diaries blog | JUNGMAVEN(ヤングメイブン)| Stones 3/4 Sleeve Raglan

※5/30(木)・6/6(木)は、休店日とさせていただきます。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

※7月にアンティークウォッチフェアがあります!

※昨年12月のLOUNGE ACTオーダー会の納品は、6月頃を予定してます。

※OLD TOWN のオーダー会を開催致します!

 


 

服を吟味する。

まずは全体の雰囲気を見る。次に裏側の縫製。さらにはポケットの作りに至るまで。

そうしてから袖を通す。思い描いていた絵との差異を、フィットを通して確認する。

そこから未来の経年変化を思い浮かべる。この工程を粛々と繰り返すのが、OLD TOWNのオーダー会。

OLD TOWNの服は、見た目だけでなく裏側を見ても、服作りの美学が伝わって来ます。

直線的なカッティングに時折混じるラウンドカットは、バウハウスを想起させます。

そして縫製は、ポケットの内側ですら生地端を見せません。

受注会でしか手に取れないこの機会に、是非ともじっくりとご覧ください。

今回のオーダー会では、新作のM&W Jacketが登場。Unityのように、ユニセックスで着られるジャケットです。

またオーダー見本だけでなく、私物でオーダーしてきたアイテムも、サンプルとしてご用意してます。

現在生地工場が次々と閉鎖しているため、希望の生地が手に入らずキャンセルとなる場合もございますので、予めご了承下さい。

-OLD TOWN-
都会の喧騒を離れ、静かに淡々と作られるイギリスの服。
蒸気機関車が走るHoltという町で、Williamの手により作られるその服は、昔ながらのブリティッシュワークウェアの面影を残しつつ、さらに洗練されたパターンと縫製で仕立てられています。ロンドンに住むOLDTOWNのファンは、小さな町の小さなショップに片道4時間をかけて訪れます。
流行を意味するファッションとは程遠く、入手するのが面倒でも、それでもどうしても欲しくなる不思議な魅力を持つ服。
しかし取り扱うといっても、店頭に商品は並びません。オーダー会期間中にサンプルだけが並びます。完全受注生産にして生産数は限定的。あまりに不便すぎて、これほどまでに着た人にしかその良さが分からない服も、そうそうないのではないでしょうか。


OLD TOWNオーダー会を、以下の日程で開催致します。どうぞご参加ください。

日時:6/8(土)~6/16(日) 12:00~18:30

※オーダー後のキャンセルは不可。オーダーの際、1着につき1万円を内金としてお預かり致します。

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「食堂車の日」だそうです。

男の人って車好き。ありとあらゆる車が好き。

そしてこちらは、無類の二輪車好きでおなじみのT埼様のテンダーが、えらいことになってたので思わず写真に収めました。

裾のダブルターンナップ部分がマフラーで焼け、さらに洗濯を重ねることでメチャクチャ良い感じのクラッシュ!

(バイクではクラッシュしないで!)

このクラッシュ加減は、絶対に加工ではできません。

そしていざリペアを相談された時、俺はどんな提案ができるのか!?!?!?

考えただけでゾクゾクと武者震い!

 

このことから何を学ぶかといえば、正しい経年変化なんて無いということです!

みんな同じ色落ちを目指すのではなく、着る人の生き様が投影された服こそが素晴らしいと思うんです!

正解ばかり求めててはダメですよ~~~~~!

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】JUNGMAVEN(ヤングメイブン)

【アイテム】Stones 3/4 Sleeve Raglan

【価格】¥12,100‐

【コメント】

おそらく今、誰も求めている人がいないであろうファッションアイテムだと思います。

2トーンのベースボールTシャツ。

実際に、殆ど誰も手に取ってないことが、店頭でずっときれいに畳まれたままと言う状態からも分かります。

売れるか売れないかギリギリのアイテムをセレクトする。最高ですね。でも結局売れないんだけど!笑

まあでも個人的には普遍的なアイテムの1つではあるんです。たまに着たくなる程度ではあるけど。

たまにしか着ないからといって、適当なものを選びたくない。

これぞという物を選ぶからこそ、たまにの頻度が上がるのではないだろうか?

 

そんな「これぞ!」というベースボールTが、ヤングメイブンのラインナップにありました。

何の変哲もないベースボールTシャツですが、

こちらは1981年に開催された、Rolling StonesのスタジアムドラゴンツアーのTシャツからインスピレーション。

1981年にロサンゼルスで開催されたローリングストーンズのライブTシャツで、

スタジアムの上にドラゴンが乗った有名なデザインのTシャツがあるのですが、

そのプリントされる前のボディのイメージってところですかね?

それって結局ただのベースボールTじゃん!って言われたら確かにそう。

でもJUNGMAVENがRolling Stonesをピックアップするというストーリーが良いんです!

もちろんベースボールTなら、白ボディに黒の袖の組み合わせがロックで良いんだけど、そこに理由があるのも素敵。

さらに!ベースボールTといえばペラペラな生地じゃないですか?

あのペラペラ感を逆手にとり、JUNGMAVENの高品質なヘンプ×コットン生地で、テロンテロンな質感に置き換えているのもすごい!

ペラペラな安っぽさが、ヘンプのテロンテロンのおかげで高級感に変わるんです!

何言ってるか分からないと思いますが、先日ご紹介した10オンスヘンプのゴツイ生地も良いけど、

この薄い生地も肌触りがものすごくいいよってことです!!!

シルエットは70年代を彷彿とさせる細身。81年と言っても70年代フレーバーですからね。

生地は5オンス程度で、薄くて涼しいですよ!

ちなみにこちらはヘンプ30%×オーガニックコットン70%ですが、ヘンプが少ないからってバカにしちゃいけません!

着てみればその良さは分かるでしょう。

 

というわけで着てみました。

普段JUNGMAVENはXLの私ですが、こちらはXXLを着用。

ジーンズ、軍パン、短パンにサンダルで。久々にオールスターでも履いてみるか、な気分。

とにかくベースボールTなんて最近誰も着てないので、それだけで着る理由ができちゃいます!

冒頭の話につながりますが、正解を求めなくていいんです。人と違っていいので、色んな服を着て欲しいですね!

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。