astorflex(アストールフレックス)のGreenflex

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「映画の日」だそうです。

師走です!師匠でもなんでもないので走りませんけど。

今月もダラダラとマイペースで生き長らえたいと思います。

 

というわけで、まずは悪いお知らせと良いお知らせが1点づつございます。

どっちからがいい?(どっちでもいいわ~)

 

というわけで、まずは悪いお知らせから。

明日12月2日は、都合により18時閉店とさせていただきます。

ご不便をおかけし、申し訳ございません。

 

そしてもう1つの良いお知らせ。

12月19日火曜日、インディアンジュエリーフェア開催いたします!!!!!

火曜日!?!??そうなんです!平日開催!!!!!

さすがに5年も続けてると、それなりにみなさんに見てもらったかなと思いまして。

そして5年続けてても来れないという方は、平日休みの方という方がほとんど。

なので今回は、敢えての平日開催とさせていただきました!!!

個人的にも、インディアンジュエリーフェアを夏だけのお楽しみにせず、1年中楽しんでほしいというのもありまして、

なんとか年内中に開催したかったという苦肉の策でもございます。

まあ何はともあれ、来てくれた方は、土日と違ってのんびり見られると思うので、

仕事帰りに寄ってみるのも面白いと思いますよ~!

お待ちしております!

 

 

 

 

じゃ、今日もダラダラと商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】astorflex(アストールフレックス)

【アイテム】Greenflex

【価格】¥29,160-(税込)

【コメント】

ご紹介が遅くなりましたが、こちらも届いておりますよー!

でもすでに残り2足になっており、これも定着してくれたのかな~と嬉しく思いますね。

すっかりおなじみのデザートブーツです。

スニーカー以上革靴未満な、絶妙なバランスのデザートブーツは、是非とも1人1足は持っていて欲しいアイテム。

気候や天気やらが微妙な時こそ、大活躍してくれる靴なんです。

 

そもそもデザートブーツの出自というのが軍物(デザート=砂漠の行軍用)なので、簡素で質実剛健なものが好み。

そしてまた、イギリス(クラークス)生まれの靴ながら、ファッションとしてはアメリカで先に流行って広まった靴を、

このイタリア製の靴ブランドでセレクトしてしまうという天邪鬼さもdiariesぽくて気に入ってます。

もちろん履き心地が抜群なのは言うまでもないですけど。

 

 

久々の登場ということで、まずはブランド紹介からどうぞ。


astorflex(アストールフレックス)は、1816年にイタリアはロンバルディア州にあるマントヴァ県のカステルダーリオという小さな村で生まれました。

Travenzoli家が古くから伝わる靴づくりを継承し、現在6代目となるFabio氏により世界最高のデザートブーツが作られています。

製法はIdeal製法(ステッチダウン)を得意とし、デザインから生産まで一貫してイタリアで行われています。

ブランドの根底に流れる2つの哲学。

一つは「エコフレンドリー」。

ベジタブルタンニングされたレザーや、パラゴムの木から採取した樹液で作るナチュラルラバーソールなど、

できるだけ自然に負荷をかけない素材を用いています。

さらに着色剤や溶剤などの化学薬品は一切使用しておりません。

二つ目は「ファッションアイテムではなく道具としての靴」。

これは流行に流されないデザインと、あくまで快適に歩くための道具としての靴を作るという考えです。

また道具は優れたクオリティとともに、適正価格で買えなくてはならないとも考えており、

ローカルな職人や工場との信頼関係を大事にしています。


まだまだ世界にはこんなブランドがあるんですね~。

創業200年とは驚きです!なんで今まで日本に入ってこなかったのか!?

その商売っ気の無さも魅力的なんですけどね!

 

見た目はシンプルなデザートブーツですが、背景には並々ならぬ信念が隠れていました。

いつも言いますが、シンプルなアイテムほどセレクトするのが難しい。

既に定番ブランドとしてク〇ークスが君臨する中、なぜこれを選ぶのか。

このブーツからは、一目見た瞬間から説得力がありました。

 

それでは詳しく見ていきましょう。

まずは素材。

主に使用する革はヨーロッパでベジタブルタンニングされたもの。

原皮をオーク樹皮やミモザなどを合わせた溶液に1か月以上浸し、自然乾燥後に獣脂とアニリンを使い、

バレルの中で柔らかくしていきます。

この方法は高コストで時間もかかるため、現在ではほとんど用いられませんが、

丈夫でさらに「呼吸をする」革が作られると言われています。

 

というのがメーカーさんからの情報。

なるほど、TENDERが使用しているBakerのレザー並みに手が込んでいますね。

 

またそんな話を聞かなくても、スエードのクオリティを見ればすぐに良さが分かります。

スエードといえば起毛が特徴ですが、その起毛が非常に細かい。

例えるならブリスベンモスのべロア生地のよう。

高品質なスエードってどんなの?と思ったら、まずはこれをご覧になって欲しいくらい。

本当に素晴らしいです。

 

また履いた感じも柔らかく、馴染みもよる足にフィットするので、歩きやすいし疲れにくいですね。

 

さらに!実はレザーのケアも表革より簡単だったりします!

スプレー2本でOK!

それで雨の日もガシガシ履けちゃいますよ!!!

 

実はスエードブーツって、かなり機能的だしオシャレ。

あえてスエードを合わせるという抜け感がいいですね。

 

アッパーの説明をしたので、お次はソール。

こちらのクレープラバーソールは、やはり天然の生ゴムです。

夏に紹介したエスパドリーユ・Don Quichosseと同じく、柔軟性を保つために、

またブランド紹介で説明した化学薬品を使わないという信念から、

混ぜ物がない生ゴムなので、ソールの色は全てこれになります。

使用するラバーの原料は、ブラジルの「パラゴムの木」の樹液です。

 

余談ですが、パラブーツのパラってブラジルのパラ港から来てるよね?確か。

ゴムの木は、ブラジルのパラ州が原産だそうなので、パラゴムっていうみたいです。

 

閑話休題。

 

外側は分かりました。

次は内側。

これまた素晴らしいのが、ライナー(内貼り)はレザー。

足を入れた瞬間に幸せになります!

またその分滑りやすいかもねと思う方もいらっしゃるかと思いますが、

ワイズはやや細目でフィット感はよく、ちゃんとしたサイズを選んで紐を締めれば、

靴の中で足が滑ることもないと思います。

 

このライナーに関しては、本来軍物ですからステッチダウンの簡素な作りであることを考えれば、

アッパーはスエード1枚の方が雰囲気はあると思います。

ただこれだけの上質な素材としっかりとした作りで、

さらにこの価格であれば文句のつけようがありません。

 

そしてヒールカウンターの部分をよく見てみてください。

ヒールの部分だけ、あえてのスエード使い。

これは、ヒールが滑ってかかとを浮きにくくするためでしょう。

「靴づくり」といううよりも、「履くために」ということに真摯に向き合った結果のディテールではないでしょうか?

これだけで信頼に足るブランドというのが、理解できます。

甲が高めの私ですが、紐をキツめに締めても痛くありませんでした。

ラウンドトゥでそこそこボリュームもあり、合わせやすいと思います。

ウィズはD程度かな?

26㎝Eウィズの私は、41でも入るけど42で履きます。それくらいイージーでいいと思う。

 

木型も比べてみました。

 

デザートブーツの決定版と思っている私物のクラークスデザートトルーパー(湾岸戦争)とパドモア&バーンズと並べてみた。

フィット感の良さは、履き口の狭さかな?

足首でキュッと締まるのでフィット感が高まりますが、靴の中はちゃんと空間が取れています。

 

もちろん木型もイタリアらしくシュッとしてて、土踏まず部分のフィットもいいです。

見た目もカッコいい。

比較的ロングノーズに見えるようになっているので、体型の割に足が小さい私もバランスがとれますね。

このノーズを長く見せるデザインは、イタリアぽい特徴が出てますね!

イタリアのデザートブーツっていうだけで、ちょっと面白い。

 

あと個人的には、履く用と観賞用とで2足買って大事に履いていたデザートトルーパーと今は無きパドモアも、

完全に観賞用に回すことができて安心しました。

それくらい私にとっては実用的な靴なのです。

 

そして今季は1色だけの展開としましたが、色は今まで取り扱ったことのないDk.Khaki(ダークカーキ)という色。

う~ん、これも良い色だなぁ。

履いてみると、色のバランスがとりやすいのが分かりました。

Hat/Westerlind (The felt hat) ¥21,384-

Vest/comm.arch. (Downy vest) -sold out-

Sweater/Yarmo (Fisherman) -sold out-

Pants/BLACK357 BDU cargo pants ¥10,584-

 

 

軍パン×スエードシューズの組み合わせって好きなんですよね~!!!

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。