diaries blog | WORKERS(ワーカーズ)| Raglan Cotton Sweater

※11/14(木)・11/21(木)・11/28(木)は、休店日です。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ待ちます!)

※LOUNGE ACTオーダー分の入荷は、パンツ(11月)・ジャケット(12月)・コート(1月)の予定で進行中です。

※アンティークウォッチをお買い上げいただいたお客様へ。現在急ピッチで(でも丁寧に)OHを仕上げてもらってます。もうしばらくお待ちください。

LOUNGE ACT ORDER FAIR 2024FW

期間:2024/11/16(土)-11/24(日)
時間:12:00-18:30
場所:DIARIES

LOUNGE ACTの2024年春夏コレクションのオーダー会を開催致します。

2021年の春に取り扱いを開始して以来、その圧倒的な技術と素材選びで、DIARIESでも着実にファンを増やし続けているLOUNGE ACT。

お好きな型と生地の組み合わせで、自分だけの1着が作れます。

春夏納品(納品は5月~8月となります)ですが、冬物のジャケットやコートもオーダー可能です。

また前回ご好評頂いた1点物の生地(1着分しかない生地)も、引き続きオーダー可能です。

是非ともこの機会にジャケットやコートなどにも袖を通していただき、テーラーの深淵を体感してください。


 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「麺の日」だそうです。

 

麺といったら、毎度おなじみの喜乃壺・・・ではなく、こちらをご紹介!

珍しく担々麺!(もっちり水餃子はオープンサービス特典)

こちらは先週つくばに新しくオープンした「ロシュー」というお店です。

ロシューって何?と思ったら、料理人の出身・濾州(ろしゅう)だからロシューとのこと。

なので本場・四川の担々麺というわけなのですが、つくばで本場四川料理といったら、以前ご紹介したDIARIESから徒歩3分のところにある「麻辣十食」ですよね!

そう、このロシュー、実はその麻辣十食の支店になるんです。

先日はつくば駅前で中華フェスを開催しているし、ものすごい手腕だな・・・・・

麻辣のオーナー・孫さん、何度かお話させてもらったことあるんですが、30代女性でホントにホントに美味しい物が好きな方。

食材に対する飽くなき探求心が感じられました。

だから原動力が物凄いんだけど、店舗展開戦略までセンスありすぎてヤバイですね。

ちなみにこのロシューは、DIARIESから徒歩だと15分くらいあるかな。

チーズ屋さん「ラ・マリニエール」の隣と言えば、分かる方もいるかも?

DIARIES近くでご飯を考えている方は、候補に入れてみて下さい。オススメです。

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

 

【ブランド】WORKERS(ワーカーズ)

【アイテム】Raglan Cotton Sweater

【価格】¥18,700-

【コメント】

すっかりおなじみとなった、ワーカーズのコットンラグラン。

もはやcomm.arch.のSuper120’s High Neck P/Oの次におなじみなんじゃないかね?

ニットを着るかカットソーを着るか、昨今の悩ましい時期にまたまたピッタリのやつです!

こちらはUSネイビーのハイネックセーターがきっかけで作られたコットンセーター。

ちなみにこちらがデザインの元になったUSネイビーのハイネックセーター。(WORKERSデザイナーT野さんの私物です。)

いわゆる「ゴブセーター」ってやつですかね。

ゴブとはもちろんゴブリンではなく、GOB=甲板作業員のこと。なのでUSネイビー物になります。

サンプルはニットでウール製品ですが、これをコットンで作ろうと思ったのがきっかけとのこと。

そうして出来上がったのがこの生地です。

 

この生地は日本製なのですが、作られたコンセプトが

「セントジェームのようなバスクシャツと呼ばれるあの生地の倍の厚みを持たせる」というもの。

出ました!?クレイジージャパニーズ!

なんと13.5オンスのデニムよりも太い糸を使用しているとのこと。

着心地がどうだ、機能性がどうだというのは正直分かりません!

ただこんな素材を見てみたい!という、着るという目的よりも素材という手段にこだわった素材なんです。

私は往々にして、良くも悪くも日本人て目的より手段にこだわるよなあと思っています。(教育のせいかな?)

しかし、時として手段を突き詰めると思いもよらない結果を生む時がある。まさに今回がそう!

これはもうクレイジーとしか言いようがないでしょう!

だって何に使われるか分からないけど、こんなゴリゴリの素材を作っちゃうんですから。

目をつぶって全力疾走してるようなもんです。

どこに行くか分からないけど、うっかりゴールにたどり着いた時は、

そりゃもうすごい結果が出るに決まってます!

というわけで誕生したのが、WORKERSのコットンセーターなのです。

一昨年に引き続き、今回もラグランスリーブをセレクト。

ラグランにした方がアームホールが広くなるので、中にシャツなどを着やすくなるという狙いがあります。

肩の位置も関係なくなるので、体型を選ばず。

なので、サイズSは女性にも着てほしいなと思います。

 

ネック部分は針抜きリブ。凹凸のあるヴィンテージテイストのデザイン。また、針抜きにすることで締め付けが少なくなります。

個人的には、見た目的にもヴィンテージライクで好きなディテール。

 

このリブの作り方に関しても、WORKERSには一家言ございます。

「首リブはいわゆる「針抜き」で段のあるもの。袖口に使った「総針」と呼ばれる段の無いリブよりも若干ゆるい。

そも緩さが首が閉まった感じがしない。でもその分、寸法は若干締め気味に作らないとゆるゆるになってしまう。

カットソーのパターンを作るときに一番気を付けるのが、頭は通るよう伸びる、でも着た後は首に沿う事。

単純に身頃の首回りの寸法だけでなく、首のリブにどの程度のキックバック(戻りがある素材)を使うか?

縫い方はバインダーなのか、つけ襟なのか?つけ襟なら、身頃とリブの差寸はどの程度つけるのか?

経験則を活かしながらも、やはりサンプルを何回も作り検討します。

私は、新型を作るときは身頃全体を作る前に、まず首回りだけ作って頭が通り、首に沿う、

思った形状になっているか確認してから全体のサンプル作りに入るようにしています。」

というもの。

 

僕らセレクトショップは、あらかじめデザイナーさんが出した答えを選ぶだけなので簡単なのですが、

自ら答えを作るってのは、想像を絶するものがありますね。

別注ですら吐きそうになる時があるのに。デザイナーとかマジ無理・・・

だからリスペクト。

しかしそんな生みの苦しみは置いといて、僕らは楽しく服を楽しみましましょう!

実際に僕も着てますが、ギュッと目が詰まった本家ウールのGOBセーターに負けず劣らず、こちらも耐久性は抜群です!

そしてまた、こちらはコットンで作ったセーターなので、ウールがチクチクして着られないという方にも、強くお勧めしたいんです。

ワーカーズより、またまた老若男女問わず着て欲しいアイテムの紹介でした!

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。