※8/23(水)・8/24(木)は、休店日とさせていただきます。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「バイクの日」だそうです。
DIARIESでバイクと言ったら、おなじみのT崎さん。
先日の来店時も、俺の予想の上を行く合わせ方をしてたので、思わず写真を撮らせてもらいました。
Vest/1ST PAT-RN
Jacket/Langlitz Leathers
Pants/OLD TOWN
Shoes/Aurora Shoes
まさかファーストパターンのサービスベストを、ラングリッツレザーのゴートスキンの上に合わせてもらえるとは嬉しいですね~!
完全にファッションとしての域を越え、バイクに乗るための道具として昇華した瞬間でございます。
自分がセレクトしたアイテムに、ファッションのためだけではない可能性が見えることが嬉しいんです。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】California Story(カリフォルニアストーリー)
【アイテム】Treasure Island
【価格】¥18,700‐
【コメント】
ブランドも始まったばかり!そして日本初上陸!ユルくて良い感じのアイテムが届いてますよー!
その名はCalifornia Story(カリフォルニアストーリー)
California Storyは、カリフォルニア州ロングビーチ在住のモロッコ人女性・Soad Knouniと、
ロサンゼルスのダウンタウンにある縫製工場との協業により、2023年秋冬から始まったパンツブランド。
主に1970~2000年代初頭のアメリカ製デッドストック生地やガーメント、パーツを使用し、
ベーシックなデザインながらパターンやディテールにこだわり作られています。
ブランドのコンセプトカラーは、UCLA YELLOW。
オーバーサイズで穿いた時にベルトを絞ると、鮮やかな黄色のベルトがアイコンとなるようにデザインされています。
というブランドです。
年々少なくなっている中、アメリカ製というだけでも嬉しいですね!
そしてまた、デザイナーと縫製工場との協業となるとValarsaが思い浮かびますが、
こちらのCalifornia Storyは、あそこまでガチガチの作りではなく、アメリカらしく?かなりチープです!笑
だがしかし、このチープさが良い。
いやチープさは決して良い物ではないんだけど、ベイカーパンツの形と組み合わさった時は、そのユルさが出す雰囲気が最高なんです!
ハッキリとは言えないんですが、なんていうかこう~アメリカ製のワークパンツが欲しいけど、
ゴリゴリに作りこんだデザイナーズブランドじゃないやつでいいとなると、ガ〇ホーとかプロ〇パーになりがちなんです。
全然いいんです。それでいいんですけど、僕的にはちょっと薄味で。お店のバイヤーとしても置きに行った感もありつつ。
なので、このCalifornia Storyには、アメリカ製大量生産のチープさも感じつつ、でもちゃんと服好きのツボを押さえた、かなり絶妙なアイテムだったんです!!!
1960年代のアメリカ軍Utility Trousersをモチーフにした、太目のストレートパンツ。
いわゆるベイカーパンツってやつですね。
特にデニムベイカーとなると、僕はセレクトがかなり慎重になります。
ジーンズはゴリゴリにこだわる分、ベイカーはデニムといえど適当でいいんじゃね~の?と思ってます。
むしろその適当さがベイカーパンツの魅力だと思うので。
でもね、実は股のパターンがなかなかいいんです。ここは女性デザイナーならではの気遣いでしょうか?
股上深め、お尻周りゆったり目で、履き心地がかなり良い!!!
縫製もチープ、デニム生地もペラ目に見えながら、実は今回使用しているデニム生地は、
1990年代にノースカロライナにあったコーンミルズ社で織られた12オンスデニムです!!!
さらにウエストのドーナツボタンは、こちらも1990年代にオハイオ州で生産されたデッドストックのボタンを使用しています。
オマケのベルトもチープそうに見えて、これが結構ちゃんと織ってあって硬いんですよー!
バックルのDリングはしょぼいけど。まあメタルなだけマシな方かな?
バックスタイルもシンプルに。このシンプルさが、プリズンパンツみたいでいいですよね。
製品は、カリフォルニア南部Comptonにある加工場で、ウォッシュ後タンブラー乾燥を行なっており、縮みはございません。
妙技ですね!このご時世で、このバランスで作ってくれるのはありがたいわ~~~!
適当に色落ちを楽しんでください!!!
それではまた。お店で会いましょう。