ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「衣類乾燥機の日」だそうです。
洗濯機買い替えたのですが、乾燥機能なくなっちゃった。
というわけで、今回の日程はアムステルダム3日間、フィレンツェ3日間という日程でした。
まずは朝イチから朝市へ。(ダジャレではない)
食材も公園の広場の銅像に飾っちゃうナイスな演出。
でも、服が・・・無い・・・
気を取り直して昨年行きそびれたアムス郊外のお店へ足を伸ばすものの、意外と高い・・・
なんとかコムコムのコートを出してもらってゲット。
その後、昨年アタリが出たお店へ行くものの、まさかの休業!?!?!?
これにて初日の午前は終了。成果はコート1点のみ!
いつもは割とスタートダッシュが良いだけに、軽くテンパりますね~。
心に余裕がない時は、知ってるお店に入っていつもの味(1年ぶり2回目だけどw)を楽しみ、頭を整理します。
こちらは南米のスリナムという国の料理。
でもシェフは中国人のお店です!!!
見た目通りしょっぱいけど、疲れた体に染み入るね!
気分転換にジュースも頼んでみました。
出てきたのはこちら。
名前は忘れたけど、なんか向こうの国のジュース。
ものすごく甘い。
グァバジュース的な何を期待したけど、あんなさっぱりさは微塵もなく、ただただ甘い。
例えるなら、マックシェイクを凍らせないで液状にした感じ。
まあそれにしても初厳しいスタートになりましたね~。
2人とも体調も思わしくないし(妻に風邪をうつしたので・・・)、厄年感出てるー!
じゃ、商品紹介です。
今日で買付分の紹介は終わりです。
ちなみに今日は文字多めなので、最後までお付き合いください。
最後はバブアーです!!!
今回の買い付け内容を一言で言うと、「とりあえずバブアー」でした。
まとまってというよりも行く先々で見つかり、こんなにどうやって運ぼうと迷うくらい。ホテルを行ったり来たりです。
ウチみたいな小さい店では、売り切れないくらいの数が集まりました。
そうは言っても年々良いサイズと良い状態のものは見つかりにくくなってますからね~。
例えば日本人のゴールデンサイズってUKサイズの36か38だと思うのですが、
海外ではXXSとXSくらいの扱いになります。
そもそも外套なので、日本人みたいにタイトに着ないというのもありますけどね。
どんな上着でも羽織れるようにゆったりとしたサイジングです。
なのでサイズ40でS扱い。
逆に大きいサイズのバブアーはいくらでも見つかるので、最近は国内でもリサイズが流行っている気がします。
それに関して色々思うことはありますが、個人的にはリサイズは否定しません。
むしろリサイズしてでもヴィンテージバブアーにこだわりたいという気持ちの方が好きです。
一応まだ自分の店の分だけは買い付けてこれるので、今のところはオリジナルにこだわっています。
多分あと数年くらいはこだわれそうです!
前置きが長くなり申し訳ございません。本題に入ります。
まずは、「なぜヴィンテージバブアーを選ぶのか」ということ。
理由はたった1つしかありません。
そもそも私が新品でバブアーを買ったことがなく、ヴィンテージバブアーしか買ったことがありません。
バブアーは重いし、大して暖かくもないし臭いもするしで、はっきり言って服としては割と最低な服だと思います。
同じ防水機能を求めるならナイロンジャケットで十分なのです。
しかし、それらのデメリットを補って余りある要素が1つだけあります。
それが何かと言いますと、ズバリ、、、
雰囲気!www
ざっくりでスイマセン!とにかく雰囲気がいい!それだけ!
女性にモテなかろうがそれでいいんです!
雰囲気が良いだけの服。それがバブアー。
考え方としてはレザージャケットに似てますね。
バイクにも乗らないしロックミュージシャンでもないけど、なんか着てみたい。
またレザージャケットに例えるのも良い得て妙で、経年変化にしろ男臭さにしろ、
バブアーのオイルドジャケットも共通するものがあります。
でもレザーよりかは街着としても着る人にもなじみやすいので、バブアーっていいなぁって思いますね。
で、なぜ雰囲気がいいかって言うと、詳しくはオイルの質が現行と違うとか
生地の厚みが違うとか色々理由はあると思うのですが、その理由はサボります。
あ、でも1つだけ愚痴らせてください。
現行のSLシリーズとかいう細身だけは苦手です。
なぜなら、太目の俺では着られないから!!!(完全な逆恨み)
なんでもかんでも細けりゃいいってもんじゃないでしょーよ!
だいたい他のブランドもそうだけど、日本向けエクスクルーシブてのは細くしすぎなんですよ。
大体バブアーっていうのはさぁ~、もともとハンティングジャケットで”#%%&’(’&))~)=)(’’&%#%
と豚(俺)が申しております。
とりあえず、この雰囲気を楽しめるのはヴィンテージバブアーですとご理解ください!
で、今度はヴィンテージバブアーとは?といったところですかね。
分かりやすく説明すると、このタグ以前と考えています。
3ワラント(またはクレスト)以前の物。
最近は中国製まで出ているバブアーですが、とりあえずこのタグまでだったらイングランド製だなってのと、
ミラレインの生地が良い感じだねってのがこれくらいだと思ってます。
ちなみに大体2000年製造までになるので、キリも良いしね!
(でもあと数年もしたら、このロイヤルワラントが縦に並んだタグもヴィンテージになるかな?と今後の予防線貼っとく。)
そして今回大量に見つかったのが、この3ワラントがメインです。
さらに定番のBEDALEやBEAUFORTやBORDERばかりなので、
今回は初めてヴィンテージバブアーに手を出すという方にお勧めです。
さらには、今なら色もブラック・ネイビー・グリーン・ブラウンと色々揃ってますよ!
また普通じゃないバブアーが欲しいという方は、
バーリーとか。
NATOとか。(と書いている間にSOLD OUT)
他にも、バブアーを極めたい!という方には、以前買い付けてきた黄タグ・白タグのスペシャルもまだ残っているので是非!
最後に番外編!!!
バブアーではございません!
Brittonと書いてブライトン!イギリス南部のブライトンにちなんでですかね?知らんけど!
実はこのブライトン、ワックスジャケットとして双璧をなす(はず?)あのBELSTAFF(ベルスタッフ)が手がけているんです!
(あ、でもベルスタッフがロイヤルワラント持ってるなんて知りませんけど。右上のマークはなんでしょう?)
トライアルマスターなんかに比べたら生地も薄くて、こんなダブルリングのパーツなんて使ったりして、
バブアーと双璧を成すどころか差を付けられちゃって、迷走してる感が伝わってきてツライですねー!
昨年の買い付けでも、ルイスレザーが迷走しているジャケットを買い付けてきましたが、あれと似たようなもんかも?
しかし!悩んだ分だけ人は大きくなれるんです!涙の数だけ強く・・・・・あれ?
迷走した分だけブランドが大きく良くなるかどうかは知りません!だいたいダメになりますね!
でも社運をかけてまで一生懸命考えて作られたこのジャケットには、独特の趣があると思います。
その独特さとは、当時の流行を取り入れまくった結果です。
迷いに迷って競合を調査し、あっちのデザインこっちのディテールをマネしたことでしょう。
そんな混沌から生まれた、ちょっとヘンテコな服。
そのヘンテコさを、どうにも無視できない自分がいるんです。
同じような天邪鬼な価値観を持った方に着てほしいですね。
それではまた。お店で会いましょう。