※4/12(水)・4/13(木)は休店日です。(展示会シーズンは休みが増えます)
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)
※コロナ対策実施中です。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「灌仏会」だそうです。
お釈迦様が生まれた日ですね。
僕は仏教徒なので、本来であればクリスマスよりもハロウィンよりも盛り上がらないといけないわけです。
なので、今夜街の中で盛り上がってる人は、真の仏教徒だと思って尊敬しますよ!!!
というわけで、私は一人静かに甘茶と呼んでるアルコールを飲んで、お釈迦様に手を合わせます。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】Yarmouth Oilskins(ヤーモスオイルスキン)
【アイテム】The Maritime Over Shirt
【価格】¥42,900-
【コメント】
DIARIESが好きな「インポートらしいデザイン」を地味に持っていることから、地味~にセレクトをし続けていて、
地味~~にお客様に人気のあるヤーモスのアイテム。
インポートらしいデザインとはどいういうことかと言いますと、一言で表すと「クセが強い」ってところ。
変なところにこだわり、時におおざっぱ。日本人の体形にも合わないけど、そのノイズが生み出すシルエットが予想外に楽しいんです。
TENDER Co.なんかは特にそうだよね!?
そんなある意味DIARIESらしいブランドがコチラです。
あのYarmoです!
実はYarmoのブランド名の元となったのが、イギリス最東端の街・Great Yarmouth(グレートヤーモス)。
1989年、その港町で水産関係の労働者のために服を作り始めたのが、Yarmo誕生のきっかけなのです。
そして、このレーベルで使われているYarmouth Oilskinsというのは、
バブアーのような防水のオイルドジャケットを作り、それが労働者にウケて広まっていったんですね。
ちなみにロゴの魚はニシンだそう。グレートヤーモスでは、ニシン漁が盛んだったんですね。
(魔女の宅急便で有名なニシンのパイですが、実はイギリスの郷土料理だったりします。)
そんなヤーモスオイルスキンズが作ったアイテムを、詳しく見ていきましょう。
デザインは、Yarmouthのショップが1930年代に扱っていたカタログの写真から、1930年代のフランネル生地のアーミーシャツに目をつけました。
そのシャツを元に、今回はイギリスの北側・北海の船上で強風から身を守るために、船乗りが重ね着するセーラーシャツをイメージしています。
だから商品名がMaritime(=海事)。
オーバーシャツなので、全体的に大き目のデザイン。
サイズLは、身長185㎝くらいの方でもいけると思います。
縦に長い大き目の胸ポケットが特徴。
単純に容量の多いポケットですが、なぜここまでポケットをタテに長くする必要があったのか?
ずいぶんマヌケなデザインだなと、こういう部分でクセの強さを感じます!!笑
そのくせに、ポケットフラップにはペンポケットも付いてたり、
脇の下にはベンチレーションのための穴が空いているなど、無駄にこだわっているのが良いんですよね~~~!
シャツながら、ハンドポケットも付いているので便利。これが「オーバーシャツ」たるゆえんですね。
オーバー=一番上にバサッと羽織るのが目的。
襟はラウンドカラーにし、重ね着した時にも首回りがスッキリと見えるようにしています。
アメリカ軍でいうところのCPOジャケット的な立ち位置ですが、こちらはかなり作りこまれたディテールだと思います。
艶のあるボタンはコロゾボタン。それだけでもちょっと高級なのですが、さらにブランドの刻印まで入れた猫目ボタン。
これ特注ですよ!結構お金かかってて、なぜここまでやるかと思うのですが、これだからカッコいいんです!!!!!
そんなわけで、気が付けば残るはサイズLが1着のみ。
僕でもちょっと大きいので、身長180㎝以上の方であれば是非ともご検討ください!
それではまた。お店で会いましょう。