diaries blog | TOHNAI(トーナイ)| Regular Collar Shirt

※10/31(木)は、休店日です。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ待ちます!)

※OLD TOWNオーダー分の入荷は、11月初旬~中旬予定。

LOUNGE ACTオーダー分の入荷は、パンツ(11月)・ジャケット(12月)・コート(1月)の予定で進行中です。

アンティークウォッチをお買い上げいただいたお客様へ。現在急ピッチで(でも丁寧に)OHを仕上げてもらってます。もうしばらくお待ちください。

 

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「おしぼりの日」だそうです。

先日、千年一日珈琲焙煎所でコーヒー豆を買いつつ、隣の古着屋・mayさんで買い物してたところ、

may店主があっ!と声を上げるもので、その方向を見て見ると?

いますねいますね~、筑波大学の看板の所にタヌキが!さすが茨城!これぞ筑波大学!

タヌキを見ながら古着を買って、家でコーヒーを淹れてほっこり。なんとも贅沢なひと時。

季節は移り、ようやく最高気温が20度を下回るようになり、一気に紅葉も進みそう。

店頭では、ニットもコートも出して、今季の9割が入荷完了してます。是非ともお立ち寄りください。

 

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】TOHNAI(トーナイ)

【アイテム】Regular Collar Shirt

【価格】silk¥50,600‐  / cotton¥29,700‐

【コメント】

DIARIESでもすっかり定着し、ブランドのファンも増え続けているTOHNAIさん。

お客様の反応を見ていると、その期待度の高さが伝わってきます。

いわゆる「食いつきが良い」という見方もできますが、それはお客様の経験によるものかもしれません。

 

と言いますのは、デザイナーズブランドって「その時だけのもの」が多いじゃないですか?

様々なアイデアを具現化するのがデザイナーなので、次の製品を生み出すにはしょうがないんですね。

DIARIESでもデザインの方向性や価格との折り合いがつかなくなったり、

ブランドの規模が大きくなりすぎてしまって、ウチの店の取引量が少ないから取引を断られたり、

様々な事情で入荷させることができなくなることもあって、お客様が欲しいと思った時には手に入らなくなっていることもしばしば。

そういう状況をもう10年以上も続けて来たので、ブランドの一番良い時つまり買い時を逃さない当店のお客様の買い物上手ぶりは、恐ろしいものがあります。

毎年セレクトのハードルが上がっていくので・・・汗

 

そして本日ご紹介するシャツも、また一つ高い所に設けたハードルなので、ぜひとも超えて行って欲しいと思います。

それはコチラ。

シルク100%のシャツ!!!

DIARIESでは初めてかな?シルク100%のシャツは。

昔ニットなら扱ったことあります。SemohのシルクニットTシャツ。

結局それは売れ残って、たまたまマイサイズだったので俺が引き取ったのですが今でも現役!!!

ニットは割と適当に洗濯して着てますけど、布帛はちょっと緊張します!

だがそこはTOHNAI、自己責任で洗っちゃうかな~?

改めて、マテリアルギーク(素材オタク)の異名を持つTOHNAIさんのシルク100%生地とは?

こちらは中国産最高級のシルクを使用しています。それを日本国内で高密度ツイルに織り上げています。

しかし最高級シルク×高密度ツイルの組み合わせはツヤが出すぎてしまうので、弱起毛加工を施し、あえてツヤが出すぎないようにしています。

落ち着いた質感にすることで、日常使いしやすくなっています。

この外し方、リアルクローズさがDIARIESにハマってくれるんです。

とはいえクオリティは極上。

少し前にヴィンテージのスカーフが入荷してきた時あったでしょ?

あの時、エルメスのシルクスカーフも入荷してきてたのですが、肌触りはこのシャツと甲乙つけがたいですね。

あの質感を全身(厳密には上半身)で体感できるのは、とんでもないことですよ。

 

というわけで着てみました。

Pants/1ST PAT-RN

Shoes/Joseph Malinge

いつもシャツを着る時はカッチリと着る私ですが、たまにはこんなユルイのもいいじゃないか。

とんでもなく軽いです。

そしてよくもまあこのツルツル滑る素材を、ドレスシャツ並みの細かい縫製で縫えたこと。

素材もさることながら、縫製にも感嘆の声を上げてしまいました。

 

ちなみに形はTOHNAIの定番シャツ「Regular Collar Shirt」になります。

コバステッチが無い小ぶりでプレーンな襟と、

気持ちゆとりのある身幅に、ピボットスリーブの組み合わせ。

これがトーナイのレギュラーシャツでございます。

 

また今季は、シルク以外にもうちょっとワークな素材がございます。

それはこちら。

あれ?この色、そして触れた時のしっとりとした質感。

すぐさま思い浮かべたのはこちらのシャツ!

聞けば、このトーナイの生地もT.M.社のもの。ということは、そういうことなんですね~!

TOHMAS MASONの高密度ツイル生地を使用。

高品質な超長綿を、これでもかと言わんばかりの密度で織り上げてあり、長繊維が持つしっとりとした肌触りがありつつ、肉感を感じるタフな生地です。

アップルの方は、別注の平織り。それに対し、こちらは綾織り。なので必然的に厚みが出ます。

よって、経年変化しやすいということにもなりますね。

 

あのアップルの方もけっこう気に入って着てて、良い感じに育ってるんですよ。

洗濯を重ねると、ワントーン明るくなった感じかな?

縫製は粗くても細かくても、パッカリングはそれぞれ楽しいのです。

 

この味の出方を知っているので、トーナイもガシガシ着て育て上げて欲しいんですよね。

もちろん育て上げるには、着やすいこと又は着てテンションが上がることが条件です。

ちなみに僕は、こういうディテールだけでテンションが上がります。

ピボットスリーブがあるから、無駄に手を上げちゃう。髪をかき上げちゃう。

そんなオジサンのウザい動きも、さわやかにしてくれるシャツです。多分。

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。