diaries blog | AUBERGE(オーベルジュ)| Boulan

※10/22(水)・10/23(木)・10/30(木)は、休店日とさせていただきます。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ待ちます!)

※6月にオーダーいただいたOLD TOWNの製品は、10月下旬~11月上旬に入荷を予定しています。

※今後のイベント日程は以下。

・12/6,7,8にアンティークウォッチフェアを開催致します。

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「TOEICの日」だそうです。

というわけで、福島は浄土平への旅の続き。

 

雲の中を運転するのはビビりましたが、まあ無事に着きますよね。

車を停めたのは、浄土平ビジターセンターというところ。(有料)

で、知らなかったのが散歩もできるということ。

遠出なので快適な服、となればやっぱり1ST PAT-RNなのでございます。

今回はNOT A DENIMの3ピースに、中は同じくファーストパターンのモックネックTシャツ。

下界は25℃、浄土平は15℃なので、体温調節がしやすいヘンプ。

足元はSKYDEXです。何か知らないアクティビティがあれば、いつでも参加できるようにね。

それがまさに当たって、浄土平の吾妻富士へ。

階段を登ると、

火口を望む場所へ出ます。

さらに火口沿いを歩く「お鉢巡り」を歩くかどうか迷うのですが、15分でいけるなと算段。

さすが火山、足場がメチャ悪い!

一足先に紅葉も楽しめました!

そして登っている時にチラッと見れた浄土平!

来た来た!これが福島のアリゾナ!

山を下りたら、ここを走るんだけど、どんな風景が待っているのでしょうか!?!?!?

 

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】AUBERGE(オーベルジュ)

【アイテム】Boulan

【価格】¥86,900‐

【コメント】

今季もえげつないアイテムがAUBERGEより届いてます!

昨年はカリビアンシーアイランドコットンで作ったデニムを用いたジーンズで、大旋風を巻き起こしました。

さらに昨シーズンとなる25年春夏は、同じくカリビアンシーアイランドコットンで作ったチノパン!

 

そして今回は、これまたおなじみのベイカーパンツですが、このブログでいつも書いてることがありますよね?

ワードローブのベースとしてお勧めしたい、3つのパンツがあるってやつ。

それは、ジーパン・チノパン・ベイカーパンツですってこと!!!

 

そしてとうとうAUBERGEより、恐れていたシーアイランドコットンのベイカーパンツがリリースされてしまいました。

DIARIES創業以来、ジーパンチノパンベイカーパンツと言い続けてきたからには、逃げるわけにはいかないんですよね。

責務ってやつ。

 

それではご覧いただきましょう。

カリビアンシーアイランドでバックサテンを織ったベイカーパンツでございます!

と言っても見た目は普通のベイカーパンツなので、触ってみないと分かりませんけどね。笑

 

いや、でも僕はもう感動しましたよ。

生地があまりにも柔らかすぎることに!!!!!

そしてその生地の感触が、1940年代のベイカーパンツに似ていることに!!!!!

これ、以前私が持ってた1940年代の月桂樹ボタンのベイカーパンツ。

履き込まれたベイカーパンツは、ここまで肌触りがよくなるものなのか?と気づかせてくれたパンツですが、

同時に生地が痩せすぎていて、穿くたびにどこかが破れ、そのストレスで穿くことを止めてしまったパンツです。

デニムでもそうですが、ダメージとかいちいち気にするのを、30歳をすぎたあたりから面倒だと思うようになってしまい、

だんだんとヴィンテージを着ることが減ってしまいましたね。

なので今の僕は、自分でセレクトした服をメインに着つつ、時折ヴィンテージミックスをするスタイルになったわけです。

 

というわけで、どちらの良さも知っているということになるわけですが、

このAUBERGEのカリビアンシーアイランドコットンベイカーパンツは、まさにそのどちらの良さが合わさり、

新品とヴィンテージを足して2で割るどころか、2を掛けちゃってるんじゃないかというくらいのクオリティなんです!

こんなしっかり織ったバックサテンが、こんなに柔らかく仕上がるなんて知りませんでした!

本当にまるで40年代のベイカーパンツを穿き込んだようなツルスベ感があるのですが、もちろん耐久性も兼ね備えています。

見た目も、米軍のOG-107と呼ばれるコットンバックサテン。

アメリカ軍のバックサテンは比較的ラフで、横方向にムラ感のある糸の走りが目立つ生地。

今回は、最高品質の糸でその粗野な生地を再現するという試みです。

そのために2種類の糸を用意されました。

もともと糸面のきれいな18番単糸の海島綿を2本撚り合わせて、より均一な糸面にした18番双糸の糸を。

もう一つは、18番単糸の糸に30番単糸の糸を巻き付けることで凹凸のある糸面にした壁糸を。

これら2種類の糸をよこ糸に打ち込むことで、たて糸の露出がほとんどない組織ですが立体感を強調するという仕掛けとなっています。

仕上がってみると、生地の表面にはシボのようなうねりが生まれ、シーアイランドコットンが持つ滑らかさに加え、

この不規則なシボが、なんとも言えない心地よい肌触りを与えているようです。

シルエットは、ベイカーパンツらしい極太のストレート。

でもベイカーよりさらに太い、アメリカ軍のチノパン・41カーキのシルエットを流用しています。

最高級の材料を、極太=大量に使用した贅沢なパンツでございます。

でも本当の贅沢は、これを穴が空くまで穿き倒すことなんですけどね!

未だ知られざる世界を見に行きましょう。

 

 

 

それではまた、お店で会いましょう。