※2/27(木)は、休店日とさせていただきます。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ待ちます!)
※1ST PAT-RN(2025SS)オーダー分の入荷は、3月頃を予定しております。
1ST PAT-RN 2025年秋冬のオーダー会を開催致します。
完全にコロナ前の勢いを取り戻したと言える圧巻のラインナップ。
同ブランドでは10年以上ぶりであろう、コートが登場。
今春復活するベストも、さらに秋冬用にマイナーチェンジしております。
そしてとうとうレディースのカプセルコレクションが戻ってまいりました。
大変見応えのある内容となっておりますので、是非とも期間中にご来店下さい。
期間:2/22(土)~3/2(日)
※オーダーの際、1着につき10000円をデポジットとしてお預かりいたします。
※情勢不安や工場の都合により、生産がキャンセルとなる場合がございます。
製品がご用意できなかった場合は返金させていただきます。
※納品は9月~10月頃を目安にお考え下さい。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「脱出の日」だそうです。
お陰様で1ST PAT-RNのオーダー会は、連日盛況です。ありがとうございます。
まあなんと言いますか、オーダー会の良さって日常を脱出してオーダーに没頭できることですね。
もちろんDIAIRESに没頭してほしいのが本音ではありますが、なかなかそうもいかない。
というのは、お店って「先に自分が欲しいものがあって、次にお店を選ぶ」と思うんですよ。
それに対しオーダー会というのは、「気になるブランドがあって、その中で自分の欲しい物を探す行為」と考えています。
つまり、どこまで行ってもセレクトショップはお客様主導で、オーダー会はブランド主導となってしまうんですね。
その辺は、セレクトしかできない=自分で服を作れないという僕の弱みでもありますし、
DIARIESとして一ブランドを超える世界観を作ることができていないという反省もあります。
そんな歯がゆい思いをしながらも、やはりお客様が夢中で服を選んでいる姿を見ると、「開催できてよかったなあ~」と改めて思います。
そんなわけで1ST PAT-RNのオーダー会も、残すところ金・土・日の3日間。
是非とも皆様のご来店をお待ちしております!!!!!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】Aurora Shoe Co.(オーロラシューズカンパニー)
【アイテム】Middle English
【価格】¥37,400-(税込)
【コメント】
今季も届いております!
DIARIES定番のレザーシューズ。その名もオーロラシューズと申します。
早速ですが、詳しく見ていきましょう。
昔からdiariesをご存じの方には、「あれ?フェルナンドレザーは?」とお思いになる方もいらっしゃるでしょう。
実はフェルナンドレザーを立ち上げたスティーブフェルナンド氏は、数年前に引退してしまいました。
ですので、そのタイミングで当店でも取り扱いを辞めております。
また、スティーブのアトリエから靴作りの道具を譲り受けた弟子もいたのですが、
基本的に地元でしか販売をしないスモールビジネスとなり、取り扱うことができませんでした。
そのため、頭の中にはいよいよオーロラシューズの取り扱いを始めようかなということに。
スティーブ自身がオーロラシューズカンパニーの職人の一人だったのでね。
するとちょうどいいタイミングでオーロラシューズの生産体制が整い、安定供給ができるようになり、
無事diariesでも取り扱いができるようになったんです。
というわけで、久々の紹介になりますので、まずはブランド紹介から。
コンセプトは、「快適なフィット」。
オーロラシューズカンパニーは、献身的に働く職人の集まりによって、
1990年代にニューヨーク州の田舎町で誕生しました。
靴は足にとって「自然」であることと考え、シンプルでオーガニックであることにこだわっています。
素材はアメリカ製のものを使用し、全ての靴をアトリエの中で手作業で組み立てています。
革はホーウィン社のフルグレインレザー。ソールは衝撃吸収性に優れたヴィブラム社のもの。
そして革はシンプルにカットし、ステッチは最小限に抑え、足に馴染んで完成する靴となっています。
というブランドです。
初めて見たのは約20年前。某大手セレクトショップで働いている時に、後輩が履いてたんです。
当時自分が履いていた靴はオールデンかトリッカーズかパラブーツかという、
もう分かりやすすぎる革靴好きで、昔から変わらないディテールマニアだったのですが、
それらの革靴とは正反対のその革靴を見て、衝撃を受けたのを覚えています。
だって何もしてない靴のように見えるんですから。
今思えば、「何もしてないことをしている」という禅問答のような靴だったんですね。
さらに名前を聞くと「オーロラシューズって言うんですよ」って。
名前もヤバイじゃないですか!?アメリカなのにオーロラって???
その理由は、なんでもオーロラ村で作られているからオーロラって話で。
調べてみると、バッファローの近くなんですね。
ヴィンセントギャロのバッファロー66のバッファロー。
あんな感じの映像を想像しながら、オーロラシューズが履かれているのを想像しました。
なんとも素朴で良い靴じゃないですか。
これは是非とも茨城でも広めたいと思ったんです。
そして入荷してきたのが、こちらの靴。
とにもかくにもコンフォート(=快適)。
この足型見れば分かりますよね。コンフォートな靴のつま先は大体こんな感じ。
左右のサイズも違うように見えますが、そんなの全く関係ありません。
靴が、履く人の足に合わせて変形していきますので、ご心配なく。
まずは最も代表的なモデルであるMiddle Englishをセレクト。
アッパーはたった2枚の革+ストラップでできてて、そのストラップがぐるっと一周。
ストラップが無かったら、エスパドリーユみたいでしょ?
それだけ原始的な構造の靴だと思ってもらえればOK。
最初はキツ目に選んでもらって、革が伸びたら締めて伸びたら締めてを繰り返し、
ある程度いってからやっと自分足に馴染んできます。
そうなるともう第二の皮膚。
自分の体の一部になったように感じるほどです!
これはもう履いた人にしか分からない!!!!!
アッパーはおなじみHorween(ホーウィン)社のフルグレインレザー。
フルグレインレザーとは銀付き革。皮をなめした後に染色しただけの革。
あまり手を加えられていないため、その革が持つ表情がダイレクトに出ます。
なので履きこんでいくと、同じ人が履いても違う表情を見せたりするんですね。
さらには1枚の革が足を包んでいるだけなので、先ほども書いた第二の皮膚と言っても
過言ではない経年変化を見せてくれるわけです。
インソールにはスエード(床革かな?)を使用し、素足で履いても滑りにくくなっています。
またしっかり汗を吸って発散してくれるので、暑い日でも素足で履けます。
もちろん冬はウールソックスとかで。1年中ずっと履ける。1年中コンフォート。
アウトソールにはヴィブラム社のものを使用。
耐摩耗性に富むヴァイブラムソールなので長く履けますし、
さらにソールの修理もできますよ!!!
馴染んだら二度と手放せない。そんな靴です!
というわけで、私も夫婦そろって履いてます。
過去のスタイルサンプルと一挙にどうぞ。
もちろん夏は素足でサンダル感覚で履くのもOK!
履き心地は、、、履けば履くほどよくなりますよ!馴染むほどに自分の足型に成型されていくので!
ちなみにオーロラシューズをお買い上げいただくお客様のパターンを2つ紹介しましょう。
1.スニーカーからの履き替え。
これまでラクチンなスニーカーしか履いてこなかったけど、もうちょっとちゃんとした靴を履きたいんだよな。
でもいきなり革靴を履くのは、履き心地が心配だし、今までの服と合わなくなりそう・・・という方。
そんな方でも安心してオススメできます!
履き心地は楽!そして革靴ほどかしこまらないし、カジュアルな服に合いながら、スニーカーには無い重さがあります。
そしてもう一つのパターン。
2.ビルケンシ〇トックを卒業したい方!wwwww
これも「いつまで履いてたらいいんだろう?」と思いながら、楽だし自分の足に合っちゃってるしで、なかなか次に踏み切れないパターン。
ビルケンもオーロラも、同じようになじむほどに履き心地が良くなる靴ではあるのですが、でも最大の違いは修理。
ビルケンって、アウトソールだけでなくフットベッドの摩耗までいくと、結構修理代もかかりませんか?
オーロラシューズもアウトソールの交換は可能。ですが、アッパーの修理は殆どありません。
むしろアッパーが破けるくらい履いてほしいですけどね!
1人1足オーロラシューズ。是非。
それではまた。お店で会いましょう。