※11/17(木)は、休店日とさせていただきます。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)
※コロナ対策実施中です。
※12/3(土)~12/4(月)は、アンティークウォッチイベントです!
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「洋服記念日」だそうです。
洋服バンザイ!というわけで、皆様ご覧いただいておりますでしょうか?弊店のYouTube。
https://www.youtube.com/user/Diaries0905
昨夜新作動画をアップしたので、よろしければご覧ください。
そうそう、YouTubeを初めて実は1年くらい経っているのですが、徐々に改良を重ねて字幕まで付けたりとそれっぽくなってはきました。
当初は字幕も全部手打ちかな?なんて思ってたら、今はAIが言葉を拾ってくれるんですね。すごい時代。
ダイヤリー3万円をダイアリーズモンゴルに変えたりします。
AIのNG週みたいな感じでほっこりしますね~!
この回はこんなのも?
いやいや!おじいちゃんひっぱたいちゃダメ!
たまにこういうインパクトの強いワードが出てくると、元の文言なんだったっけな?と、結構大変ですね。
そんな誤字脱字もあれば教えてください!粗さがしするくらいじっくり見てもらえると嬉しいです!!!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】1ST PAT-RN(ファーストパターン)
【アイテム】Crafts Trousers
【価格】¥51,700-
【コメント】
ようやく1ST PAT-RNの追加分の商品も無事に届きまして、遅ればせながらジャンジャン紹介してまいりたいと思います!
それではまずご紹介いたしますのは、昨シーズン登場したところ、皆様の頭の上にに「???」のマークを沢山作り出したあのアイテム!
その名も、「THIS IS NOT A DENIM PRODUCT」
どう見てもデニムにしか見えないのに、何故NOT A DENIMなのか?????
それをまず説明していきたいと思います。
「THIS IS NOT A DENIM PRODUCT」
1S PAT-RNが全精力をかけて2022年にリリースする、NOT A DENIM素材を使用したアイテムです。
どう見てもデニムにしか見えないNOT A DENIM。これは1ST PAT-RNが、レプリカでもなく奇抜なアイデアも使わず、
デニム生地をどうすればUTILITY(機能的)になるかを考察し生み出した素材です。
その考察は、デニム生地の起源であるSerge de Nimes(サージドゥニーム)まで遡りました。
そしてその「ニーム地方のサージ生地」を元に、さらに機能的な素材にするため、持続可能な素材でもあるヘンプを使用しています。
ヘンプはその中空構造から天然の体温調節機能を持ち、1年を通して着用することができます。
また糸ムラは生地に表情を与え、さらに糸が持つ弾力性は生地に柔軟性を与えています。
そして驚くべきことに、この生地はデニムのような色落ちがありません。
インディゴではなく反応染めを採用し、あくまでもネイビーサージに留めています。まさにNOT A DENIM。
以上がオフィシャルの説明。
もうちょっとかみ砕いて言いますと、なぜNOT DENIMかというのは「デニムの定義を満たしていない」からと考えられます。
というのは、デニムの元祖はフランスのニーム地方で生まれたサージ生地、Serge de Nimesと言われています。
それは、「タテ糸にインディゴ、ヨコ糸に晒しの糸を使った、綿100%のサージ(綾織)生地」のことなんですね。
それを踏まえて、まずファーストパターンの生地はインディゴではなく、一般的な定着の良いリアクティブダイ(反応染め)
の染料を使用しています。つまり色落ちがありません。
そして、サステナブルな素材という観点からヘンプを混ぜています。
ここでもまた綿100%ではないので、デニムの定義を外れるわけです。
さらにこの生地、コットン×ヘンプの糸を甘く撚っているので、ストレッチ素材を入れていないのにもかかわらず。
柔軟性が非常にあり、軽くしなやかなんですね。
結果として生まれたファーストパターンのNOT DENIM生地は、
多くのデニムに見られるような「硬い」「重い」「激しい色落ち」という問題を解消し、
「柔らかく」「軽く」「劣化しない」新しい生地となったのです。
あまつさえ天然素材のみにもかかわらず、若干のストレッチ性させ付与しています。
ここまで来るとデニムに似せたネイビーの生地になるだけに、
果たしてNOT A DENIMというおおげさな表現が必要だったのかどうか?
否!必要なのです!
DENIMを見つめ直すことから始まり、生まれたのは偽デニムだとすれば、
このファーストパターンのNOT A DENIMはデニムにとってのアンチテーゼ。
とすれば、ついに1ST PAT-RNはデニムにAufheben(アウフヘーベン)を起こしたのであります!!!!!
もはやデザイナーのクリスティアーノは、デニム界のヘーゲルとなったのです!知らんけど。
(いや、まじで弁証法とか説明できないから・・・)
というわけで、そんなNOT A DENIMを用いて作られたパンツがコチラ。
1ST PAT-RNが考える軍パンのシルエットを用い、デザインされた5ポケットパンツ。
ややルーズでテーパードがかかるかかからないか?といった、非常に履きやすいシルエットです。
バックポケットはボタンで留めることができます。ウエストのタブでサイズ調節が可能。
そのボタンにも注目です。
メタルボタンなのですが、ずいぶんマットな質感じゃないですか?
これにもファーストパターンらしい秘密があるんです。
このマットな質感は、非常に細かいエンボス加工(凹凸を付けている)を施しているのですが、
もともとはミリタリーウォッチなどの時計に施す技法なんです。名前を「パーカー加工」といいます。
なぜミリタリーウォッチかといいますと、メタル部分が反射して光らないようにするため。
なので、先ほど「このパンツは軍パン」と書きましたが、ボタン一つまでこだわっているというのがお分かりいただけますでしょうか?
さらに、ファーストパターンらしい秘密というのは、この加工は時計で行われていたということ。
以前からDIARIESが扱うファーストパターンの商品を覚えている方なら、これが分かりますかね?
そうです。あの1ST PAT-RN×TIMEXのコラボウォッチ。
この時計のケース部分をよくご覧ください。
まさにこれと同じ加工なんですよ!!!!!!!!!!
この時計は、1ST PAT-RNのCristianoがデザインしたもの。(彼は時計にも詳しいんです。)
そしてクリスティアーノは、もうずっとこのアイデアを温めていたんだろうなと思うと、
彼には一体どれだけの引き出しがあるんだ???とワクワクさせられるんですね!
そしてまた手前味噌ですが、ここまで説明できるのも、長年1ST PAT-RNを取り扱っているDIARIESだからというのもお忘れなく!wwwww
まだまだお伝えしきれない魅力たっぷりの1ST PAT-RNを、DIARIESの目線で紹介してまいりますので、どうぞご期待ください。
あ、着用画像のっけておきますね。
夏は涼しく、冬は暖かく。クリスティアーノは、ヘンプが持つその機能性に着目しました。
なので、これからの時期に穿いても大丈夫なんです。
おそらくヨコ糸にヘンプを使っているので、折り返すとうっすらベージュがかったヘンプが見えます。
股上深めで、ポケットもヨークも深め。お尻周りが包み込まれた安心感がハンパないわ!
これで全く色落ちしないってんだから不思議よね。前回リリースなのでまだ半年ですが、ほとんど色が変わりません。
ずっと濃いままって、僕みたいなオジサンには良いんです。デニム穿いても上品なままでいられるので。
あと、このように濃いデニム色に白シャツってのも、普通のデニムだと移染してできないから新鮮ですね!
というわけで、この辺の説明はすでに動画でも説明しております。
合わせてご覧いただければ幸いです。
それではまた。お店で会いましょう。