※8/7(土)~9(月)の期間、1ST PAT-RNの2022SS新作デニム?の受注会を開催します。
※7/29(土)・7/30(日)は、休店日とさせていただきます。
※夜の自粛中につき、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)
※コロナ対策実施中です。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「かき氷の日」だそうです。
日本から真のスケボーキングが誕生したということで、おじさんグッときちゃいます。w
YOU ARE GOD!
じゃ、商品紹介です!
ドウゾ!
【ブランド】APPELETREES(アップルトゥリーズ)
【アイテム】Tomorrows Standard
【価格】¥50,600-
【コメント】
さて、今日から秋物の紹介に移りますかね~。
早いけどしょうがない。だってもう届いちゃってるんだもの。
とはいうものの、この端境期に入荷してくるアイテムは、ほとんど1年中着られるやつなのでご安心下さい。
というわけで、入荷以来「ちょ、高・・・」とDIARIES界隈をざわつかせているシャツです。
今季より取り扱いを始めたスウェーデンのシャツブランド。
まずはブランド説明からどうぞ。
「アップルトゥリーズ」は、サンドバーグとマーレイのデュオにより、スウェーデンのストックホルムにて設立。
何よりも製品のクオリティを第一に考えたスタイル、フィッティング、生地選びに関しては一切の妥協を許さず、
綿、麻、シルク、ダウン、レザーなどの天然素材だけを使ってクリエーションしている。
私達の目標は、今の時代にマッチしたユニセックスで着られるクラシックさを合わせ持った、
他に並ぶものがない最高水準のワードローブを作り上げる事である。
というブランドなのですが、もうちょっと補足があります。
アップルトゥリーズのデザイナーは、元リーバイスのデザイナー。LVCなのでアムステルダム事務所の方です。
そんな彼が、最高の生地・最高のパターン・最高の縫製でもってシャツを作りたいと、
地元ストックホルムに戻り2013年に立ち上げたのがAPPELETREESです。
このAPPELETREES(=林檎の木)というブランド名は、自身のアトリエの庭に林檎の木が生えており、
その気にサンプルを干したりしていたことから名付けられたそうです。
それでは詳しく見ていきましょう。
APPELETREESは、ブランドのスタートは2014年。
たった1型のシャツで、色は白とサックスブルーのみの展開から始まったそうです。
さすがのストイックさ!wwwww
このやる気があるのかないのか分からない感じが最高なんですよ!(俺もよく言われる)
でも実際に物を手に取ってもらえば分かりますけど。
生地はエジプトのGIZA87を使用し、それを北イタリアの紡績工場で120双(超極細の120番手を双糸にしたもの)にし、ポプリン織り。
つまりどういうことかというと、
ツヤがあってシャリシャリした肌触りで、とっっっ~~~っても気持ちがいい!ってことです。サイコーーーーー!
パリっとしていて上品さは言わずもがな。この高温多湿な日本の夏でも、シャリ感は変わりません!これホントすごい!
そして生地だけでなく縫製も。
当店がオーダーしたTomorrows Standardは、APPELETREESのラインナップの中でもドレッシーなシャツ。
なので、最も運針数が細かいです。ドレスシャツ並み。というか、イタリアのドレスシャツの職人が縫ってます!
さらに縫製に使う糸は、なんとシルク!!!!!
最高級コットンとシルクという、それぞれの経年変化が相まって、着こむほどにたまらない風合いになります。
また、シルクが結構縮むのですが、ものすごいパッカリングを引き起こすんですね。
これを見ると、ああ~リーバイス出身というのが分かるなぁ~とも思ったり。
そういう部分では、ジーンズのように育てる楽しみも感じられるシャツです。
次はディテール。
Tomorrows Standardは隠しボタンダウンタイプ。
ほらね。
個人的には、襟の表にボタンのアタリが経年変化で出てくるといいなと思ってます。
前立てはフレンチフロントでクラシックに。
個人的に気に入っているのが、カフスボタンが3つあるという部分。なんか豪華!?w
そしてカフス部分のプリーツも細かくて、アームが太くて着やすいんです。ボリュームがイイネ!
というわけで着てみました。
Pants/1ST PAT-RN (Georg) ¥47,300-
Shoes/Joseph Malinge (Chausse) ¥81,400-
アップルトゥリーズのシャツに、ファーストパターンのウール×ヘンプのトラウザーズに、ジョセフマランジュの靴。
単純に良い物を着ただけのコーディネート!www
お金をかければ誰でもオシャレになるという、ある意味雑なコーディネートです!爆
フィットは細くもなくゆったりでもなく。僕の場合は胸が張っちゃってますが・・・
あと、着丈と袖丈が長いのは北欧らしいかな?
あの辺の人たちみんな背が大きいから。日本人にはみんな長いので、あまり気にしないでください。
またこのフィットだと、タックインも良いですよ!
Pants/LOUNGE ACT (1 tuck trousers) ¥36,300-
Shoes/Sanders (Oxford straight tip) ¥57,200-
タックインするとスッキリしていいですね~!
アームは太目だし、肩回りも非常に楽です。
後からの見た目も、サイドプリーツでどこまでもスッキリと。
このツヤがいいんですよ。
プリーツもチラッと
隠しボタンダウンもチラ見せ~~~!
ボタンはオーストラリア産の貝ボタン。
ちなみに、ボタンも生地もAPPELETREESだけが使用できるエクスクルーシブ素材です!
というように、特別すぎるシャツ。
正直、取り扱うまで1年迷いました。
だって、この価格だったらシャルベとかフライとかルイジボレリといった、錚々たるシャツメーカーも候補に挙がってくるじゃないですか?
果たして、それだけの価値があるのかどうか?お客様に自信を持って勧められるかどうか?と。
なので、まずは自分で買って着てみることにしました。
こちらは私物で、半年ほど育てたやつ。洗濯回数でいうと50回くらいかな?
ほらほら!袖口がデニムの裾みたいになってるでしょ?育て甲斐~
襟も大変なことに・・・
ところでお気づきかもしれませんが、私が購入したのはボタンダウンタイプ。
本日ご紹介したTomorrows Standardと比べると、プラケットフロントで運針数も粗くし、縫製の糸も太くしてます。
つまり、縫製のシルク糸が目立つようになっているわけ。
ですが、いざDIARIESでセレクトをと思った際、ちょっとこのモデルでは狙いがあからさますぎる。
Tomorrows Standardの方が奥ゆかしくてDIARIESぽいんじゃない?と思いました。
というわけで、早速私もTomorrows Standardも買おうかと思ってます。
高っかいなーーーーー!と思ったのですが、1着買ってみたらもう1着欲しくなっちゃった・・・アホですね。
先ほど、シャルベだフライだと例を上げましたが、私の経験上あの辺のシャツはよほどドレスに造詣が無い限り着ないんですよ。
俺ですらボレリのシャツは年に数回しか袖を通しません。
かといって、そういったトップクラスのシャツを着崩すのもちょっと違う気がして。着るんならちゃんと着たいシャツだし。
そういう部分では、アップルトゥリーズのシャツは、ドレスシャツ並みの素材や縫製だけど、
どんなスタイルで着ても良いし、ガシガシ洗ってノーアイロンでバサッと着ることができて着倒せるから、
DIARIESのシャツとしてはこの上ない物だと思ったんです。
とうとう、行き着くところまで行っちゃったかなと言う感じ。
当店でご用意できる究極のシャツ。どうかお試しください。
それではまた。お店で会いましょう。