お店ができるまで。その2

ダイアリーズのお店ができるまで。

お店を出すために本格的に動き出したのが約1年前。

最初に何をやったかというと、「名刺」を作ることでした。

実家の住所と電話番号とフリーメールのアドレスを記載し、
営業先で知り合った同業の先輩や、東京にいるときの友達をつたって、取引先を開拓しながら名刺くばり。
これくらいは、リク●ートで営業をやってきたんでお手のもんです。

名刺をもらったら3日以内にメールでフォローの連絡。
取り扱っているブランドの写真を送ってもらったり、展示会のアポをとったりと、
たくさんの商品を見ながら、アパレル時代の勘を取り戻していきます。

同時進行で、展示会などで東京に行ったら、必ず家具屋に立ち寄って什器探し。

服を選んだら、それを引き立たせる棚やラックが必要です。
また、アンティーク家具などは1点モノなので、その時に買わないとなくなってしまうのと、
お店のオリジナリティを追及するのに欠かせません。

もう一つ大事なこと。マーケティングです。
こんな言葉を使うと堅苦しいですが、やっていることは、
●自分が出したいと思った地域をまずは歩いてみる。平日も土日も。
●地域にあるお店を見てみる。どんなものが打ち出されているか見る。
●地域にあるお店のインターネット販売を見て、売れ筋を見極める。
●国勢調査を見て、自分のお店のお客様になってほしい人が、
 その地域にいるかどうか調べる。
などです。

もちろん歩いている時には、空き物件をメモすることも忘れずに。

そうするとだんだん、自分がやりたいこと(will)・できること(can)・やらなければいけないこと(must)
が分かってきて、お店のイメージが具体的になります。