diaries blog | comm.arch.(コムアーチ)| Hand Framed Cotton Linen C/D

※3/7(木)・3/13(水)・3/14(木)・3/21(木)・3/28(木)は、休店日とさせていただきます。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

※6月にOLD TOWNのオーダー会、7月にアンティークウォッチフェアがあります!あと、その前にLOUNGE ACTのオーダー会もやろうかな。

 

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「サンゴの日」だそうです。

ここだけの話なんですが、実は今、日本でここだけでしか見られないブランドがあるんですよ。

本来であれば、今季より大々的に新しく取り扱う予定のブランドだったのですが、

なんと、納品直前の1月にバックレられてしまいました。

イギリスはマンチェスター発のブランドで、さらにメイドインマンチェスターということで、非常に期待を込めていたのですが。

このドタキャンぶり、リアムかよって感じです。マンチェスターだけに。

もしかしたら倒産かもしれないし、なかなか厳しい時代です。

というわわけで、幻となってしまいそうなブランドですが、無理を言って現在DIARIESでサンプルセールを行っています。

どれも1点限りのアイテムなので、お早めにご覧ください。

テイストはそうですね~、個人的にはダファーとかサイラスみたいな、90年代イギリスのストリートウェアのイメージです。

多分オンラインショップに上げるつもりはないので、気になる方は店頭でご覧ください。

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】comm.arch.(コムアーチ)

【アイテム】Hand Framed Cotton Linen C/D

【価格】¥25,850‐

【コメント】

コムアーチから定番のカーディガンですが、昨年と一昨年はブログ紹介前に完売してしまったので、約3年ぶりの登場です!

世の中に沢山のカーディガンがありますが、特に春夏のカーディガンの中では、特にお勧めなんですよコレ。

デザインはシンプルながら、コムアーチが考える服作りの基本的なディテールが、随所に見られるニットだと思ってます。

それでは詳しく見ていきましょう。

コムアーチが毎年夏に用いる素材で、フレンチリネンにコットンを混紡したサマーニットです。

リネンのザラっとした肌触りが気持ちよく、もちろんチクチク感はありません。

程よい肉厚感で、春先や梅雨時期の寒さや湿度でも快適に過ごせます。

これはリネンが持つ光沢とシャリ感に加え、コットンが持つドライタッチを合わせ持っているから。

さらに強度が増しているため、自宅での洗濯も可能になっています。

面白いのは、ボディとポケットの編地の違い。ポケット部分だけ、生地が裏使いになってるんです。

それに気づくと、実は後ろ身頃も裏使いになってるのが分かります。

機能的な意味は特にありませんが、昨日紹介したTOHNAIのシャツのように、微妙な視覚的効果を狙っています。

ぱっと見フツーっちゃあ普通なんだけど、ニットならではの表使いと裏遣いを組み合わせて印象を残していきます。

この「ニットならでは」というのが、まさにコムアーチの魅力ですね!

襟や袖の接続部分である「減らし目」もとてもキレイ。

前立ても首を一周せずに、肩で止まっていたりと、見れば見る程普通のカーディガンとは作りが異なります。

作っているのは例の福島のニット工場のハンドフレームですが、これが当たり前と思ってほしくない、素晴らしい技術なんですよ!

実はボタンも裏遣いしてて、あえてマットな質感の方を見せることで、生地になじむようにしています。

ホントいぶし銀のカーディガン。

是非とも手に取って、隈なくご覧になって欲しいです。

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。