WORKERS(ワーカーズ)のLt Creole Jacket

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「寒天の日」だそうです。

実はみかん入り牛乳寒天がすごい好き。

TKG(たまごたけごはん)同様、通はMMK(みかん入りミルクかんてん)と言います。いや言わない。

 

でも、なんだかんだで肉が好き。

フィレンツェには「キアニーナ牛」という肉がありまして、いわゆる赤身肉としては最高ともいわれてます。

日本では2年前に解禁されたばかりで流通量はまだまだ少なく、気軽に食べることはできません。

が、肉好きとしては一度は食べてみたい肉なのでございます。

 

なので、フィレンツェに言ったらみんな必ず食べる料理なのですが、私は前日寝込んだばかり。

一仕事終えて夕暮れのポンテヴェッキオを見ながら、自分の胃と向き合います。

おい!俺の胃袋!ちゃんと消化できるのかい!?

結局胃はぐぅ~と鳴ることもなく無言を貫くばかりでしたが、

明日は帰るだけだしもうどうなってもいいやと思い、キアニーナ牛のステーキで有名なIL LATINOへ。

お店の中にはこのように生ハムの原木がぶら下がり、もはや肉のパレード!

そう!まさに肉祭りでございます!!!

もちろん注文するのは、キアニーナ牛のステーキ。

その名も「ビステッカアッラフィオレンティーナ」

参りましょう。ドンっ!!!!!!

直径30㎝、厚み5㎝の肉塊!

実はこのお店、1㎏からの注文しかできません!これで最小!そして最強に美味い!

骨も付いてるから実質800gかもしれませんが、ものすごくあっさりしてるのでいくらでも食べられちゃう!

これ体調良かったら、1人で1㎏いけます!むしろ体調悪くて良かった~~~~~!

 

でもなー、フィレンツェの街回りは不完全燃焼でした。

来年はピッティも含め行くしかないかな~。1st PAT-RNの展示会もピッティであるし。

ファッションファッションした場所は苦手なんだけどな。

といわけで、来年はもっともっと面白い服を買い付けて参りますので、

何卒ご支援の程、よろしくお願いいたします!!!!!

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】WORKERS(ワーカーズ)

【アイテム】Lt Creole Jacket

【価格】¥32,400~35,640-(税込)

【コメント】

今季はdiariesでは、人気のワーカーズのブレザーはお休みです!

でもdiariesにしては珍しく、同型で素材違いで2種類ご用意させていただきました!

そうれだけ甲乙つけがたしってとこです。

 

それでは詳しく見ていきましょう。

まずはこちらから。

これまでは3つボタンが続いてきましたが、今季は2つボタンかな~?と勝手に予想したら、まさかの4つボタン!?!?!?

これはいい意味で裏切られました!クラシカルなディテールですが、個人的には今見るのが新鮮でもあります!

ホントにワーカーズって、今回のような4つボタンをリリースするという選び方もタイミングも絶妙で、

作る服だけでなく虚をつくタイミングまで、まるで欲しかったヴィンテージウェアに出会うような気持になるんですよね。

古着好きなら分かりますよね?

「うわっ!出会っちゃったよ~。どうしよう。」っていうあの感覚。

 

で、今回の4つボタンジャケットですが、その名を「Lt Creole Jacket(ライトクレオールジャケット)」と言います。

作りとしては、前合わせの4分の1ステッチと、クラシカルな60年代トラッド的デザインが特徴とのこと。

ちなみにクレオールというのは、こちらはアメリカ・ルイジアナ州の文化のこと。

ザックリいうと、フランス人・スペイン人のヨーロッパ人と、アフリカ人・ネイティブアメリカンを先祖に持つ人々の文化のこと。

ルイジアナ州は、1800年代初頭にアメリカがフランスから買収するんです。

なのでフランス人がルイジアナ州にいたんですね。

 

で、ルイジアナ州といえばニューオリンズを始めとした南部という地域。

JAZZの発祥としても有名な地域です。

その独特のリズム感は、クレオールのお蔭なのかな~?と。

で、実際に南部を訪れたワーカーズデザイナー・T野さんがインスピレーションを受けて誕生したのが、このクレオールジャケットというわけです。

(合ってるかな?)

 

その背景を聞くと、ジャズミュージシャンがこのジャケットを着てピアノを弾いたりトランペットを吹くのを想像して

クラシカルな4つボタンのジャケットも、急に軽快なジャケットに見えますね!!!!!思い込みって怖い!w

 

軽快さという部分では、素材は軽いです。

5オンスのシャンブレーという、シャツのような素材だけどギリギリジャケットとして成立する厚さ(薄さ?)。

しかもインディゴなので、経年変化も楽しめます!

今はパリッとしてますが、ワンウォッシュしてから着たいかな。

 

でも我慢できないので着てみました。

Inner/Fileuse d’Arvor (BREST) ¥14,904-

Pants/WORKERS (Lot.802 slim tapered) ¥19,440-

Shoes/SANDERS (Straight tip oxford) ¥52,920-

クレオールにフランスの血が流れてるってんなら、フランスのバスクシャツでもいいんじゃない?って感じで、

たまにはこんなシンプルすぎる着こなしもいいよね~!

(あとインディゴなので、初めのうちは濃いインナーとしか合わせられないというのもありますがね。色移りしそうなので。)

シーズン初めだけに、まずはこういう服装からはじめて、春を待ちたいと思います。

 

 

そしてクレオールジャケットにはこんな生地もありますよ。

これはもう春!春ジャケットですね!

素材はCotton Linen Stripe Sergeで、コットン×リネンのストライプのサージ織りです。

厚みは10オンスとまあまああります。秋に着てもいいかも?

そしてこの生地の面白いのが、「混紡」ではなく「交織」というもの。

詳しくは説明しませんが、特徴はタテ糸が綿100%でヨコ糸が麻100%ということ。

それぞれの糸の縮率も違うと思うので、洗ったらどんな感じになるか楽しみですねー!

 

そしてこのジャケットもまた、着こなしを考えるのが楽しいんです!

Shirts/GITMAN VINTAGE (Dress shirt) ¥21,600-

Belt/French army belt -sold out-

Pants/TENDER Co. (Type132) ¥45,360-

Shoes/7CCR (7170 Beltlike chukka)

これはね~もう全身白でいきたいと思いました!白っていうか同系色で!

こちらの生地はヴィンテージのフレンチワークのような生地なので、

一番上のボタンだけ留めてサックコートのように着るのもいいですね!

にしてもこのスタイリング、イタリア製の靴に、イギリス製のパンツに、フランス製のベルトに、アメリカ製のシャツ、

そして最後に日本製のジャケットで締めてと、クレオール文化以上に混沌としているのではないでしょうか?

 

 

 

あ~楽しい~

楽しいよ~ダイアリーズ~

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。