だったんだよと言ってました。
なるほど、確かにアッパーのデザインが違うくらいで、素材も作りも殆ど一緒です。
アウトソールなんか完全に一致！！！
上がジャーマントレーナーで、下がユニバーサル
こんなのが100足も見つかれば最高なのになと妄想しましたが、現実は甘くなく、見つかったのはこれ1足のみでした。
タイムリーなことに、昨年からニューバランスに代わって、アディダスが勢いを見せつけてますからね。
スーパースターがフランス製で復刻されたりと。
思いもよらず、アディダスのスニーカー（しかもシンプルな昔ながらの名品）にスポットが当てられそうで怖いです。
そうなると、こういうヴィンテージの価格も上がっちゃいますからね～。
ヴィンテージスニーカーの知識に関しては？？？あまり自信がありません！！！
でもこのユニバーサルあたりは、あまり人が履いてないのと、デザインもシンプルなのと。
ヴィンテージアディダスといえばのフランス製・西ドイツ製に次ぐユーゴスラビア製なので、入口としては持って来いだと思います。
一昔前までは、ヴィンテージに入るか入らないかギリギリのところだったんですが、もう立派なヴィンテージですかね？
というわけで、お値段は￥22,000＋TAX（だけど箱無し！）となります。
以上の買付分以外にも、実は今季は珍しくスニーカーを何種類かセレクトしてます！今後もお楽しみに！
よろしくー
じゃ、また。お店で会いましょう。
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