diaries blog | AMERICAN TRENCH(アメリカントレンチ)| Ventile Ball Cap

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ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「ボーイスカウト創立記念日」だそうです。

知らなかったんですけど、ボーイスカウトってイギリス発祥なのね。

またイギリスの歴史が深まる~!

てっきりアメリカかと思ってました。



ヴィンテージウェアでもボーイスカウト服はあります。

やっぱりフィールドワークで使われるために作られただけあって、

ミリタリーとアウトドアを足して2で割ったデザインみたいなのが多くて、

結構好きなんですけど、特に人気も無いしヴィンテージ価値も上がらないのでお勧めですけどね。

そういやアメリカ物は見るけど、イギリス物は見たこと無いかも?スルーしてたかな?



というように、何でも服につなげて考えると良いと思います。(何に?)




じゃ、今日はそんなボーイスカウトっぽいアイテムをご紹介。

ドウゾ!

【ブランド】AMERICAN TRENCH(アメリカントレンチ)

【アイテム】Ventile Ball Cap

【価格】¥9,680-(税込)

【コメント】

ボーイスカウトっぽい!6パネルのベースボールキャップです。

こちらは地味におなじみ、AMERICAN TRENCHから。

それでは改めまして、ブランド説明から。

オーナー兼デザイナーであるJACOB HURWITZ氏は、

大学を卒業後に高校の教師を5年、金融会社に7年在籍していました。

そんな中、2008年に金融危機が勃発。

危機に直面した際、「身近な人たちの為に自分が出来るベストは何だろうか」

そんな疑問を自分自身に問いかけました。

その答えは、自国で普段身に着ける最高品質のものを生産することではないかと考え、遂にブランドをスタート。

トレンチコートを主とした商品展開で技術を蓄積し、

2013年よりソックスのコレクションをスタートしたことで成功を収めます。

後にビジネスパートナーとなったDAVID氏と、

アメリカ合衆国内で最高品質のアパレルとアクセサリーと多様性をコンセプトとして、

他で見ることのできない商品を目指し事業を行っています。

製品は全てアメリカ国内で生産することにこだわり続けています。


というブランドです。

確かにブランドの起源であるソックスは当店でも定着しています。

がしかし、昨年取り扱ったウールデニムのカバーオールも非常に素晴らしいクオリティ。

そしてもちろん今回のキャップも。

AMERICAN TRENCHの魅力とは、実は何を作らせてもハイクオリティかつ、

これらを全てアメリカ生産で行っていることがスゴイのです。

もっと嚙み砕いて言うと、「何作ってもすごいけど、よくそんな工場知ってるよね!」てこと。

ホント、年々アメリカの工場は減少していますからね。大変ですよ色々・・・



というわけですが、実は今回のキャップは2,3年ぶりに入荷しました。

前回は一瞬で完売してしまったため、ブログではお初にお目にかかります!

ベーシックでクセのない6パネルベースボールキャップ。

ツバも長めで合わせやすく、深さもあって日本人の頭にもよく合います。

サイズはフリーサイズ。バックルを真鍮で作るというのがこだわり。大人のキャップだわ。



そして気になるのが素材!

なんとベンタイルを使用しています!!!!!

アメリカントレンチというくらいなので、当然トレンチコートも作っているのですが、

そのトレンチコートで使われているものと同じベンタイル素材を使用。

(ゴメン。トレンチコートはセレクトしたことない・・・)

しかもイギリスのベンタイル社です!

さらに!このベンタイル生地はイタリア製です!ズコーッ!www

いや、実はベンタイルUK社も今やイギリスでベンタイル生地を作るのは難しくて、

数年前にはイタリア製に移行してたんですよ!



まとめると、イタリアで作られたイギリスのベンタイル社の生地を使用して、

アメリカで縫製されて日本に送られ、ここ茨城県つくば市で販売されているというわけです。


しっかり水を弾きつつ、透湿性は保ってくれますよ!



ついでにウイルスも撥ね返してくれたらいいのに・・・と思ったら、

すでに日本にはこんな会社が立ち上がっているからすごいです。

HUG.inc(Click!)

ベンタイルに抗菌効果施したら最強じゃね!?



そうそう、このブランドタグもコダワリでした。

Trenchとは戦争では塹壕、一般的には深い溝を差します。

その溝を掘るための道具がこのスコップ。

AMERICAN TRENCHを最小限で表現しています。

すごい良い物作ってるんだけど、控えめなところ。

もうね、全部好きだわ。アメリカントレンチ。





それではまた。お店で会いましょう。