diaries blog | アンティークウォッチフェア速報!

※7/10(水)・7/11(木)・7/18(木)・7/25(木)は、休店日とさせていただきます。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

※昨年12月のLOUNGE ACTオーダー会の納品は、6月下旬頃を予定してます。

※今月中に、1ST PAT-RNのオーダー会(2025年春夏分)を開催致します!(予定では7/13~7/21)

※2年ぶりにアンティークウォッチイベント開催します!7/6(土)~7/8(月) 12:00~18:30

来る7/6~7/8、2年ぶり3度目となるアンティークウォッチフェアを開催致します。

回を重ねるごとに、腕時計の知見が広がる本イベント。私もすっかり魅了されてしまいました。

3年前に買った私のアンティークウォッチも、最初こそ大切に扱っていましたが、今じゃすっかり体の一部になり、ぶつけたり落したり、付けたままPC作業したり。

ホントはダメだけど、ちゃんと修理してくれるディーラーさんがいるからこそ、安心して使えるのです。

このように、DIARIESのアンティークウォッチフェアは、できるだけ敷居を低くし、気軽にアンティークウォッチという物に触れて欲しいという思いで開催しています。

是非ともこの機会に、アンティークウォッチを通して歴史・文化・デザインの変遷など、

先人たちが遺してきた直径約30㎜の中に広がる素晴らしい世界を覗いてみて下さい。

ちなみに価格帯は、14万円~上は青天井といった認識でいてもらえればよろしいかと思います。

イベント時には約70点ほどの時計が並びます。是非ともご来店ください。

 

※時計ベルトだけのオーダーも可能です。

※当店でお買い上げいただいた方のみ、修理を受け付けます。

※現金とクレジットカードの併用可。

※お買い上げいただいた製品はオーバーホールのために一時お預かりし、2~3か月後のお渡しとなります。

※金額にオーバーホール代(初回分のみ)は含まれております。

※迷惑行為(例えばディーラーさんから情報だけを抜き取るような行為)と判断した場合、退店していただく場合もございます。

 

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「サラダ記念日の日」だそうです。

というわけで、今日がアンティークウォッチ記念日になった方もいらっしゃいます。ありがとうございます。

明日は七夕ということで、いつもよりもうちょっと多くの方に出会ってほしいという願いを込めて、

今回並んでいるアンティークウォッチの中から、個人的にお勧めしたいやつをピックアップ致します。

 

まずはコチラ!

こちらはOMEGAのコンステレーションというモデル。ヴィンテージウォッチ入門として最適と言える時計の一つです。

Constellationとは、日本語で正座という意味。

その言葉が示すのは、裏蓋に描かれた天文台が関係しています。

コンステレーションが世に送り出されたのは1952年。

当時、スイス・フランス・イギリスの天文台では、時計の精度を競うコンクールが開催されていました。

特にオメガは、1919年から1971年の間に93回もの優勝を獲得しています。

その精度の象徴としてリリースされたのがコンステレーション。

さらには時計ケースのデザインは、あのジェラルド・ジェンタ。

ジェンタは、オーデマ・ピゲのロイヤルオークやパテック・フィリップのノーチラスなどをデザインし、後世に名を遺した人物。

そのジェンタが時計デザイナーとして駆け出しの頃に手掛けたのが、コンステレーションです。

とにかく「絶対に間違いの無い買い物をしたい。でもちょっとだけマニアックなものを。」という方にお勧めです。

 

しかもこのコンステ、スイスの老舗宝飾店TURLER(チューラー)別注のやつなのですが、このラインってシャレてる個体が多いんですよね~~~!

上の写真の文字盤、よく見るとヘアライン?通常のコンステもあるので、是非とも見比べて欲しいです。

 

そうそう、ちょっとヤバ目のコンステもあります。

通称トロピカルダイアルと呼ばれるコンステ。コンステの星が、宇宙で瞬くように輝くロマンチックな1本。

このトロピカルという表現は、ここ10年くらいで定着した新しい概念と認識しています。

いわゆるブラックミラーダイアルが腐食してできた、偶然の産物である模様なのですが、

狙ってできない偶発的な美に価値を見出す、まさにアンティークらしい楽しみ方かと思います。

これが欲しい!となる人は相当沼にハマってしまった人だと思いますが、ご存じ出ないかたはまずは「こういう世界もあるんだね~」とお見知り置き下さいませ。

 

 

次です。

こちらも珍しい、レディースサイズのIWCです。小ぶりでネイビーの文字盤がカッコいいですね!

International~の文字が筆記体じゃなくても、しっかりオールドインターしてます!

リューズにはお魚もいますしね!!!

魚=水に入る、だから防水の意味を表しています。オールドのIWCならではのディテール。

小さいボディで頑張っている時計。頑張り屋さんの貴女にお勧めしたい1本!!!

 

次です。

個人的にはメチャクチャ好きだけど、誰もその良さが伝わらないだろうなと思われる1本。

まずはGRUEN(グリュエン)という名前も知りませんよね?

素晴らしい技術を持ったメーカーでしたが、度重なる不幸(社長が連続で死去)により会社が傾いてしまった。

最終的にはロレックスに吸収されてしまった幻のメーカーです。

そんなメーカーが、戦後アメリカの豊かな時代に自由に作った時計。

針の形、2トーンの文字盤、ラグのデザイン、素晴らしくバランスの良いデザインだと思うんだが。

ヴィンテージウェアで例えると、アメリカのストアブランドを買うような感覚。

革靴で言うと、フローシャイムとかを探すイメージ。つまりマニアック。

 

最後はコチラ!

ゴールドが私物で、シルバーが商品です!

昨年の復刻が記憶に新しいKING SEIKO(キングセイコー)

どちらも同じ第2世代で、前期と後期の違いだけ。

つまり、これを買えば私と兄弟になるということです。

と言う話を、本日5人ほどのお客様にしてみましたが、見事に断られました!!!!!(号泣)

明日も色んな意味でドキドキしながらお待ちしてますよ~

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。