diaries blog | APPELETREES(アップルトゥリーズ)| Tomorrows Standard

※8/4(木)は、休店日とさせていただきます。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

※コロナ対策実施中です。

 

 

|||イベントのお知らせ|||

DIGSEUM(ディグジアム)

Museumのように、ガラスの向こうにある手が届かない世界ではなく、
Digつまり自身の手で触れることができ、知識を深めながら特定のカルチャーを掘り下げることを目的とした、体験型イベントです。

「Collection of American Vintage Dress Shoes」

コロナ禍を受け、密を避けるために沈黙せざるを得なかったDIGSEUMを、3年ぶりに開催いたします。
今回のテーマは、「American Vintage Dress Shoes」の世界。
これまで敢えて避けてきた革靴というジャンルですが、こんな世の中で出し惜しみは無用と思い、オファーさせていただきました。

今回ご協力いただいたのは中村氏。
American Vintage Dress Shoesの世界に傾倒し、自身でも古靴を扱うオンラインショップ・Pacific Shoesを運営していました。
本来Pacific Shoesは、仕事の傍ら趣味が高じて立ち上げたものです。
しかし、当時はブルーオーシャンだった古靴のマーケットも、今ではレッドオーシャンになってしまい、
平穏に(=pacific)楽しめる状態ではなくなってしまい、潮時と感じ閉鎖してしまいます。
現在中村氏は、世の中からごみを減らすことを目的とした「こからや」を立ち上げ、
「ごみゼロヘルパー(=ごみ削減のプロ)」として確約しています。

今回のDIGSEUMでは、Pacific Shoes運営時にお蔵入りとなった貴重な革靴を大放出いたします。
アメリカの歴史から生まれた、その時そこでしか見ることができない、独特のディテールを持つ革靴たちを、是非ともご覧ください。

※注意事項がございます※

・お支払いは現金のみとなります。
・ご購入いただけるのは、過去にDIARIESで購入経験がある方のみとさせていただきます。
・本イベントは、知見を広げることを目的としたものです。よって、古靴の知識が無い方を優先的に対応いたします。
・イベント運営の妨げとなる行為と当方が判断した場合は、退店していただきます。
・転売を防ぐため、購入者自身と異なるサイズは販売いたしません。
・当日は混雑が予想されますので、「タイムズつくば学院大学」または「つくば天久保第一駐車場」をご利用ください。


 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「はちみつの日」だそうです。

そういや先日、フジロックを主催するSMASHのインスタで、3月にbjork来日公演があることを発表したばかり。

先日行った先輩のお店DASK@品川で売ってたポスター欲しくなっちゃったよ!!!

来年の3月に向けて、絶っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ対にチケットを手に入れようと思います!

すでにビョークのライブは、フジロック×2回、LIVE8っていうイベントで1回、単独武道館で1回見てますが、まだまだ足りない。

テレビは見ないので分からないのですが、バチェロレッテっていうの流行ってるんでしょ?

そんなのよりビョークのバチェロレットていう曲を聴いてほしいです!

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】APPELETREES(アップルトゥリーズ)

【アイテム】Tomorrows Standard

【価格】¥50,600-

【コメント】

取扱いから1年経ちまして、ようやく皆様試着してくれるようになりました、アップルトゥリーズのシャツ。

2年目にして、ようやく私も2着目をゲット。初心に戻って育てていく所存。(2着目の経年変化は半年後かな?)

改めまして、まずはブランド説明からどうぞ。

「アップルトゥリーズ」は、サンドバーグとマーレイのデュオにより、スウェーデンのストックホルムにて設立。

何よりも製品のクオリティを第一に考えたスタイル、フィッティング、生地選びに関しては一切の妥協を許さず、

綿、麻、シルク、ダウン、レザーなどの天然素材だけを使ってクリエーションしている。

私達の目標は、今の時代にマッチしたユニセックスで着られるクラシックさを合わせ持った、

他に並ぶものがない最高水準のワードローブを作り上げる事である。


というブランドなのですが、もうちょっと補足があります。

アップルトゥリーズのデザイナーは、元リーバイスのデザイナー。

アムステルダム事務所の方で、Levi’s REDやLVCに関わってきました。

そんな彼が、最高の生地・最高のパターン・最高の縫製でもってシャツを作りたいと、

地元ストックホルムに戻り2013年に立ち上げたのがAPPELETREESです。

このAPPELETREES(=林檎の木)というブランド名は、自身のアトリエの庭に林檎の木が生えており、

その気にサンプルを干したりしていたことから名付けられたそうです。

 

それでは詳しく見ていきましょう。

APPELETREESは、ブランドのスタートは2014年。

たった1型のシャツで、色は白とサックスブルーのみの展開から始まったそうです。

さすがのストイックさ!wwwww

このやる気があるのかないのか分からない感じが最高なんですよ!(俺もよく言われる)

でも実際に物を手に取ってもらえば分かりますけど。

生地はエジプトのGIZA87を使用し、それを北イタリアの紡績工場で120双(超極細の120番手を双糸にしたもの)にし、ポプリン織り。

つまりどういうことかというと、

ツヤがあってシャリシャリした肌触りで、とっっっ~~~っても気持ちがいい!ってことです。サイコーーーーー!

パリっとしていて上品さは言わずもがな。この高温多湿な日本の夏でも、シャリ感は変わりません!これホントすごい!

 

そして生地だけでなく縫製も。

当店がオーダーしたTomorrows Standardは、APPELETREESのラインナップの中でもドレッシーなシャツ。

なので、最も運針数が細かいです。ドレスシャツ並み。というか、イタリアのドレスシャツの職人が縫ってます!

 

さらに縫製に使う糸は、なんとシルク!!!!!

最高級コットンとシルクという、それぞれの経年変化が相まって、着こむほどにたまらない風合いになります。

また、シルクが結構縮むのですが、ものすごいパッカリングを引き起こすんですね。

これを見ると、ああ~リーバイス出身というのが分かるなぁ~とも思ったり。

そういう部分では、ジーンズのように育てる楽しみも感じられるシャツです。

 

次はディテール。

セレクトしたモデル「Tomorrows Standard」は隠しボタンダウンタイプ。

 

ほらね。

個人的には、襟の表にボタンのアタリが経年変化で出てくるといいなと思ってます。

前立てはフレンチフロントでクラシックに。

個人的に気に入っているのが、カフスボタンが3つあるという部分。なんか豪華!?w

さらにカフスをよく見てみると、プリーツではなくギャザー!?

さりげなくブルックスのシャツっぽく仕立ててます!

 

というわけで着てみました。

Pants/1ST PAT-RN (Georg) ¥47,300-

Shoes/Joseph Malinge (Chausse) ¥81,400-

アップルトゥリーズのシャツに、ファーストパターンのウール×ヘンプのトラウザーズに、ジョセフマランジュの靴。

単純に良い物を着ただけのコーディネート!www

お金をかければ誰でもオシャレになるという、ある意味雑なコーディネートです!爆

フィットは細くもなくゆったりでもなく。僕の場合は胸が張っちゃってますが・・・

あと、着丈と袖丈が長いのは北欧らしいかな?

あの辺の人たちみんな背が大きいから。日本人にはみんな長いので、あまり気にしないでください。

 

またこのフィットだと、タックインも良いですよ!

Pants/LOUNGE ACT (1 tuck trousers) ¥36,300-

Shoes/Sanders (Oxford straight tip) ¥57,200-

タックインするとスッキリしていいですね~!

アームは太目だし、肩回りも非常に楽です。

後からの見た目も、サイドプリーツでどこまでもスッキリと。

ボタンを留める時に見える袖のギャザーで、服好きは「おっ?」となる。(ならない場合もある)

隠しボタンダウンもチラ見せ~~~!

ボタンはオーストラリア産の貝ボタン。

ちなみに、ボタンも生地もAPPELETREESだけが使用できるエクスクルーシブ素材です!

 

というように、特別すぎるシャツ。

正直、取り扱うまで1年迷いました。

だって、この価格だったらシャルベとかフライとかルイジボレリといった、錚々たるシャツメーカーも候補に挙がってくるじゃないですか?

果たして、それだけの価値があるのかどうか?お客様に自信を持って勧められるかどうか?と。

 

なので、そういう時はやっぱり自分でかって着てみないとね!?

こちらは自分の店で取り扱い始める前、約1年半ほど前に買って、100回くらい洗った物。

縫製部分のパッカリングがエグイことになってる!!!

新品と比べるとこんな感じ。

育ってますね~~~!

ちなみに私物のは、セレクトしたTomorrows Standardとは違って、Casual Shirtというもの。

なので、運針数があや粗くパッカリングや、シルク糸の色落ちが目立ちます。

それはそれでいいのですが、色落ちしたあとの首まわりがちょっとあざといかな?と思い、

Tomorrows Standardの方がおくゆかしい経年変化をするのではないか、と考えました。

 

だって、ドレスシャツをゴリゴリ洗った経年変化、見て見たくない?

すごい細かい縫製のパッカリングってやつ。

こんな感じだと思いますけど。

こちらは妻の私物で、バンドカラーのプルオーバーシャツ。All around the worldというモデル。

この前立てがフレンチフロントで同じ作りなのですが、非常に細かいパッカリングが出てきているのが分かりますか?

ここまでくると、これもまたヴィンテージを超えた存在。そう思うわけです。

このように、まずは自分で買って着てみて、確かに価値が感じられたのでセレクトしました。

ただの高くて凄い品質のシャツです!wwwww

 

DIARIESも過去様々なシャツを取り扱ってきましたが、ひとまず究極かと思います。

当店の商品で例えるなら、INDIVIDUALIZED SHIRTSとJames Mortimerを足して2で割らない!(値段も含めてwwwww)

これヤバいわ。

 

そうそう、今春からタグのデザインが変わりました。

今までのシンプルなデザインから、ヴィンテージテストのタグへ。

この変更、時代に逆行していると思うのですが、ものすごく共感できます!!!

 

というのは、最近のハイブランドをはじめとしたブランドロゴの変更って、みんなフーツラとかにするんですよね。

バレンシアガ、セリーヌ、バーバリー、ベルルッティなどなど、数え上げればキリがありません。

これが「時代と逆行する」と言った意味。

 

み~んな同じロゴ。しかもせっかくのブランドの歴史が詰まったロゴを変えちゃうんですよ、もうガッカリ!

なので、そういったシンプルなロゴから、このようなロゴにしてくれて、もうそれだけで信用しちゃいますよね!!!

 

まあ~なんやかやで「凝ったタグ」が付いているだけで、僕のような服好きは喜んじゃうんだからチョロいですね!俺!

 

というわけで、ネイビーに続きグリーンを育成中。。。

 

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。