7CCR(セブンシーシーアール)の7171 Slip-on with zip&7172 Francesina

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「マネキン記念日」だそうです。

我々アパレルにとって密接なマネキン。

知らなかったのですが、招金という意味も込められていたとか。

なるほどdiariesにはマネキンがなく、トルソーしかありません。

そういうことか・・・・・泣

 

 

マネキン買おっと。

 

 

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

あ~今日は朝から問い合わせメチャクチャ来ちゃってどうしよう~!

それ考えたら出勤ちょっと憂鬱だ~と思ったのですが、ぼちぼちでした。

みなさん私が忙しくならないようにお気遣いいただき、ありがとうございます。(勘違い)

 

とはいえ、ご来店いただいたお客様には他にもあったの?とか、レディースサイズもあったんですね!など

説明が不足した部分もありましたので、本日すべてのラインナップをご紹介させていただきます。

といっても、あと2型です。

 

ドウゾ!

【ブランド】7CCR(セブンシーシーアール)

【アイテム】7171 Slip-on with zip

【価格】非公開(※お問い合わせください。)

【コメント】

ざわついてます。僕の半径5m=diariesの店内くらいではね。

お客様の心のざわつきが聞こえてくるようですよ。

でもそれだけ刺激できたってことは嬉しいですね。

どれにしようか迷ってしまう。

1つに絞るのは大変かもしれませんが、それも楽しみのうち。

ウチの店にしては珍しく、型と色を含めると5種類も用意してしまいました。

 

 

つまり、私も決めきれなかったということ。

こちらはスリッポンタイプ。

先日ご紹介したチャッカタイプは、7CCRでも定番の形になりますが、やはりウチの店にしてはモード寄りかなと。

ですので、あの雰囲気を持ちつつ、もう少しカジュアルというか崩した感じで履けるやつという立ち位置で選びました。

まあナイキのエアモックくらいの履きつぶし感で考えちゃってください。

でも潰れませんけどね!ちゃんとソール交換できますから!!!

 

そしてこのジップもよきかな。

付いていると嬉しいririジップ。

ちなみにririジップとは、1936年にスイスに設立されたriri社のジッパーのこと。

欧州圏では有名で、世界最高品質と強度を誇るジッパーの高級品。

その歯の一つ一つは磨きがかけられ、まさにスイスの工芸品のごとき、すばらしきプロダクツ!

フロントジッパーの引き感は、がっしりと強い抵抗感がありながら滑らかな作動性を感じさせ、

日本やアメリカのジッパーにはない感触です。

ちなみにグッチやプラダもriri社のジッパーを使用していることでも有名です。

まあ正直、世界シェアNo.1はYKKです。

というよりそんなにクオリティに違いは無いと思いますが、確かに滑らかです。

高いんですよ、このririジップ。

 

でもちょっと待って待って!

先日のブログでのブランド説明には、しっかりと「ソールやシューレースなどの部材も、イタリア国内で調達したオリジナルパーツを元に作製されています。」

と書いてありますね!

なので調べてみたら、スイス生まれですけどイタリアにririの工場がありましたよ!!!

住所はコチラ!!!Viale della Regione Veneto, 3, 35127 Padova PD, Italy

そう!あのGicipiの工場があるパドヴァです!

工場地帯なんですかね?

 

 

とまあ、リリジップでこれ以上話を広げてもなんなので、靴の方に戻ります。

こちらも基本的な構造は一緒で、トゥにもヒールにも芯は入ってません。

しわくちゃになるまで履きつぶしたいですね。

グイディといえばここ10年ではバックジップのシワブーツが一般的(といってもモード寄りの洋服好きか)だと思いますので、

あの感じをラフに履くイメージで履いてみるのもいいでしょう。

 

まあ、全然違うって言われちゃあそりゃ違いますが。

私も15年前は、グイディではなく(当時はワークブーツ寄りでしたから)、

モードぽいブーツではブルーノボルデーゼを履いて、パンツをブーツインとかしてましたけど、

まあその時のテンションでしたね!www

今じゃあちょっと無理かな~。

でもブルーノボルデーゼは、未だに手放してませんけどね。

 

なので、ちゃんとそういう経験を踏まえての、この靴の提案でございます。

そうそう、ちなみにサイズ感ですが、

70年代のヴィンテージスニーカーの木型が元になっているというだけに、

多くの日本人の方には、幅も狭く甲も低いでしょう。

26㎝(US8 UK7h EU41.5)のEワイズの私で、サイズ9を履いています。

またサイズは6~11まで用意しているので、女性の方にも好評ですよ!

 

そしてもう一型!

【ブランド】7CCR(セブンシーシーアール)

【アイテム】7172 Francesina

【価格】非公開(※お問い合わせください。)

【コメント】

チャッカやスリッポンの「あまりにソリッドすぎる~」という方のために、

こちらはいかにもスニーカー然としたヒモ靴タイプもご用意しました。

 

 

紐があることでバランスが取れる。安心感てのが強いかもしれません。

今のところ、グイディらしい革のダイナミズムを求める方は、

チャッカのナチュラルをご購入いただく傾向が強いですが、

このヒモのタイプは、靴というファッションアイテムとして認識されている方が選ぶ傾向が強いです。

「ちょうどスニーカー探してたんですよ。」って方ですね!

 

人それぞれ切り口が違って面白いです。

多くの選択肢を用意することで、その分お客様のご意見を幅広く頂戴できるので、私も勉強になります。

 

またこのデザインですが、

 

内羽根です!

なので、これはこれでバンズのオーセンティックぽくて好きです!

 

そして靴紐が、これまたヒトクセあります。

まずはこの華奢なボディのスニーカーに、ミスマッチなファットシューレース。

ファットシューレースて今どきいうんですかね?

太い靴紐ってことです。

履いている人がファット(俺)というわけではありませんよ!!!!!

 

さらには、靴紐の先の留め。

まさに「留め金」という言葉がピッタリくるのですが、金属製というのが非常にポイント高い!!!

ここ意外と大事です。

プラスチックやビニールだと、踏んだりしたら割れちゃって、靴ひも通す時が面倒なんですよ。

スニーカーではあまり意識しないかもしれませんが、我々革靴好きだと靴磨きの際に、

靴紐を外すので、結構なストレスなんです。

なので、こだわる方は「紗乃織靴紐(さのはたくつひも)」を使用してますね。

ちなみに紗乃織靴紐は、diariesでもお取り寄せできるので、お気軽におっしゃってください。(宣伝)

 

で、ちょっと話は逸れちゃいましたが、革靴に於いて実は大事な靴紐の先っちょ。

当然こちらの靴もスニーカーというより革靴でしょう。なので、ここが金属というのは非常にポイント高し!

さらに、実はこの留め金は、7CCRのメンバー自ら手曲げで作っているという・・・

ありがたい話です。

なので、靴紐の先がフリンジになっているのもデザインというわけ。

いやはや頭が下がります。

 

で、こちらの商品名なんですが、

内羽根式ってのを考慮して、「Francesina(フランチェジーナ)」と呼ぶことにしました。

Beltlike Chukka、Slip-on with zipと来たのに、、、まさかのイタリア語です!!!

内羽根式はBarmoral(バルモラル)ですが、ちょっとイタリアぽさを出してみたかったのです!

まあカッコイイかダサいかは置いといて、

品番だけだと、お客様から問い合わせがあった際に間違えたりしちゃう可能性が高くなるので、

便宜上商品名を名付けないといけないってくらいの理由です。

あまり気にしないでください。

 

 

 

というわけで、7CCRの商品紹介は以上になります。

 

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。