diaries blog | SANDERS(サンダース)| 2247 Officer Shoes

※5/17(水)・5/18(木)は、休店日とさせていただきます。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

※コロナ対策実施中です。

※6月最終週は、OLD TOWNのオーダー会があります!!!

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「ヨーグルトの日」だそうです。

辛さを抑えるには、やはりヨーグルトが一番いいと思うんですよ。

南インドカレーで言うところのライタみたいなね。

そんなわけで、辛いといえばまた都内で四川フェスが開催されてたみたいで、またまた我らが麻辣十食が出店してたみたい!

(こちらは先月伺った時の新メニュー)

都内の方で行かれた方いませんかね?

今回の麻辣十食、中華風ハンバーグと汁なし担々麺だとかで、お店でも食べられない限定メニューなんですよ。

この店のオーナーの料理に対する姿勢がガチという意味でのガチ中華なので、ホントDIARIESと麻辣のハシゴはお勧めです。

まさか中華料理屋のオーナーに、日本酒を紹介されるとは思いませんでした!美味いものの飽くなき追及!

中華に合う日本酒、いいですね~。またお猪口ではなく、盃で出してくれるというのもちょっと嬉しい。

この前久々に行ったら、辛くないメニューが増えてたのと、日本語が分かるスタッフも増えてたので、おススメしやすくなりました。

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】SANDERS(サンダース)

【アイテム】2247 Officer Shoes

【価格】¥53,900‐

【コメント】

レディースの革靴を用意してみました。

革靴原理主義とも言われるDIARIESでございますが、もちろん女性にも革靴を履いてほしいと思っています。

しかしながら本格的な革靴はどうしても重くなったり、お手入れの面倒くささだったり、ハードルがちょっと高め。

なのでこれまでは、デッドストックや買い付けに行ったときはユーズドの革靴をお勧めしていました。

しかし、段々とデッドストックも見つからなくなり、買い付けにも当分行けないなということで、いよいよ本格的に女性のための革靴探しを始めることに。

色々と探した結果、白羽の矢が立ったのはやっぱり僕達私達のサンダース!!!

メンズではなんどか別注を重ねてきて、それなりに長い付き合いではあるのですが、レディースは初めて。

かわいい靴ではなく、かっこいい女性の靴を求める中で、良いのがあったんですよ~~~!

 

それでは久々の紹介となるので、まずはブランド説明からどうぞ。

Sanders & Sanders Ltd.は、1873年にウィリアム・サンダースとトーマス・サンダースの兄弟によって、

ラシュデンに設立された約135年の歴史を持つ、靴の聖地ノーサンプトン最後の実力メーカーです。

会社はファミリー・マネジメントの第四世代中で、90人以上の職人を雇っています。

現在では生産機械と高度なコンピュータ制御システムに補足されていますが、伝統的なグッドイヤーウェルト製法は現在でも引き継がれ、

素材へのこだわりは今でも変わらず、天然素材をパーツのほとんどに使用しています。

その証として、イギリスの靴業界の分野としては僅かなメーカーにしか与えられていないIS09002の認可を取得しています。

商品はイギリス市場に供給するのと同様に、30以上の国と地域に輸出しています。

日本へは2006AWより本格的に導入となります。

特にSanders Uniform Footwear Collectionは世界中の多くの警察、Military、およびSecurity用のシューズとして採用されているコレクションとして有名です。

また、イギリス国防総省(MOD)向けに供給されるレザーシューズ(UK製)のほとんどがSanders製で、

ファクトリーの約50%をその製造ラインとして割当てられています。

その為、自社コレクションは他のノーザンプトンのメーカーと同様のグットイヤーウエルト製法と天然素材を使用しても製造コストが抑えられ、

コストパフォーマンスに優れた伝統的なMade in EnglandのShoesを製造できるのがSanders最大の魅力です。


というブランドです。

 

改めて見ると、「メーカーらしいメーカー」でした。

最近のイギリスの革靴ブランドって、どこもかしこも価格高騰してる中、サンダースは最小限に抑えています。

それができる理由としては、直営店などを出店してないからといった理由も考えられます。

メーカー(=生産)以外の販管費がかからないため、コストを抑えることができているのではないか?と思うんです。

それを考えると、実直にモノづくりにこだわってきたサンダースは、正しく革靴ブランドというよりもメーカーなんですね。

 

そんなサンダースの数あるラインナップの中から選んだのはコチラ。

2247 Offier Shoesというもの。

MOD(英国国防省)へのオフィシャルサプライヤーであるサンダース社が収蔵している、

ミリタリーシューズのアーカイブモデルを基にラストから企画されたコレクションの中から。

これまでレディースでも、サービスシューズと言われるミリタリーのデッドストックを多く扱ってきたので、

サンダースでもまずはサービスシューズから始めようと思います。

また、サンダースのサービスシューズといえばブランド説明にもある通り、

イギリス軍の正式なコントラクターが作る革靴なので背景としてもこれ以上ないですね。

さらに、サンダースのサービスシューズは丸っこい木型が多い中、こちらの2247はメンズの木型を元に女性用にアレンジして作られていて、

ノーズ(足の甲からつま先にかけて)がちょっと長くデザインされているものなんです。

女性が履く革靴って、トゥが丸っこいものが多いでしょ?

でもこれはメンズの革靴みたいにキリッとした表情なんです。

あとレザーもポイントですね。

先ほど「メンテナンスが面倒」と書きましたが、この革なら手間がかかりません。

アッパーはポリッシュドレザーというもの。俗にいうガラスレザーってやつですね。

光沢があり傷や汚れが付きにくく、比較的雨にも強いのが特徴です。

もちろん合皮じゃないですよ。本革の上に、特殊な塗料でコーティングしてあるんです。

ブラッシングの後、少量の水を含ませた柔らかい布で磨くだけで光沢が復活するので、手間いらず!

アクセントとなるトリプルステッチ。別名ピューリタンステッチと呼ばれる、特徴的な3本のステッチラインが羽根部分に施されています。

ヒール部分には女王のクラウンマークを表現する事が許されています。さすがサンダース!!!

アウトソールは、いわゆるダイナイトソールと呼ばれる形ですが、ITSHIDEという会社のソールです。パターンは雨でも滑りにくいってやつ。

というわけなので、革靴ですが天候も気にせずガシガシ履けるんです。革靴のストレスが全く無いと言っても過言ではありません!

とにかく革靴へのネガティブなイメージを払拭しつつも、革靴の作りという部分では要所を抑えたものを選びました。

少しでも興味を持っていただけると嬉しいです。

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。