人生に関わる服

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ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「老後の日」だそうです。

ふと、いつまでこの仕事続けられるんだろうって思う時があります。

老後の心配どころか、それ以前の問題。。。

でも、Diariesに置いてあるような服だったら、年とって着ててもカッコいいだろうなあって思ったり。

50年着たら、それも立派なヴィンテージになりますよね。

最近、久々に古着屋さんで買い物をしました。

ボロボロリメイクの白いダブルのジャケット

後身頃はアクションプリーツとウエストベルトにウエスタンヨーク。俺、大好き!こういうディテール。

タグを見てみる。

Loraine Haspelというのは、どうやら生地メーカーらしい。

Loraineが生地で、Haspelがテーラー???

ニューオーリンズだから、アメリカ南部からはるばる日本までやってきたとさ。

想像するに、このジャケットを着ていた人は、

ミシシッピ川の船上でシャンパンを傾けながらジャズに身を任せていたんじゃないかな。

でも、一番気に行ったのはここ。

もう捨てろよってくらいのボロボロのリペア。

しかし、ここまでして着なければならなかった理由はなんなのか。

もしくは、新しい服が買えないくらい貧困で、拾った服を適当にリペアして着ていたのか。

正直ここまでの情報では、この服が作られた年代は分からない。

しかし、ここでおおよその年代が判明する。

リペア部分。

30~40’sのHBT(ヘリンボーンツイル)

そして、もう一カ所。

30’sを代表する素材。ブラックシャンブレー。

今やお宝を代表するような2種類の生地でリペアしてあり、今こんなリペアをしたら怒られますよ!

ということは、このジャケット20~40年代くらいになるんでしょうか。

袖を通した瞬間、この歴史を継ぐのは俺しかいない!と思い購入に至りました。

でも、Diariesの服もこれぐらいボロボロになるまで着てくれたら、ホント嬉しいです。

俺が作った服じゃないんで、そんな偉そうには言えないんですが、

自分がセレクトする服は、丈夫で長持ち、着れば着るほど愛着が湧くことを念頭に置いてるので、

その人なりに、どんどん手を加えて着ていって欲しいんです。

服なんて所詮消耗品で、どんどん摩耗して消えて行くもの。

しかし、あなたが手縫いでひと針手を加えることで、全く別の意味を持たせることができるんです。

あなたらしい人生に、あなたらしい服を提案する。それがDiariesの使命でもあります。

なんだかアツく語ってしまいました。

最近暑くなってきたのに、すみません。。。

今日は週に1回許されているビールの日なんで、あびるように飲んで頭を冷やしてきます。

じゃ、また。お店で会いましょう!

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【Diaries(ダイアリーズ)】

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