※7/18(木)は休店日、7/25(木)~7/28(日)は夏休みをいただきます。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)
※7/13(土)~7/21(日)の間、1ST PAT-RN(2025年春夏)のオーダー会を開催致します!
1ST PAT-RN 2025年春夏のオーダー会を開催致します。
昨シーズン、見事に復活を遂げたファーストパターン。
今回のコレクションでは近年まれに見るボリュームで、皆様をお迎えいたします。
モデル×生地×色を合わせたバリエーションは、なんと90種以上!
同ブランドでは10年以上ぶりであろう、ダブルブレステッドが登場。
待望のベストも復活しました。さらには全く予想してなかったTシャツまで!?
見応えのある内容となっておりますので、是非とも期間中にご来店下さい。
※オーダーの際、1着につき10000円をデポジットとしてお預かりいたします。
※情勢不安や工場の都合により、生産がキャンセルとなる場合がございます。
製品がご用意できなかった場合は返金させていただきます。
※納品は2月~4月頃を目安にお考え下さい。
※レディースの展開は、未定です。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」だそうです。
お盆が7/15の人と8/15の人の違いはなんですかね?
というわけで1ST PAT-RN 2025SSオーダー会は、お陰様で大変ご好評をいただいております。
こうもイベント続きにも関わらず、店頭に足をお運びいただき、誠にありがとうございます。
しかしながら今回の1ST PAT-RNのオーダー会は、いまだ新規の方のオーダーがございません。
それもこれも、私の計画性の無さのせい。
準備も告知も不足しているので、ちゃんとお伝えできていないからかもしれません。
本当にお客様にもブランドにも、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ですので、遅ればせながら1ST PAT-RNの魅力をお伝えできればと思います。
今回は、オーダー会のラインナップをチラ見せしながらご紹介してまいります。
まずは1ST PAT-RNとはどんなブランドか?
イタリアのブランド『1ST PAT-RN (ファーストパターン)』は、2011年にデザイナーCristiano Bertoによって立ち上げられた。
ブランド名の由来は、ミリタリー用語として使われた”First Pattern” (一番最初のプロトタイプ)からきている。
ブランドのコンセプトは、ニット生地やシンプルかつファンダメンタルな素材を使うことによって、
洋服として普遍的な構造・品質・デザインを復刻させることにあり、そのため大量生産を避け、生地や縫製にこだわり1着1着最高の洋服を作ることだ。
デザインのインスピレーションは主に、『Civil (シビル)』『Military (ミリタリー)』『Utility (ユーティリティー)』の機能美からきているが、
1st Pat-rnの洋服は、糸・生地の生産から、ボタン、レーベル、タグ、商品の仕上げの工程まで、すべてがイタリアで行われている。
そして、洋服としての最高の品質と仕立てを常に追及し続けている。例えば、英国とイタリアの仕立ての具合をうまく融合させ、
綺麗なウエストライン、すっきりとした肩のライン、動きやすくスタイリッシュに裁断された腕周りなどの新しいフィットを作り出したり、
第一次世界大戦でイタリア陸軍や海軍が着用していたユニフォームをデザインのインスピレーションにしたり、
レーベルにモデル名を入れたりと、細かな気配りとこだわりが1ST PAT-RNの価値をより一層引き立てるものとなっている。
デザイナーCristianoが “We must try to wear them, to understand” と主張しているように、
1ST PAT-RNの本当のフィットの良さは、実際に着てみないとわからないものだ。
長く大切に着て初めて分かる本当の洋服の良さを教えてくれるような洋服作りが1ST PAT-RNの洋服作りだ。
伝統的なイタリアのものづくりを後世に継承していきたいというデザイナーCristianoの気持ちがあふれ出ている。
というのがオフィシャルの紹介ですが、DIARIESとしてはラインナップの一つの軸になるブランドです。
イタリアのファッションというのは、インポートメインのセレクトショップにとって、イギリス・フランスと並び、無くてはならない存在だと思います。
質実剛健なイギリス、洒脱なフランス、華美なイタリアってイメージ。
DIARIESでも創業当初はFILSON ITALYが好きでやってましたが、イタリアラインは廃版となり、その後フライツォーリを始めましたね。
そんなフライツォーリも日本から撤退を余儀なくされ、さあどうしようと思ってたところにするするするっと入ってきたのが、
1ST PAT-RN(ファーストパターン)でした。
ブレザーを手に取り、説明をデザイナー・クリスティアーノから聞くと、並々ならぬ熱意が伝わってきました。
そしてそれぞれの素材の作り込みがとんでもなかったんですね。
時にトラディショナルで、時に実験的でもあるファーストパターンの素材を見て思ったのは、
STONE ISLANDやC.P.COMPNAYのMassimo Osti(マッシモオスティ)のようでもあるなと、
聞くとやはりその物作りの姿勢には非常に感銘を受けたそうです。
デザインも、トラッドを基調にしながらワーク・ミリタリー・アウトドアをミックスしており、DIARIESのテイストにピッタリだったんですね。
そんなこんなで10年以上もお付き合いさせていただけるようになりました。
本当にウチの店とは相性がいいなと思うのですが、日本国内では年々取扱店が減り続け、今はどうなっているのか知る由もありません。
本当に素晴らしい服なのですが、見た目が地味なのかな?(イタリアのブランドなのに地味ってところが良いんだけど)
なので、無理矢理にでもオーダー会を開催して、できるだけ多くの方の目に触れる機会を設けねばと今は考えています。
全てのラインナップを仕入れることは、DIARIESの規模ではできないのでね。
というわけで、そのラインナップの中から僕のお勧めをピックアップして紹介したいと思います。
ドウゾ!
ファーストパターンとしては10数年ぶりのダブル!やっと時代が追い付いてきた感じがする!
40超えたら、もうダブル着てもいいんじゃない?
ファーストパターンのジャケットは、キメ過ぎない所が良いんです。いわゆるアンコンてやつ。
ファンになる人は、着た時に肩の力が抜けるような感覚が病みつきになるんです。
素材も一筋縄ではいかないヘリンボーン。非常に立体的なのは、右綾と左綾の間に平織りを挟んだりしてるから。
次です。
例えばこのブルゾンはイギリス軍ぽいんだけど、簡素なディテールは東ヨーロッパのミリタリーぽくもあったり。
まんま〇〇軍のレプリカではなく、クリスティアーノなりにアレンジを加えているのですが、加えるどころか引き算が上手いな~と思うわけです。
こちらの生地も、軍物感あるでしょ?間違いなく良い色落ちしそう。
ボタン一つとっても、ファーストパターンのオリジナルです。アルミから削り出した艶消しボタン。
次です。
これも本当に地味。だけど、あの素材の着心地を知っている人は、絶対欲しくなってしまやつ。
あの素材とは?NOT A DENIMのコットン×ヘンプ素材です!
独特の弾力性と通気性がとても気持ちよく、気が付けばそればかり着ている素材。
あのNOT A DENIMの白バージョンとお考え下さい。
次です。
ファーストパターンにしては珍しいスタンドカラーシャツも登場!
シルエットは、中央アジアのロングシャツやイギリスのグランパシャツをイメージ。
生地は、古いベッドシーツの柄からインスピレーションを起こし作られたものになります。
凝った生地って立体感があるよね!
最後!
最大のトピックスは、ベストの復活!待ってました!!!!!
でもフードが付いてるっていう。このみんなの予想の斜め上を行く感じ、たまりませんね~!
ちなみにこのベスト、今のところ女性の方のオーダーが、男性より多いです。ワンピースなどに合わせるとメチャクチャカワイイので是非。
ファーストパターンの面白さってのは、どのアイテムをどのように組み合わせてもいい所。
1着でデザイン性の高い服を作るのではなく、レイヤードで表現していくんです。だから1着1着はシンプルでいいんですね。
これもアリなんだ!?という気づきを与えてくれます。決して奇抜ではないのが良いんですよ。
ざっと駆け足でお送りしてしまいましたが、まだ発売前の商品なので詳しくお見せすることができませんので、画像も部分的なものになっております。
全てをご覧になりたい方は、是非ともご来店ください。
オーダー会は次の日曜まで。
皆様のご来店を、心よりお待ちしております。
それではまた。お店で会いましょう。