※2/17(木)・2/18(金)は、休店日とさせていただきます。
※※店舗プチ改装のため、2/21(月)から2/25(金)までの間は休業とさせていただきます。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)
※コロナ対策実施中です。
※1ST PAT-RNの2022FW受注会を開催しています。(レディースのラインナップはNot a Denimのみとなります。)
1ST PAT-RN ORDER FAIR -2022FW-
日時:2/12(土)~2/20(日) 12:00~18:30
※密にならないよう、ロングラン開催!
※条件はいつも通り、デポジット5000円(1点につき)です。
大々的に「イベントやってまーすっ!」って言いづらいご時勢ですので、ひっそりとやります!いつもですけど!!
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「寒天の日」だそうです。
突然ですが、久々につくば近辺のグルメ情報をお知らせします。
こちらのお店。
Cafe Banraiken(バンライケン)
場所は、国道6号と学園東大通りの交差点の角に立つ雑居ビルの2F。
荒川沖のジョイフル本田の交差点と言えば、分かりますかね?
こちらのバンライケンさん、基本的にはコーヒーが美味しいです。しかも跳びぬけて美味い。
そんな美味すぎるコーヒーが飲めるカフェなのに、これまた美味しいのがピラフ。
あのピラフです。
よくあるチャーハンみたいなピラフじゃなくて、ちゃんとピラフしてるんです!
どういうことかっていうと、チャーハンみたいに白米の味付け炒めじゃなくて、ちゃんとスープで炊いてるねってこと!!
そしてバンライケンは、ピラフにオムライスを乗せたオムピラフが食べられます。控えめに言って最&高。
店内写真禁止っぽかったので、写真は撮ってません。
気になる方は是非!!!!!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】APPELETREES(アップルトゥリーズ)
【アイテム】Tomorrows Standard
【価格】¥50,600-
【コメント】
昨シーズン、入荷と同時にお客様の間で物議を醸しだしたシャツですが、今季も性懲りもなく入荷しております!!!
まずはブランド説明からどうぞ。
「アップルトゥリーズ」は、サンドバーグとマーレイのデュオにより、スウェーデンのストックホルムにて設立。
何よりも製品のクオリティを第一に考えたスタイル、フィッティング、生地選びに関しては一切の妥協を許さず、
綿、麻、シルク、ダウン、レザーなどの天然素材だけを使ってクリエーションしている。
私達の目標は、今の時代にマッチしたユニセックスで着られるクラシックさを合わせ持った、
他に並ぶものがない最高水準のワードローブを作り上げる事である。
というブランドなのですが、もうちょっと補足があります。
アップルトゥリーズのデザイナーは、元リーバイスのデザイナー。LVCなのでアムステルダム事務所の方です。
そんな彼が、最高の生地・最高のパターン・最高の縫製でもってシャツを作りたいと、
地元ストックホルムに戻り2013年に立ち上げたのがAPPELETREESです。
このAPPELETREES(=林檎の木)というブランド名は、自身のアトリエの庭に林檎の木が生えており、
その気にサンプルを干したりしていたことから名付けられたそうです。
それでは詳しく見ていきましょう。
APPELETREESは、ブランドのスタートは2014年。
たった1型のシャツで、色は白とサックスブルーのみの展開から始まったそうです。
さすがのストイックさ!wwwww
このやる気があるのかないのか分からない感じが最高なんですよ!(俺もよく言われる)
でも実際に物を手に取ってもらえば分かりますけど。
生地はエジプトのGIZA87を使用し、それを北イタリアの紡績工場で120双(超極細の120番手を双糸にしたもの)にし、ポプリン織り。
つまりどういうことかというと、
ツヤがあってシャリシャリした肌触りで、とっっっ~~~っても気持ちがいい!ってことです。サイコーーーーー!
パリっとしていて上品さは言わずもがな。この高温多湿な日本の夏でも、シャリ感は変わりません!これホントすごい!
そして生地だけでなく縫製も。
当店がオーダーしたTomorrows Standardは、APPELETREESのラインナップの中でもドレッシーなシャツ。
なので、最も運針数が細かいです。ドレスシャツ並み。というか、イタリアのドレスシャツの職人が縫ってます!
さらに縫製に使う糸は、なんとシルク!!!!!
最高級コットンとシルクという、それぞれの経年変化が相まって、着こむほどにたまらない風合いになります。
また、シルクが結構縮むのですが、ものすごいパッカリングを引き起こすんですね。
これを見ると、ああ~リーバイス出身というのが分かるなぁ~とも思ったり。
そういう部分では、ジーンズのように育てる楽しみも感じられるシャツです。
次はディテール。
セレクトしたモデル「Tomorrows Standard)は隠しボタンダウンタイプ。
ほらね。
個人的には、襟の表にボタンのアタリが経年変化で出てくるといいなと思ってます。
前立てはフレンチフロントでクラシックに。
個人的に気に入っているのが、カフスボタンが3つあるという部分。なんか豪華!?w
そしてカフス部分のプリーツも細かくて、アームが太くて着やすいんです。ボリュームがイイネ!
というわけで着てみました。
Pants/1ST PAT-RN (Georg) ¥47,300-
Shoes/Joseph Malinge (Chausse) ¥81,400-
アップルトゥリーズのシャツに、ファーストパターンのウール×ヘンプのトラウザーズに、ジョセフマランジュの靴。
単純に良い物を着ただけのコーディネート!www
お金をかければ誰でもオシャレになるという、ある意味雑なコーディネートです!爆
フィットは細くもなくゆったりでもなく。僕の場合は胸が張っちゃってますが・・・
あと、着丈と袖丈が長いのは北欧らしいかな?
あの辺の人たちみんな背が大きいから。日本人にはみんな長いので、あまり気にしないでください。
またこのフィットだと、タックインも良いですよ!
Pants/LOUNGE ACT (1 tuck trousers) ¥36,300-
Shoes/Sanders (Oxford straight tip) ¥57,200-
タックインするとスッキリしていいですね~!
アームは太目だし、肩回りも非常に楽です。
後からの見た目も、サイドプリーツでどこまでもスッキリと。
プリーツもチラッと。このツヤがいいんですよ。
隠しボタンダウンもチラ見せ~~~!
ボタンはオーストラリア産の貝ボタン。
ちなみに、ボタンも生地もAPPELETREESだけが使用できるエクスクルーシブ素材です!
というように、特別すぎるシャツ。
正直、取り扱うまで1年迷いました。
だって、この価格だったらシャルベとかフライとかルイジボレリといった、錚々たるシャツメーカーも候補に挙がってくるじゃないですか?
果たして、それだけの価値があるのかどうか?お客様に自信を持って勧められるかどうか?と。
なので、そういう時はやっぱり自分でかって着てみないとね!?
こちらは自分の店で取り扱い始める前、約1年半ほど前に買って、100回くらい洗った物。
縫製部分のパッカリングがエグイことになってる!!!
新品と比べるとこんな感じ。
育ってますね~~~!
ちなみに私物のは、セレクトしたTomorrows Standardとは違って、Casual Shirtというもの。
なので、運針数があや粗くパッカリングや、シルク糸の色落ちが目立ちます。
それはそれでいいのですが、色落ちしたあとの首まわりがちょっとあざといかな?と思い、
Tomorrows Standardの方がおくゆかしい経年変化をするのではないか、と考えました。
だって、ドレスシャツをゴリゴリ洗った経年変化、見て見たくない?
すごい細かい縫製のパッカリングってやつ。
こんな感じだと思いますけど。
こちらは妻の私物で、バンドカラーのプルオーバーシャツ。All around the worldというモデル。
この前立てがフレンチフロントで同じ作りなのですが、非常に細かいパッカリングが出てきているのが分かりますか?
ここまでくると、これもまたヴィンテージを超えた存在。そう思うわけです。
そういえばデザイナーは、Levi’s Vintage Clothingのデザイナーだったんですから。そりゃ~軽く超えてきますよねーーー!
このように、まずは自分で買って着てみて、確かに価値が感じられたのでセレクトしました。
ただの高くて凄い品質のシャツです!wwwww
それではまた、お店で会いましょう。