Austrian Army Sleeping Shirts (dead stock from 1950’s~1980’s)

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「プロレス記念日」だそうです。

ああ、そういえばマサ斉藤選手も逝かれてしまいましたね。

往年のストロングスタイルを貫く名選手でした。

猪木との巌流島決戦なんかは、ストロングスタイルの真骨頂だと思ってます。

ご冥福をお祈りいたします。

 

それにしてもマサ・斉藤って語呂の響きは抜群に良いですね!

アニマル浜口とかグラン浜田より、マサ斉藤ってのはキレがいい!

それでいうとドン小西とかいかに覚えやすい名前かが分かります。

なので、diariesをディアライズとかいう人は、ダイ・アリーズって覚えてください。

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【アイテム】Austrian Army Sleeping Shirts (dead stock from 1950’s~1980’s)

【価格】¥7,344-~21,600-(税込)

【コメント】

またまたデッドストックです!季節の変わり目はデッドストック!

いやまあこっちの事情ですけど。

新品であまり入荷がなくなる時期なので。

また、ヴィンテージ物は季節を問わず仕入れないと、欲しい時には無いものなので。

 

で、本日ご紹介するデッドストックアイテムですが、オリジナルとリメイクがあります。

 

それではまずはオリジナルの方からご紹介していきましょう。

今回見つかったのは、オーストリア軍のスリーピングシャツ。

軍物のパジャマってことですかね?

バサッと着られるロングシャツで、襟無しのVネックというのがカッコイイなと思って仕入れました。

ミリタリーウェアの中でも消耗品と思われ、できるだけコストをかけずに作られています。

ボタンの数もすくなかったり、袖口の構造もかなり簡素。

でもこの辺の作りって、テンダーもやってるやつですけどね。

 

そして気になる年代はというと、

これが結構ミックスされてて、1950年代から1980年代の物が混在していて、タグも数種類。

でもどれもそんなに生地や縫製は変わりません。

年代はバラバラですが、どれも状態が良いのが嬉しいですね!

 

そして何着か見つかったので、また全て白というのもあり、藍染めで染めてもらいました!!!

この藍染めは、ウチが以前取り扱っていたLITMUSと同じ「天然灰汁発酵建て」によるもの。

また色に名前もついていて、濃い方の左から、縹(はなだ)、浅葱(あさぎ)、甕覗(かめのぞき)となっています。

風流ですね~!

 

1点づつ見ていくと。

これが甕覗。価格は¥15,120-(税込)

薄い淡いブルーですが、これでも3回は染めてます。

 

次は浅葱。価格は¥18,360-(税込)

価格が上がったのは手間賃です。

濃くなるのは、染めの回数を重ねているから。

浅葱の名の通り、浅い=薄いネギの葉の色のイメージだとか。

日本の古来の色の名前って美しいですね~!!!

 

次は縹。価格は¥21,600-(税込)

この濃さで半分くらい。もっともっと青を濃くすることもできます。

が、それでもこの縹で恐らく10回近くは染めています。

しかもワンピース並みに分量のある服となるので、大変な作業となります。

 

ちなみに今回染めをお願いしたのは「風布」さん。

実は新しくつくばで藍染めを始めた職人さんなんです。

もともとは当店のお客様で、その頃から茨城で藍染めを始めたいとおっしゃってたので、

独立されたらいつか必ずお願いしようと思ってました。

今後の活躍を祈念致します!!!

 

ちなみに「風布」さんについて。


茨城県常総市の畑で藍を育てながら

季節の移ろいを肌で感じ 自然の営みに感謝しつつ

“天然藍灰汁醗酵建て(てんねんあいあくはっこうだて)” という手法で藍染を行っています。

風にはためき空を泳ぐ布のように

自由でおおらかな発想でものづくりに取り組めたら という想いから

屋号を『風布(ふうぷ)』と名付けました。

日常の中で 使う人の暮らしと心をちょっぴり豊かに彩るような

藍の布づくりを目指しています。


なんと原料から自分たちで育てているというこだわりよう!!!すごいでしょ~~~!?

 

次にプロフィールです。


1985年 北海道札幌市生まれ

2008年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科テキスタイル専攻卒業

大学在学時の2007年より、東京都青梅市の藍染工房壺草苑(こそうえん)で働き始め、その後約9年間勤務。

2016年 茨城県つくば市に移住。常総市の畑で藍を育て藍染の原料・蒅(すくも)作りに挑戦。

2017年 藍染風布として活動を始める。


この修行されていた壺草苑は、天然灰汁発酵建てなどの藍染めでは有名なところです。

しっかり技術を身につけて独立されたんだなというのが分かりますね!

またこのような方が近くにいるというのは、お店としてもとても助かるんです。

それは「プロ」だから。

他をディスるわけではないですが、服作りの世界も染めの世界も、

自宅で趣味でやってるようなセミプロみたいな人が多いじゃないですか?

私もプロとしてお店で商品を販売する以上、製品管理をしっかりできるプロにお願いしないといけないんです。

それに私も染めに関しては全くの素人なので、圧倒的な技術を持ったプロでないと。

 

なので、本当にこれからが楽しみです!!!!!

 

ちょっと話はそれちゃいましたが、着てみるとこんな感じです。

Pants/Italian Navy Marine Pants ¥10,584-(税込)

スモック的にバサッと。

このシャツ自体のサイズはヨーロッパサイズで42なので、メンズのLくらいあります。

ユニセックスでのご提案となりますが、正直女性には大き目。

ただし、シャツなのであまり短いと横のスリットが深くなり、ワンピースとしては着づらいと判断。

なので、このサイズで良しとしました。

モデルは164㎝です。160㎝以上あれば大丈夫。

正直袖は長いですが、まくるか袖を詰めて着ればOK。もちろんそのお直しも承ります。

アームが太くて、袖口がスッとすぼまってるので、女性が着るとかわいいんですよ!

 

秋になったらこんな重ね着はいかがでしょうか?

ロングシャツにあえて着丈の短いジャケット。(しかもヴィンテージ同士!そういやパンツもヴィンテージ!)

お互いが引き立て合って面白いですね。

 

また染めてみて思ったのですが、白より透けにくくなったのもポイント。

Shoes/Don Quichosse (Tuilliere Espadrille) ¥9,180-(税込)

あと何回か台風が過ぎて夏の終わりが近づく頃に、ちょうどいいアイテムかと思います。

 

 

それではまた。お店で会いましょう。