ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「日本茶の日」だそうです。
ハロウィン本番。渋谷はHellですね。
Halloweenのつづりを、たまにHelloweenと書いている人がいますが、正しい。
やっぱりヘロウィンを聞きながらスリップノットの仮装をするのが、正しいハロウィンの過ごし方だと思います。
というわけで、ここで1曲。
まさにPeople=s××t!www
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】Gitman Bros.(ギットマンブラザーズ)
【アイテム】Graph Check Ripstop Pub Collar Shirt
【価格】¥24,840-(税込)
【コメント】
やっっっっっっと、、、、、、、
やっと届いたギットマンブラザーズです。
シャツいっぱい胸いっぱい。
にしても今のdiaries、シャツ多すぎだから。
それもこれもNew England Shirtのせい。。。いや俺のせい。
ギットマンのオーダーした後にNESの引き取りを決めちゃったもんだから、あとは野となれ山となれでしたが、
(結果、シャツの山となってるわけですが)
まあこれだけギットマンの入荷が遅れたのは、不幸中の幸いというべきか、これはこれでよかったのかもしれないね。
なんにせよ、今回のギットマンも全てプチ別注なので、当然愛着はありますよ。
明日から11月ですけど、まだまだシャツの紹介は続きます!wwwww
さらに前置きはまだまだ続きます。
今季最初のギットマンの紹介なので、まずはギットマンヴィンテージに対する思いからどうぞ。
アメリカンボタンダウンシャツの代名詞・Gitman Brothers(ギットマンブラザーズ)でございます。
今季最初のギットマンの紹介なので、ご存じない方のために
まずはdiariesにおけるGITMANの立ち位置からご説明させていただきます。
diariesのアメリカンボタンダウンシャツだったらINDIVIDUALIZED SHIRTSがあるじゃない?なんで?
と熱心なブログ読者の方なら、きっとそうお思いになることでしょう。
確かにアメリカのオックスフォードボタンダウンシャツといえば、ブルックスブラザーズやラルフローレンであり、
さらにそこにシャツを提供していたのは他ならぬインディヴィジュアライズドシャツなのですが、
実はこのギットマンブラザーズもそうなんです。
というかインディヴィジュアライズドシャツもギットマンブラザーズも、今やグループ会社だったりするんですけど。
またインディヴィジュアライズドシャツがボタンダウンシャツとしての地位を確立しましたが、日本ではそれは2000年以降の話。
それまではアメリカンボタンダウンシャツといえば、このギットマンブラザーズかアイクベーハーでした。
40歳以上の方なら分かってもらえるはず。
私にとっても、初めて「アメリカンのオックスフォードボタンダウンシャツを買うぞ!」と思って手に入れたブランドこそ、
このギットマンブラザーズなんです。
つまり「良いシャツ」の原点。
数ある生地や柄の中からこれだと思う物をチョイスし、そこからさらに型や襟の形などを決めていきますので、
まあちょっとした別注って言ってもいいんじゃないかと思います。
なので当店に並ぶギットマンのシャツは、あまり他の店で見ないかもしれませんね。
また先ほど「数ある生地や柄」と書きましたが、これもまたポイント。
今までdiariesでは、インディヴィジュアライズドシャツのバリエーションが少ないと感じていました。
それは限られた予算の中で、ファッションとしての追求ではなく、
着る人にベストマッチする服として、できる限りサイズ展開を広げたいからという理由から、
バリエーションを少なくし、その代わりにXSからXL相当までご用意してまいりました。
ただそうなると、どうしてもベーシックなデザインに寄っていってしまいます。
さらには毎年同じような物だと、お客様にも飽きられてしまう。(お客様の数もそんなに多くないので・・・)
というようなジレンマを抱えておりました。
そんな中でのギットマンとの出会い。
当店でのギットマンの立ち位置としては、インディヴィジュアライズドシャツよりもカジュアル寄りのシャツといったところでしょうか。
色・柄のバリエーション然り、さらに別注による様々なアイテムをご用意することができます。
ちなみにギットマンのサイズ展開もXS・S・M・L(インディヴィでいう14-31,14H-32,15H-33,16H-34相当)であることから、
サイズもシビアにならずに気軽に着ていただけると幸いです。
というように、縦に広がる(深堀りという意味での)インディヴィジュアライズドシャツと、
横に広がる(=バリエーション)ギットマンヴィンテージといったところでしょうか。
洋服の面白さを伝える意味で、diariesのような小さい店舗でこれだけの守備範囲を持てるのは、かなり嬉しいことです。
では次にブランド紹介です。
1932年、創業者であるマックス・ギットマンがニューヨークから炭鉱町であるペンシルバニア州・アシュランドに移り住み、
「Ashland Shirt & Pajama Company」を設立したのが始まり。
そして彼の息子であるアルフレッドとシェルドンの名前を取り、1978年にギットマンブラザーズをスタートさせます。
現在ギットマンブラザーズは、アメリカ製を貫く数少ないシャツメーカーの一つ。
その中でもGitman Vintageラインは2009年にスタートした、創業当時の面影を残すヘリテージコレクションです。
当時の生地を再現し、またチョークボタンやロッカーループといったディテールや、ダブルトラックステッチングという縫製も復刻。
さらに現代的なスタイルにフィットするようサイジングを見直しています。
Gitman Vintageのシャツは、25のパーツが50もの工程を経て縫製され、1着あたり80分以上を要します。
というブランドです。
また上記のギットマンヴィンテージのタグの色ですが、創業当時のグリーンレーベルを採用しているそう。
このギットマンのタグがねぇ~、10代の頃それこそ20年前は憧れだったんですよ~!
大体どの店もビニール袋に入ったままでね、お金が無いから買えないんだけど着てみたい、
だけど試着させてくれって店員さんに言えなくて。
そんな思いもあるので、当然私はビニールに入れたまま店頭に並べることはありませんけど。
昔はそんなお店ばかりでしたからね~。
前置きは以上!
やっと商品紹介です!!!
今季も色々入ってますが、今回最も気になった生地を使ったシャツをご紹介しましょう。
よ~く見てくださいよ!
これ分かります?
遠目で見るとグラフチェック(方眼紙のような正方形のチェック)ですが、よく見るとさらに細かいチェックがあります。
これ面白いのが、リップストップの中の太い糸の色を変えて、グラフチェックを構成しているんですね。
リップ=裂ける、ストップ=止める、裂けるのを留める丈夫な生地がリップストップなのですが、
もともとミリタリーだかアウトドアのために生まれた生地を、しれ~っとトラディショナルなアイテムに変えてしまうギットマン。
やるね~~~~~!
そしてdiariesでは、その生地をPub Collar(=ラウンドカラー)に乗せ換えました!
特に意味はありません!個人的に欲しかっただけ!ww
強いてあげるとすれば、昨年WORKERSのシャツでグラフチェックのボタンダウンシャツが出てたので、
年度は違うけどかぶらせないほうがいいかな~って思っただけです!
あと何かこう、シャレた感じにしたかったからかな?
どこぞのドメスティックブランドが作ったみたいでしょ?
言うなれば、diariesがギットマンとコラボして作ったみたいな感じです。
なのでdiariesにしてはオシャレなアイテムだと思います!w
Coat/Farfield (Round bottom coat) ¥22,680-
Pants/TENDER Co. (Type130 tapered)
Belt/TENDER Co. (Wire belt)
Shoes/TENDER Co. (Siding boots)
そしてシャツとしてのクオリティも高いのは、さすがのギットマンでございます。
スプリットヨークとロッカーループがギットマンらしいところ。
ここもギットマンカラーの緑で縁取り。
このボタンホールだけ横になっているのは、ボタンホールを開きにくくするためです。
胸ポケットの柄合わせも当然のように。
ように???
一番下が合ってない!!!!!!!
ドンマイですね!w
アメリカ製なので許してください!
この生地をいたく気に入った私は、さらにこちらの型でもオーダーしてしまいました!!!!!
【ブランド】Gitman Bros.(ギットマンブラザーズ)
【アイテム】Graph Check Ripstop Shirt Jacket
【価格】¥24,840-(税込)
【コメント】
アレです!例の不人気モデル!
全然人気ないけど売れるまでやってやろうという決意を持たせてくれたやつ!
なんて言ってましたが、3年経ってようやくお客様の理解を得られたようで、
実は先月ですべてのShirt Jacketは完売しました!!!ウレシー!
と思ったのも束の間、また新しい素材でやっちゃいましたね~。
それまではナイロン、防水オックスフォード、チェック柄と、それなりにコンセプトを決めて用意してきました。
しかし、売れてきたのを良いことに、調子に乗って「好きな生地×好きな型」というだけでオーダーしてしまった。
初めてご覧になる方に説明すると、一言で言うと「邪道なアイテム」なんです。
ギットマンヴィンテージ=シャツメーカーという条件を踏まえて。
アメリカでも5本の指に入るシャツメーカーなので、そこにアウターを作らせるという邪道なアイテム!
その名もShirt-Jacket(シャツジャケット)!
基本的にはシャツの作り方で、アウターぽくデザインしましたよっていうアイテムです。
例えばボタン。
比翼仕立てにして、見た目はスッキリ。
そして裾はラウンドカットではなくスクエア。
さらには裾の両側にアジャスターが付いて裾幅を調節できます。
シャツとアウターの中間のようなアイテム。
実はこのアイテムを推すのには意味があります。
日本はどんどん暑くなってきて、10月もTシャツで過ごせちゃう人もいるくらい。
でもさすがに10月で半袖Tシャツ1枚というのもなんだかな~って思いまして、
シャツの出番が年間を通して多くなってくると思うんです。
アウターの出番が減ってくる代わりに、こんなちょっと変なアイテムがあれば、
さらにまた洋服が楽しくなるんじゃないかな?という理由から。
具体的には、シャツオンシャツが違和感なくできるニクイ奴なんです。
Shirt/New England Shirt (N.Y.-fit Corduroy B/D) ¥17,064-
Pants/WORKERS (Baker pants) ¥16,200-
Shoes/Quilp by Triker’s (Plain oxford) ¥104,760-
襟元のレイヤード(重ね着)がたまりません!
もちろん寒くなったら、スタンドカラーシャツとして着てもらってOKです。
にしてもこの生地。リップストップのくせにかなり薄いので、来年の春まで隠しておきたかったな・・・
このシャツジャケット、春夏は間違いなく活躍するのに。
でも気に入っていただいけた方は、お早めにお願いします。
それではまた。お店で会いましょう。