ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「犬の日」だそうです。
昨日はハロウィンでしたー!
みんなでHelloweenを聴いて楽しもうという素晴らしい企画ですね!
懐かしいですね~
私にもハロウィンを楽しんでいる時代もありました!もう20年以上も前のことですけども!
CDラジカセから流れるBayFMのパワーロックトゥデイでございます!
いや~北欧メタルってやっぱり痛いですね~!15前後の時はこんなんばっか聴いてました!
痛いコスプレして黒歴史を作ってるのと似たようなもんですね!
あ~もっとカッコイイ音楽聴いとくんだった!
ニルヴァーナを知ってすぐにカートが亡くなりましたからね!あぁ~~~
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】GRP(ジーアールピー)
【アイテム】V-neck Merino Wool Sweater
【価格】¥32,400-(税込)
【コメント】
さて、今日から11月ということで、ニットを紹介しまくりたいと思います。
重厚感のあるものから軽めのニットまで様々ですが、本日ご紹介するニットはこれまでのdiariesの流れが変わりそうなアイテム。
もちろん初めて取り扱うブランドになります!
それではまずはブランド紹介からどうぞ。
GRPは、イタリアはトスカーナ地方のフィレンツェからほど近いカルミニャーノという町で1973年に誕生しました。
イタリアらしいモードデザインではなく、ベーシックでクオリティにこだわったMaglificio(ニット屋)です。
素材はオーストラリアの最高級ウール・メリノ種ジーロンラムズウールをはじめ、アメリカのピマコットン、ペルー産リネンなど、
作るアイテムの特性に合わせて、その都度納得のいく素材を使用しています。
また工場・ショールーム・オフィスが全て同じ場所にあり、デザイン構成から生産・出荷まで、
全て自分たちの手で行っているのも特徴。
そのため、ニューヨークのエンジニアドガーメンツや、スウェーデンのスヴェンソンなど、
様々なブランドのニットの生産を請け負っています。
というブランド。
diariesでイタリアのブランドは初めてかも?そしてキレイ目なVネックのニットも!
イタリアのニットといえばザノーネやクルチアニなど(ブルネロクチネリは別格・・・)が思い浮かびますが、
どれも繊細で細身でちょっとウチのお店のテイストまたは私の体形には合わないのではないかと思っております。
しかしこのGRPは、武骨でイタリアのブランドと思わせない、でも仕事はしっかりしているという非常にツボをおさえたブランドでした。
それもそのはず。
このGRPはフィレンツェでセレクトショップも運営しているらしいのですが、
メインブランドがFILSONなどのゴリゴリのワークブランドですから、
どのようなテイストが好きかはもう分かりますし、ウチの店にピッタリだなと。
またGRPというブランドも、見かけたのは今まで数えるほどで、ほとんど誰にも知られてないというところも個人的に好き。
でもなんだかんだ言って、このVネックセーターを見なかったらGRPに目を向けることはなかったかも?
このなんとも言えない深さ?浅さ?のVネック。
正直この大きさには衝撃を受けました!
これより深いと70年代のような中途半端に懐かしいデザインになってしまうし、
これより浅いとお上品なジェントルマンになりすぎてしまう。
そのどちらでもないVネックに最初は違和感を覚え、それがずっとあたまから離れないんです。
この違和感は、もうどうにも解消できなくて着ないと分からない。これはきっと着て楽しいぞと思えるVネックだったんですね。
さらにはVネックのリブも太くて武骨。
だけど縫製やリンキングはとてもきれい。イタリアらしい職人気質が見て取れます。
さらにはボディは丸胴ですからね。フィット感は抜群でございます!
そうそう、裾にリブが無い所も気に入ってます。
着丈はやや短めでゴワつかないので、重ね着してもスッキリ!
そして個人的にな萌えポイントがもう一つ。
サムホーーーール!
ミリタリーディテールのサムホーーーール!
イタリア製のVネックニットでサムホールというミスマッチ感がたまらない!好き!
それに加えてこの形も。
直線的な身頃にガコーン!と袖をはめ込んだ、まるでガンジーセーターのような原始的な形。
現代のイタリア製ニットとは似ても似つかない、この無国籍ぽさが最高ですね!
で、着てみるとこんな感じになります。
ま、普通っちゃ普通なんですが、ネクタイやスカーフで遊べるVネックの広さがいいですね。
肩幅広めで作られているので、ショルダーラインは落として着るんですが、身幅はジャストフィットする面白いシルエット。
肩が広くてウエストがすぼまってると、ちょっと古めの懐かしいシルエットになるんですが、
リブで締めてないため生地がもたつかず、非常に着やすかったですね。
さて、商品紹介の冒頭で「diaries」の流れが変わりそうとかきましたが、
今季よりイタリア物が少しづつ増えていきそうです。もちろんマイナーな。
アメリカ物は当然として、フランス物もイギリス物もちょっと出尽くした感があるし、(もちろんまだまだしられざる良いブランドはあります)
ちょいワルなんて言葉が死語になっている今だからこそ、イタリア物をゆっくりじっくり選んでいきたいと思います。
それではまた。お店で会いましょう。