※6/29(水)・6/30(木)は、休店日とさせていただきます。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)
※コロナ対策実施中です。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「パフェの日」だそうです。
まあ~なんやかやでパフェって究極のデザートだよな、と。
パフェの語源ってフランス語のParfait(パルフェ)、その意味は「完璧」だそう。
完璧なデザート、ヤバくない?
それはさておき、先日訪れたのは、つくばに新しくできたお店。
その名も棕櫚(シュロ)
ご覧の通りのカレー屋さんでございます。
どんなカレーかといいますと?
南インドカレースタイル。こちらもパルフェなカレーでした。
つくばといえば、既にカレー激戦区ではありますが、私の好きなヘラディワやダールジー、
そして人気のアヤカリ亭とも異なるアプローチで、さらなる選択肢ができたのは嬉しい限り!
ちなみに、僕らが行った時はオープンしたばかりでお客様は少なかったのですが、
早くも人気店となってしまい、1~2時間待ちは当たり前と聞いております。
元病院をリノベーションしたカッコイイお店で、ゆっくり食事を楽しみたいんですけどね。
次は夜に予約して行く予定。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】comm.arch.(コムアーチ)
【アイテム】Rec:Supima Pile S/S
【価格】¥15,400-
【コメント】
コムアーチより、最後のパイルが届いております!!!!!
って、アレ?この素材、もう作られないんじゃなかったの?と、当ブログをご覧の方には思われるかもしれません。
ええ、生産は終了しております。これで正真正銘の最期。
でも何で今季もリリースされているのかというと、生地は既に仕上がっていたから。
さすがに生地を廃棄するわけにもいきませんからね。
なので、ある生地だけで作られた最後のリカバリースーピマのパイル生地というわけです。
それでは改めまして、このRec:Supima Pile(リカバリースーピマパイル)生地について説明してまいりたいと思います。
水のように滑らかな素材でパイル編みされた、高級ホテルのタオルのような極上の肌触り。
(ただし高級ホテルには泊まったことはない。残念。)
汗をかいてもベトつかず滑らかで、洗濯しても劣化が見られない(多少毛羽立ちます)恐るべき素材です。
これには糸に秘密があります。それは「リカバリー加工」というもの。
具体的には教えられていませんが、加工後に綿繊維に起こる現象は「ルーメンの復元」だそう。
このルーメンとは、天然素材の中心にある空洞になっている部分のこと(内腔)のことを言います。
ではルーメンとは何なのか?
これはコットンの繊維を図解で表したもの。
画像の右下にLumen=ルーメンががががああぁぁぁっぁあぁぁ!!いるぅっ!
これがルーメン=内腔。
内腔の周りに第二障壁があったりして、一番外側が聞いたことあるキューティクル。
で、この綿繊維が様々な製造工程を経た結果、ルーメンがつぶれてしまうらしんですよ。
そのルーメンを復元することができるのが、リカバリー加工だそうです。
とてもじゃないですけど肉眼では確認できない世界の話。すごいわ日本の工場!
加工といっても付け加えではないところがすごいんです。
復元だから、時間が戻ってるような感じですかね!?
野菜で例えると、取れたてを味わえるみたいなもん。
コットンのポテンシャルを存分に味わえるんですね!!!
でもなんでそんな服がもう作られないのかといいますと、これには深い事情がございます。
一言で言うと、「デザイナーのこだわりに誰もついて来れなかった」からかな?
あまりに生地が柔らかく繊細すぎて、量産には向かない素材だったのかもしれません。
作るのも大変、売るのも大変、そういう物がなかなか理解されにくい時代となってしまいましたが、
このようなアルティザンな姿勢は大事に守っていきたいんだよな、と思う今日この頃。
これがそのRec:Supima Pile Tシャツです。
あまりの着心地の良さに、一度着たら脱ぐのをためらいます。
また、この着心地を得るためには、さすがにある程度気を遣わないといけない素材ではあります。
(僕は適当に着て、パイルをひっかけたらハサミで切っちゃってますけどね。穴が空いたら繕えばいいし。)
でも、この素材のように「何かを手に入れるために、何かを諦める」ようなブっ飛んだ着心地、体験してみたいと思いませんか?
もちろんレディースもございます!
こちらもデザインは基本的に同じで、女性用に身幅・着丈が調整されています。
うだるような暑さですが、少しでも快適に過ごして頂けたら。。。
それではまた。お店で会いましょう。