Guernsey woollens(ガンジーウーレンズ)のTraditional Guernsey Sweater

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ダイアリーズの
今日は何の日?

今日は「ノーベル賞制定記念日」だそうです。

ノーベル賞とまではいきませんが、つくばマラソンには小ネタが結構しこまれてます。

まだだ、まだ終わらんよ!

ララァ、私をフィニッシュへ導いてくれ!

これは面白く、そしてウザかった。
1kmごとにある看板だが、もちろん見る。そして次は何だろうという気にはなる。
しかし、集中して走っている時にちょっとツボなネタに出会ってしまうとまずいことになる。
面白くて足が止まってしまうのだ。

またマラソンネタですいません。当分続きますので、ヨロシク。

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】Guernsey woollens(ガンジーウーレンズ)

【アイテム】Traditional Guernsey Sweater

【価格】¥18,900-(税込)

【コメント】
今年も入荷してまいりました、ガンジーセーター。

2年前はLe trico de la maleの物でしたが、今回はまたちょっと違ったデザインのガンジーを見つけたので、
Guernsey woollensのガンジーセーターをセレクトしてみました。

初の取り扱いになるので、まずはブランド紹介からどうぞ。(長いので覚悟してください!)
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Guernsey woollens(ガンジーウーレンズ)は、30年に渡り伝統的なガンジーセーターを作り続けているブランド。
ガンジーの名前の由来はイギリスとフランスの間に浮かぶチャンネル諸島内のガンジー島に由来します。

その島で17世紀ごろから伝統的に作られてきたのがガンジーセーター。

これがガンジーセーターの特徴的なデザイン。

動きやすくするためにわきの下に設けられたダイヤモンド(アンダーアームガゼット)。
首・肩・裾にあしらわれたリブは、船と陸をつなぐハシゴを表現しています。
また同じく肩にあしらわれたガーターステッチは、波や砂浜を表わしています。

主にガンジー島の漁師達が着用していましたが、その後イギリス中にガンジーセーターを着た漁師達が増えていきます。
そして更にはロイヤルファミリーにも愛されるようになり、
中でもエリザベス1世とスコットランドのメアリー女王が好んで使用していました。

そしてガンジーセーターは、19世紀になってから世に広く知られるようになります。
きっかけは1857年、ネルソン提督がイギリス海軍のユニフォームとして、
カナダ・ノバスコシア州のハリファックスに駐屯するイギリス軍兵士に支給したことです。

このようにして何百年もの間、殆ど形を変えず伝えられてきたガンジーセーター。
ガンジーウーレンズは伝統的な手法と近代的な設備を整え、
現在でもチャンネル諸島で作り続けています。
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という歴史を持った由緒正しき英国製のニット。
先程のブランドタグの写真を見ても分かる通り、MADE IN GUERNSEY BRITISH ISLESと書いてあるところに誇りを感じます。

昨年あたりから、ニットが急に注目されはじめましたが、ニットといえばやはりイギリス。
シェトランド、フェアアイル、アランなどなど、中でもガンジーニットのデザインは特異なもののように感じます。

それでは詳しく見ていきましょう。

先程のブランド紹介で書いたように、こちらがダイヤモンド(アンダーアームガゼット)

わきの下に立体的に当てられたガゼットですが、これ着易くするためにあるんだよね???
実際に着てみると、ただでさえ肉厚のニットなのにそれが折り重なって縫製も膨らむもんだから、きにくいったらありゃしない!
俺が気にし過ぎなのか?
しかしその一筋縄じゃいかない感じが、質実剛健のガンジーセーターらしくて好きです。特異でしょ?

次にこちらがリブスリーブトップとガーターステッチパネルとガーターステッチウェルト。


リブ編みは船と陸をつなぐハシゴを表わしていると書きましたが、何のためか?

ここには暖かいストーリーがあります。
もともと寒い海に漁へ出る漁師の為に作られたニット。

ではそのニットは誰が編んでいるのか。
それは漁師達の妻なんです。

冬の海はとても危険な場所。
だから彼女達の旦那さんが海に出てもちゃんと帰ってこれるようにと、ハシゴをあしらったんです。
また波や砂浜を表わすガーターステッチは、豊漁を願って。

さらに言うと、ガンジー島の漁師達が来ていたセーターには、このように胸に編み模様が施されてしました。
しかもこの模様は家ごとに違うのです。

これにも実は意味があります。
先程も書いたように、海はとても危険な所。当然、帰らぬ人も出てくるわけです。
海に沈んだ遺体は岸に流れ着きさえしますが、そうなるともはや人の姿を留めてはいません。
しかし、ガンジーセーターはその模様でどこどこの家の者だということを示してくれるのです。

正に愛と哀をたたえる、戦う漢(オトコ)の為のセーターなんですよぉぉぉ!!!!!

哀・戦士

死にゆく男たちは 守るべき女たちに
死にゆく女たちは 愛する男たちへ
何を賭けるのか 何を残すのか
I pray, pray to bring near the new day

戦争ってのはね、たくさん人が死ぬんです。
この歌は子供にも分かりやすく戦争の陰を伝えてくれるような気がするんです。。。
戦争なんてのはやっちゃダメなんですよ、絶対に。

すいません!つい話が逸れちゃいましたが、そういうわけで生きてくのも闘いなんですね!

闘ってます私!

体脂肪と!カッコよくなりたいから!!!

ちなみに、ガンジーセーターは本来であればネックの形がハイネックっぽくなってて前後関係なく着ることができるんですが、
今回入荷してきたのはボートネックタイプ。

メーカーさんの別注によるものです。

これがまたシャレてて、バスクシャツとの組み合わせがやたらカッコいいですよ。

こちらはDaily Wardrobe Industry by Le minorのボーダーに合わせて。

そしてGlaconでは?

どちらも甲乙つけ難くてまいるわ。

もちろん先程のスタイリングのように、ボタンダウンシャツでもOK

最後に素材ですが、

ガンジーセーターは圧倒的に重たいです。

重たいということはデメリットでは決してなく、重たい=毛糸を多く使っているからなのです。
つまり、糸の「撚り」を強くしてしっかりと編み込むことで防風性を高め、強度も上げているのです。
また糸を撚り続けていくとどうなるか?
皆様もその辺に落ちてる糸を指先でクルクルと撚ってみてください。次第にスプリング状になっていくのが分かるかと思います。
そうすることで自然なストレッチ性を生み出しているのです。

いかがでしたでしょうか?
漁師が着るというフィッシャーマンセーターの中でも、ひときわミニマムなデザインながら、
大変ディテールに凝ったガンジーセーター。
是非一度ご覧いただくことをオススメ致します。

よろしくー

じゃ、また。お店で会いましょう。

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