※個人オーダーの場合、保証金として商品代の50%をお支払いただき、ご注文を完了させていただきます。
万が一キャンセルとなった場合、生産中止の場合を除きいかなる理由においても返金は致しかねますので予めご了承ください。
またご注文いただいたとしても、展示会サンプルとはサイズや色・風合いなどが異なる場合や、
稀に生産中止となる場合もございます。ご理解いただける方のみご注文を承ります。
※混雑した場合は、入場規制させていただくこともあるかもしれません。その際は整理券を配らせていただきますが、
何分小さなお店ですので、ご協力お願い致します。
また既にdiariesでTENDER Co.の商品をお買い上げいただいているお客様は、優先的に入店していただけますのでご安心ください。
※駐車場を十分にご用意できないため、つくば駅から公共交通機関をご利用ください。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「男はつらいよの日」だそうです。
先日、(現在夏休み中の)つくば食堂花に行ったばかりですが、
またまた「これ以上のものなかなか食べられないよ」的なレストランへ行ってまいりました!
diariesから歩いて5分、湯原葡萄酒蔵の上にあるLa Stalla(ラ・スタッラ)さんへ!
ちょっと間が空いてしまいまして、半年ぶりくらいになってしまいました。
こちらのスタッラさんは、完全予約制のイタリア料理のお店。
ハッキリ言うと、関東でも指折りのイタリアンレストランです!!!
そんなお店が徒歩圏内にあるなんて、なんて素晴らしいんでしょう。
ですが、「完全予約制・席はカウンター10席のみ」という言葉から、
無意識のうちに敷居を高く設定して、なかなか行けないという方も多いです。
本当は全然そんなことなくて、どちらかというとカジュアル。
なんなら店主のS藤さんも、テンダーのジーンズ履いて料理作ってくれてたりします!
料理も、例えばイタリアのその村でしか食べてないような土着のイタリア料理が食べられたりして。
だからこそのカウンターなのかもしれません。気取らず、でも作る方は真剣に。
もはやライブを見るようなその食卓は、この茨城あたりでは尖ってる方に入るのかな~?
だからこそ、ウチのお客様も含めて、もっと色んな方に行ってみてほしいんです!!!
というわけで、例によって何回も行って何回でも紹介しようと思いますよ!
というわけで、料理をまたハイライトで紹介しようと思ったのですが、
敢えて今回は1皿だけご紹介させていただきます。
というのは最初の一品があまりに衝撃的で、その後何が続くのかは、ご想像にお任せしたいから。
というわけで、前菜はコチラでした。
イタリア牛のタルタル
基本おまかせコースなので、何が出てくるかは分かりません。
そして前菜ということで、冷静スープかな?カルパッチョかな?と期待して待ってたらコレもんですよ。。。
だって、前「菜」じゃないでしょ!?
さらには、前々日に「イタリア牛が入った」という情報を受けて、
まあ間違いなくメインは「ビステッカ」(イタリアのステーキ)かなと勝手に思いこんでたのもあり、
最初に来ちゃったよイタリア牛!?という驚きもありました。
にしても、牛肉食べるたにこのあっさり感は初めて!
例えばユッケみたいに脂で誤魔化すのではなく、肉の旨みを感じることができます!あっさりなのにしっかりとね!
やや歯ごたえを残したタルタル具合も最高でしたね~。あ~また食べたい・・・
ね?すごいでしょ?
ちなみにこの後もチキンカレーが出てきたりします。イタリアンでカレー!?てなりますよ。
なんでも、イタリアにはイギリスからカレーが伝わったとか。
ちなみに日本にカレーが伝わったのもイギリスからです。
インドを植民地にしていた背景からですね。
そういった歴史的背景も、洋服と通じるところあるな~とか思いつつ、
洋服好きな皆様にもこちらの料理を楽しんで欲しいと思いました。
すいません。思わず長文です。
忘れてはおりませんか?ここから商品紹介ですよ~!
ドウゾ!
【ブランド】Martin Faizey(マーティンフェイジー)
【アイテム】1.25 inch Quick Release Buckle Belt
【価格】¥19,440-(税込)
【コメント】
今季も届きました。マーティンフェイジーのクリックリリースバックルベルト。略してQRBB(とは誰も言いません。)
こちらもdiariesが8年前のオープン以来からずっと取り扱っているアイテム。定番すぎる定番アイテムでございます。
ベーシック、スタンダード、オーセンティック、トラディショナル、、、そんな言葉が思い浮かびそうなdiariesのセレクトですが、
その中でもオープン時からずっと取り扱っているブランドは、今ではYarmoとこのMartin Faizeyだけとなってしまいました。
INDIVIDUALIZED SHIRTやJames Mortimerですら2年目からでしたし。
我々零細企業は、自然界で例えるなら小動物のようなもので、
生き残るために最も必要な能力は、強さよりも変化対応能力だったりします。
なので自分自身が絶えず変化し続けないといけません。
生き残るためには、変わり続けないといけません。
が、その中にありながらも変わらないものがあるって、なんかいいよね。
というわけで、前置きが長くなってしまい申し訳ございません。
イギリスの生粋のベルト職人・マーティンフェイジーさんの名を冠したブランド。
ご存じない方のために、まずはブランド紹介からどうぞ。
Martin Faizeyは、イギリス人の革職人。自らの名を冠したブランドは2011年秋冬から始まりました。
革職人として40年近いキャリアを持つ彼の代表的な作品が、
ヴィクトリア朝時代の消防隊員が使用していたバックルをデザインソースに使った「Quick Release Buckle Belt」。
クイックリリース=読んで字のごとく「素早く取り外し」できるベルト。
マーティン氏が「DAINES & HATHAWAY」(デインズ&ハザウェイ社)と共同制作し、世に送り出しました。
現在は、Martin氏がQuick Release Beltの全てを管理し、
英国ウォチェスター州の工房で、数名のスタッフと共に、オールハンドメイドにて制作しています。
というブランドなのですが、紹介文の中にもあるQuick Release Buckleをまずは知っておいてほしいですね。
ちなみに別名ファイヤーマンバックルベルト(Fireman Buckle Belt)とも呼ばれています。
これがそれ。
ブランド説明にもある通り、もともとはヴィクトリア朝時代(1837~1901年)の消防隊員が使う備品の1つとのこと。
恐らく消防用ホースか何かの消防道具をまとめるために使われていたそうで、
普段はガッチリとホールドしつつも、緊急時には簡単に外せるようになっているのでしょう。
それをベルトに初めて応用したのがMartin氏だったというわけです。
何か緊急でベルトを外さないといけない時でもあったのでしょうか?(俺もよくお腹痛くなるし!)
ちなみにQuick Release(=すぐに外せる)とはどういうことかというと、
ここを親指でカチャっと押すんですよ。
するとワンタッチでパーン!とベルトが外れます!
もうね、一瞬で解放されるんですよ!腹が!写真も思わずブレてますでしょ?お腹が上下してる瞬間でございます!!!
最初は外れませんが、革が馴染んでくると簡単に外れます。
もちろんちゃんとサイズが合っていれば、ベルト着用中に勝手に外れるということはないので、ご安心くださいね!
これがつまりクイックリリースというわけです。
ですが、実はもうどこのブランドでもこれと同じデザインのバックルを使ったベルトをリリースしてますし、
マーティンフェイジーより安いベルトも高いベルトもありますが、
私としては、このバックルを最初にデザインしたマーティンのクリエイティブに敬意を表す意味で、
このMartin Faizeyのベルトをセレクトし続けています。
どうせ使うなら最初に作った人のものを、という理由だけではありません。
私も様々な展示会でたくさんのベルトを見ますが、Martin Faizeyのベルトには、
オリジネーターの意地というかプライドというか、
シンプルなデザインながら最小限のギミックが施されており、尚且つ機能的。
またいくら良い洋服を着ていても、靴は当然として小物まで気を配れているかどうかで、
その人の人と成りがある程度は分かってしまいます。
そういう意味でも、やたら派手なベルトで自己顕示欲をアピールするわけでもなく、
(俺もとりあえずHTCのスタッズベルト付けてた時もあったな・・・)
どうせ見えないからといって、適当に選んだ物を付けるわけでもなく、
非常にバランスが良いのがこのベルトなんです。
どれくらいバランスが良いかというと、私はサラリーマン時代にはスーツにも合わせてました。
スーツにこれはドレスコードとしてはNGかもしれません。
が、結局殆どの方はそこまでファッションに詳しくないため、ベルトのバックルまで気が付かないんですよ。
だからこそ、常識の範囲内でどこまでファッションでビジネススーツを遊べるかな~てのが楽しみでもありました。
ちなみにウォレットチェーン付けて営業言ったら怒られたな~www
逆に私は営業の方などが来たら、頭のてっぺんからつま先まで見て、まずは外見に気を使ってるかどうか判断しますけどね。
メラビアンの法則が表すように、私もサラリーマン時代から服装には気を付けてましたが、
仕事ができる人は見た目も気を付けていると思っています。
あ、私が仕事ができるという意味ではないです。仕事ができる人のフリをするのは上手いですが。仕事なんて大体そんなもんすよ!www
と、ちょっと話は逸れてしまいましたが、販売員時代も含めかれこれ15年ほど使用した同じ物がコチラ。
ブラスのバックルも思い切り味が出ています。
そして、思い切りレザーがひび割れています。。。
すいません。全く手入れを怠りました。
だって10年くらい何もしなくても全然ヘタらないんですもん。
それくらい上質なブライドルレザーを使っていることが分かります。
今度はちゃんと使いたいと思います。
また経年変化という部分ではコチラ。
元々は直線だったのが、体に合わせてグググッと曲がってくるんです。
いや~こんなに曲がったか~というのも、体重も15年で15kgは増えてますからね。
15年連続増収増益おめでとう俺。純増です。
ぶっちゃけこのベルトの黒と茶を持っていれば、他にベルトはいらないくらい。
最近はディフュージョンラインのM.F.Saddleryの方が人気ありますが、
できればファーストコレクションのクイックリリースも付けてみてほしいです。
このアイテムからMartin Faizeyさんの歴史が始まったんですから。
➡Martin Faizey|1.25inch Quick Release Baker Leather Belt|Black×Pewter
➡Martin Faizey|1.25inch Quick Release Baker Leather Belt|A.nut×Brass
それではまた。お店で会いましょう。