※12/4(水)・12/5(木)・12/12(木)・12/19(木)・12/26(木)・12/31(火)は、休店日です。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。（割と19時まではいます。お電話いただければ待ちます！）
※LOUNGE ACTオーダー分の入荷は、ジャケット（12月）・コート（1月）の予定で進行中です。
※12/6(金)～12/9(月)、TOHNAIのPOP UP STORE2回目の開催が決まりました！さらに12/7(土)・8(日)はデザイナー在店します！
“MATERIAL GEEK” TOHNAI POP UP STORE
12/6(fri)~12/9(mon)
12:00~18:30
12/6~9の期間、TOHNAIのPOP UP STOREを開催致します。
新進気鋭のブランドながらも圧倒的な実力を持ち、着実にファンを広げているブランドです。
ブランド側からお声がけいただき、再びポップアップイベントの開催に至りました。
というのも、DIARIESでの前回のポップアップが面白かったというのです。
DIARIESのお客様が、製品にかける思いや背景に興味を持ってくれるのが、どうやら嬉しかった様子。
その為12/7(土)・8(日)は、デザイナーの藤内氏も店頭に立って接客をしてくれます。
MATERIAL GEEKの異名を持つ藤内さんのこだわりを、是非ともこの機会にご本人からお聞きください。
もちろん最近TOHNAIを知った方も、過去の作品等も並べてお待ちしておりますので、是非ともご来店ください。
↑
デザイナーの藤内さん、土曜日も来てくれることになりました！！！
ダイアリーズの今日は何の日？
今日は「奴隷制度廃止デー」だそうです。
奴隷っていうとJOJOの5部のエピローグ、「眠れる奴隷」の回がすごく好きでね。
なんかこう前向きになるといいますか、勇気を持って挑戦しようと思いますね。
僕らアパレルなんかも、流行や誰か影響力のある方が言ったことの奴隷にならず、自分なりのオシャレを楽しんでいこうと思いますので。
そのためにも、こうしてブログで文章を残すことは、自分のことを確認するためにもいいと思うんです。
なんてカッコつけてても、世の中の流れには逆らえないです。
やっぱり動画は面白い！
いや自画自賛ではなくですね、いただいたコメントがあまりにも秀逸で共有したいなと思いました。
動画のコメント欄をご覧いただきたいんですけど、私この度「オセロ魔人（声が良い）」を拝命致しました！！！！！
言われてみるとなるほどオセロか！あっという間に企画がつぶされたUMBROのヘリテージラインですが、今度これを着てる時はオセロ魔人と呼んでください！
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ！
【ブランド】comm.arch.（コムアーチ）
【アイテム】Hand framed high neck P/O
【価格】￥31,350‐
【コメント】
じゃんじゃんニットを紹介してまいりましょう。
前回前々回とニットを紹介した時、VOEは一番最初に思い出すニット、SNSハーニングを一番最初に手を通すニットと一番シリーズを初めてしまったので、
このコムアーチのニットもその縛りで紹介せねばならんよな～と思います。
そうですね、このニットだけでなくコムアーチのハンドフレームニット全般に言えることなんですが、最も（一番）後世に伝えていかなければならないニットだと思います。
それは日本人として、そして日本が世界に誇るニットだから。
コムアーチでは毎シーズン当たり前のようにリリースされるニットですが、ニット業界全体で見ると決してそうではないんです。
それについて、DIARIESではとあるエピソードがございます。
ある日ご来店されたお客様は、ニットばかりを手に取ってまじまじと眺めていました。
話をしている内に、その方のお仕事がホールガーメント横編み機を世界で初めて開発した会社のエンジニアだということが分かります。
その方の話では、ホールガーメント編機とこのハンドフレーム編機では、作る物はいわば対極。
しかし、手作業で行うこの編機でここまで度目を詰めて編める工場が今も残っているとは。感動しました。
という言葉をいただいたのです。
そしてまたこのハンドフレームニットがコムアーチから登場したのも、元々コムアーチのデザイナーさんが工場を知っていたわけではなく、
日本中のニット工場を調べつくしてようやく見つけた工場なんです。
だから毎シーズン当たり前にあると考えるのはとても傲慢なことで、いつも作ってくれるのが奇跡だと僕は思ってます。
それを踏まえて、コムアーチのハンドフレームシリーズは大切に売っていきたい、良さ伝えていきたい、そして後世に残していきたいなと思うんです。
着心地はとても優しくて、心が本当に安らぎます。ホントすごいんだからこの編地は。
度詰めでギュッと詰まっているけど、しっかり伸びて戻ってくれる（キックバックと言います）ので、優しく体にフィットします。この優しさが安らぐのかもしれない。
そして糸は、オーストラリアでも特に羊毛の質が高いジーロン地方産のメリノ種を選び、さらにその中でも生後6か月以内に刈り取った仔羊の毛から、繊維の細いものだけを厳選しています。
市場では、スーパーエクストラファインラムと呼ばれ、カシミアと同等の15.5マイクロンという細さが特徴です。
だからガシッと詰まっているのに、肌触りはフワフワ。
柔と剛が相まった、なんとも形容しがたい質感なのです。
編地は、片畦編みで作られていますが、通常の自動機ではできない程に目を詰めています。（まさに先ほどのエピソードの通り）
そうすることで着用時の保温性が格段に高まり、さらに毛玉が発生しにくくなるそうです。
なるほど、ちゃんと意味のあるスペックなんですね！
前身頃、後身頃、袖とパーツが合わさる部分の減らし目もとてもきれいな仕上がり。
こういうのって、昔はおそらく普通だったのかもしれない。
普通というのは、例えば町ごとにある百貨店もしくはデパートの平場で見られたという意味で。
しかし工場がどんどん海外へ流出し、国内の生産現場が疲弊した結果、このような技術は絶滅の危機に瀕しています。
だからこそより多くの方へ、この良さをお伝えできればなと思ってます。
是非ともご覧ください。
それではまた。お店で会いましょう。