diaries blog | 1ST PAT-RN(ファーストパターン)| Belka & 1943 Trousers

※11/25(水)・11/26(木)は、休店日とさせていただきます。

※夜の自粛中につき、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。)

※コロナ対策実施中です。

1ST PAT-RN 2021A/W Order Fair & Trunk Show開催決定!

日時:11/27(金)~11/30 (月) 12:00~19:00

2021年秋冬のオーダー会と、1ST PAT-RN初期のアイテムを中心としたトランクショーを同時開催いたします。
今回はシャツとニットが増えました。
もちろん新たなリップストップ素材など、1ST PAT-RNらしい素材も登場しています。
是非ともご来店ください。







ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「進化の日」だそうです。

ちょっと休みがちですいません。バタバタしちゃってて・・・

コロナ禍下でいかに進化するか、暗中模索でございます。

そんなご時世ではございますが、ファーストパターンのイベントも近づいてまいりました。



今年は大々的にイベントをやらず、小さく開催してまいりましたが、

ある程度期間を設ければ、密にならずに運営できることが分かりました。

それもあって、今回のイベントも4日間とちょっと長めの開催となってます。



さらに今回は、ZOOM接客もやろうと思ってます。

オーダーもトランクショーの商品も、ZOOMで商品のご案内が可能です。

お店は12:00~19:00までなので、ZOOMはそれ以外の時間で予約を受け付けようと思ってます。

気になる方は、メールでご連絡ください。




じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】1ST PAT-RN(ファーストパターン)

【アイテム】Belka

【価格】¥44,000-(税込)

【コメント】

DIARIESでは、1ST PAT-RNのレディースにも力を入れています。

凛としたカッコ良さを持つ、理想的なレディース服です。

そして今季新しく登場したのが、前合わせがアシンメトリーのジャケット。

こちらはBelkaというモデルですが、大まかなデザインは第二次大戦時のロシア軍の服

「Telogreika(テログレイカ)」を元に作られています。

テログレイカというのは、ロシア軍の寒冷地用キルティングジャケット。

縦方向の太いキルティングが特徴です。

個人的には、ナウシカ原作の蟲使いが着てそうなイメージ。

そんなミリタリージャケットですが、1ST PAT-RNの手にかかると、

こんなカッコイイ女性向けのジャケットに生まれ変わります。

Pants/comm.arch. (cotton silk rib easy trousers) -sold out-

Boots/ALDEN -private-


見事なフィット。

こちらはドネガルツイードバージョン。よりシックな雰囲気になりますね。


先ほどドネガルツイードと書きましたが、厳密に言うとドネガル風イタリア製ツイード。

イタリア製のお蔭で、素朴なだけではないドネガル素材に仕上がってます。



そしてもう一型は、おなじみブリスベンモス社のニードルコード(細畝コーデュロイ)

こちらはよりカジュアルに着ることができます。

洗いこんでアタリが出てくるのも楽しみな素材。

また、このポケットを見ると、テンダーのデニムジャケットと同じように、

ポケットの一部を裾に巻き込んで縫われてたりと、ワークウェアらしいディテールもしっかりと。

ボタンはコロゾボタンを使用しています。

またこのように、バックにもベルトがございまして、

シルエットの調節も可能なんです。

このようにBelkaジャケットは、着こなしの幅が意外と広いのも魅力。

襟を寝かせると、これまたライダースジャケットみたいな雰囲気に。

細いパンツ、太いパンツ、スカートと、着方次第で様々な顔を覗かせるジャケットです。



というわけで、本日はさらに1ST PAT-RNのレディースパンツもご紹介。

ドウゾ!

【アイテム】1943 trousers

【価格】¥27,500-(税込)

【コメント】

こちらもミリタリーパンツをベースに作られた、レディースのパンツ。

1943という商品名からすると、おそらくアメリカ軍の43カーキが元になってるんじゃないかな?

まずはこの太くてズドーンとした形。昔ながらのチノパンて感じです。

しかし、こちらは女性のためのトラウザーズなので、ウエストはジャストサイズで。

どうしても女性が着るワークウェアをベースとしたデザインって、

パンツはワンサイズでベルトで絞って履いてね、というのが多い中、

さすがの1ST PAT-RNはそれをゆるしません。

腰回りのフィッティングにこだわります。

そこからの、この太さ。ただ太いだけのシルエットではないんです。


また、43カーキらしいところはこんなところにも。

ベルトループが、ウエストを越えちゃってるのが分かりますか?

これね、身頃と腰裏の間にベルトループが差し込まれて縫われているんです。

ミリタリーパンツ独特の形状。

また右の山ポケットは、1900年代初頭のイタリア軍のミリタリーパンツから。

左は両玉縁で、こちらも43カーキらしいディテール。

腰裏とスレーキ(ポケットの袋のこと)はHBT(ヘリンボーンツイル)で、

見えない部分までミリタリーを意識した作りのレディース服。

それって意外とないんじゃないの?って思います。

だって、女性でここまでディテールにこだわる人、聞いたことないもん!

だけどそれをやる。それが1ST PAT-RNなんです!!!!

あと、ZIP社のジップも忘れずに!

最後に素材の説明。

チノパンぽさを残したかったので、今季最もベーシックな生地でオーダーしました。

おなじみブリスベンモス社の「Cavalry Twill(キャバリーツイル)」です。

綿100%にも関わらず、ストレッチ性を持たせるように織られているのが特徴です。

通常ストレッチする生地というのは、綿とPU(ポリウレタン)を混紡します。

しかしこの生地は綿100%だから、ウレタンの劣化も影響せず、着心地も良いです。

またこの生地のルーツも面白いです。Cavalryとは騎兵隊という意味。

恐らく乗馬用の服に使われ始めたのがきっかけ。

しかも騎兵隊ということは軍隊。だからミリタリー繋がり。

柔軟性と耐久性を兼ね備えた生地ということです。

ディテールに凝りまくった、女性のためのチノパン。いかがでしょうか?





それではまた。お店で会いましょう。