※8/7(土)~9(月)の3日間、1ST PAT-RNの2022SS新作デニム?の受注会を開催します!(ご予約1点毎に、デポジット代をいただきます。)
※8/5(木)は、休店日とさせていただきます。
※夜の自粛中につき、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)
※コロナ対策実施中です。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「はちみつの日」だそうです。
ハチの巣ができちゃった!と焦る前に、それがミツバチだったら養蜂場に連絡したほうがいいみたいです。
スズメバチやアシナガバチは、速攻で市役所へ!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】AUBERGE(オーベルジュ)
【アイテム】Cheval
【価格】¥64,900-
【コメント】
取扱開始以来、大変ご好評をいただいているAUBERGE。
まだ紹介していなかったボーダーTも、先日ご紹介した太目のパンツも、どちらも完売してしまいました。
こんなこと滅多にないですね。今後の展開が楽しみです。
そしてAUBERGEの紹介にして、2回目でいきなり革靴。
ホントに何を作らせてもスゴイです、AUBERGEさん。
おそらく一般的なAUBERGEの印象って、「フレンチヴィンテージをリアレンジしたもの」だと思います。
だがしかし、フランス物を中心にイギリス物もアメリカ物もひっくるめて、全部日本製で実現しちゃうんですよ。
ちなみに先日ご紹介したCC BAGSはイギリスネタでしたが、本日ご紹介する靴はアメリカネタになります。
それでは詳しく見ていきましょう。
オーベルジュの革靴は、革靴の歴史に燦然と輝く2つの靴の良いところをミックスしたもの。
1つは1940年代のUSネイビーサービスシューズ。ぽっこりと膨らんだトゥや、土踏まずのシェイプを取り入れています。
もう一つはオールデンのコードバンモディファイドラスト。親指側が内側に振れた内振りのラストを踏襲。
しかしそのままではドレス寄りになってしまうので、ソールはトリプルソールでワークブーツ並みのゴツさにしています。
アッパーはフランス産の馬革を、日本国内でハーフベジという方法で鞣し、40年代のサービスシューズのような細かいシボを再現しました。
インソールには、「フランス領土を駆け抜けた」という文言が。オーベルジュの服作りに対する想いが込められています。
というのがオフィシャルの説明となっています。
で、これだけでは寂しいので、こちらの靴もご覧いただきたいと思います。
これが何かって?
これね、DIARIESに10年前に入荷してきた靴なんです。
1940年代のUSネイビーサービスシューズ。
そうです!このAUBERGEの革靴が作られるきっかけになったのと同じモデル!!!!!
いや~持ってるのよ俺も!(ドヤw)
10年間に入荷した時、「デッドストックはヤバイ・・・取っておいた方が良い」という直感が働き、そのままマイサイズをキープしといたんです。
(ちなみにその直感は、M47やブラックモールスキンでは働きませんでした・・・何やってんだ。俺のバカ。)
なので、10年目にしてようやく「取っておく用」のサービスシューズに加えて、
「履く用」のAUBERGEサービスシューズが登場してくれて「ヤバイっ!嬉しいっ!」となったわけです。
そしてまた思うのが、私がこのヴィンテージ靴を持っていても一円にもならないけど、
ちゃんとしたデザイナーが手にすると、このように価値が再生産されてみんなが幸せになるわけです。
だからデザイナーさんはすごいんですよ!!!!!
しかもただ昔のを再現したのではなく、AUBERGEならではのエッセンスが盛り込まれています。
例えば革。
上の画像はAUBERGEのChevalの方です。
この細かいシボが特徴なのですが、実はオリジナルのサービスシューズもこんな感じになるわけです。
指でグニュッと押すとね、細かいシボが浮き出るんですよ。
サービスシューズの方はおそらく牛革なんですけど、なぜこうなるか分からない。
でもこの表情を出したくて選んだ答えが、「フランス産の馬革を、日本でハーフジベジで鞣す」ということになるんです。
マニアックすぎる・・・・・w
もう一つは木型。
裏から見ると分かりやすいかな?
左がAUBERGEのChevalで、右がサービスシューズです。
AUBERGEの方のつま先が、グイ~ンと内側に振れているのが分かりますか?
これがモディファイドラストらしいところ。
これね~、もう履いてもないのに「履きやすい!」って言っちゃいそうになるよね。
いや実際履きやすいんだけど。
あとウケるのがこの辺り。
昔のサービスシューズのようなつり込みの下手さを出しているのが最高です!
そして嬉しいのがヒールですね~。
こちらはもう40年代のサービスシューズまんま。
ヒールにT型のパッチ。最近の革靴は片ミミっていうのかな?そっけないんですよね。
というわけで、DIARIESならデザインソースとなったプロダクトを、実際に手に取って見てもらうことができます。
僕にできることはこれくらいなので。
服(靴)のこと、楽しく分かりやすく伝えていければなと思います。
それではまた。お店で会いましょう。