diaries blog | AUBERGE(オーベルジュ)| MC CHARBON

※10/7(木)は、休店日とさせていただきます。

※夜の自粛中につき、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

※コロナ対策実施中です。

 

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「国際協力の日」だそうです。

緊急事態も解除されたことで、キックボクシングフィットネスジム再開!

と同時にマッスルメモリーを発動。

特殊アビリティ感あるよね、マッスルメモリー。

ちなみにマッスルメモリーとは何かというと、その人の筋肉は最大値を覚えていて、

筋トレを一度止めて再開した時も、過去の最大値までは戻りやすいというやつです!

 

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】AUBERGE(オーベルジュ)

【アイテム】MC CHARBON

【価格】¥59,400-

【コメント】

AUBERGEより本命のお出ましです!!!!!

何を隠そう、DIARIESがAUBERGEを取り扱おうと思ったきっかけと言っても過言ではありません。

 

ちょっとここからは愚痴になりますので、面倒な方は飛ばしてください。

 

まずはですね、DIARIESのモールスキンには、既に「Le Travailleur Gallice」というブランドがあるのはご存知ですよね?

なので、似たような商品を置くわけにはいきません。

ではなぜか?

それは、似て非なる物。としか言いようがありませんね。

 

それを説明しますと、まずはGalliceについて。

これは、「最近ヴィンテージ業界では高騰しているブラックモールスキンだけど、フランスに昔からある生地と工場を使えば、

別に安く作れるからいいでしょ!綿100%だし!」という思いで、所詮ワークウェアじゃんという提案なんです。

 

対してAUBERGEのブラックモールスキンについて。

こちらはDIARIESの見解としては、「ヴィンテージを超えた物」という提案になります。

 

それはどういうことか?

 

これまたヴィンテージという枕詞つくのですが、ここ数年の「異常な高騰」にあります。

ハッキリ言って憤ってます!嘆き悲しんでおります!!!

だって俺さ、もう何年も前から買い付けに行っては仕入れて来てたじゃないのさ?

しかも30000円を超えると高いかな~?と思ってたから、自分の利益を少なくしてまで。

お客様にどうにかして安くて良い物を提供したい。

だってDIARIESって新品がメインのセレクトショップだし。古着で儲けるつもりはないからね。

お土産みたいなもんだから、お客様も楽しんで!!!

 

そんな想いで、毎年ヴィンテージウェアを買い付けて来てたんです。

(おそらく当店のお客様なら、DIARIESは良い古着が安いと思ってくれるはず?)

 

それが人気が出てしまったせいで、とてもじゃないけど気軽に楽しめる値段ではなくなり、

仕入れの競争率も高まるので、買い付けの難易度も上がっちゃいました。

 

それでね、僕もう疲れちゃったんです。

一生懸命良い物を安く用意することに。

あと、流行のせいで価格が乱高下することに。

 

だからもうそういうことに左右されない、圧倒的な物をセレクトしよう。

新品を扱うセレクトショップとしての意地もあるし。

ヴィンテージであの値段出すんだったら、日本のブランドがこんなに素晴らしい物作ってくるよ!と訴えたい。

 

以上が前置きになります!!!

 

そんな想いで取り扱いを始めたのが、このAUBERGEのブラックモールスキンジャケット。

その名もMC CHARBONでございます。

こちらのMC CHARBONも、素材と形に分けて説明するのがよろしいかと思います。

まずはCHARBON(シャルボン)から説明しましょう。

ジャケットの形は、1940年代のフランスの炭鉱夫が着ていたモールスキンジャケットをイメージしたもの。

炭鉱夫=石炭=カーボン=CHARBON(シャルボン)というわけですね!

 

そして40年代ごろまでのモールスキンジャケットのディテールといえば、Vヘムポケット。

さらに胸ポケットは小ぶりで低め。これこれ!これが通好みのディテールですよね!

 

ちなみに当時のモールスキンジャケットをそのままトレースしたわけではなく、

AUBERGEなりにアレンジを加えているので、ヴィンテージよりも大変着やすくなっています。

フレンチワーク特有のやたら丸い襟も、ちょうどいい大きさになってます。

襟の剣先が身頃に縫い付けられているのもポイント。

これはしつけ糸なので、外しても外さなくてもOKです。

しつけ糸があるのは、ヴィンテージでも珍しいので、個人的には外さないですね。

袖付けも進化。

ピボットスリーブのような形状で、非常に腕が上げやすくなっています。

ワークジャケットなのに、このように「見返し」があるもの珍しいですね。

1930年代頃までは、ヨーロッパのワークウェアにはテーラーの名残が見られるので、

このように見え返しがあるもの不思議ではありません。

また、着こんでアタリが出てくると、前身頃にもこの見返しのラインが浮き出てくる。

非常に奥ゆかしいディテールだと思います。

 

CHARBONの作りはこんなところです。

 

次は生地!

MCと名付けられたこちらの意味は、Moleskin Complete(モールスキンモンプレ)。つまり「完璧なモールスキン」というわけ。

生地は1940年代のブラックモールスキンオーバーオールから採取したサンプルを、電子顕微鏡で解析。

そのデータを元に、モールスキン生地の構造となる朱子織の綾を極限まで寝かせ、

織機もヴィンテージの木製シャトル織機で織り上げているそうです。

 

これがね、本当にすごすぎる再現度!!!!!

マジでヴィンテージと分かりません!

なぜそこまで断言できるかというと?

そりゃ~もう私も1940年代当時のブラックモールスキンを持っているからですよ。

とまあいつも流れですが、今回は当店の商品だったやつ。

以前買い付けてきた時のものだけど、売れなかったのでしまっておきました。

しまっている間に価格高騰してラッキー!今更売って欲しいと言われてもダメですけど。

しかも黒金の刺繍タグのモンサンミッシェル。

これ、AUBERGEの小林さんがサンプルにしたジャケットと全く同じ物になります。

 

ちなみにこのモンサンはS相当なので僕は着れないのですが、観賞用ってとこですね。コンディションもほぼデッドなので。

だからこそです。

鑑賞していたいくらい好きなヴィンテージがあるので、ちゃんと着る用としてAUBERGEのブラックモールスキンが欲しいんです!

そのためには、ヴィンテージが持つクオリティや放つオーラを超えるものでなければならない。

その上で、このAUBERGEのMC(モールスキンコンプレ)は、「着たい」と思わされます。

 

ヴィンテージと見紛うばかりの素材感にプラスして、超希少と呼ばれる「スビン綿」を100%贅沢に使ったモールスキン。

まさに圧倒的・・・・・

とか言ってる間に、俺のサイズが売れちゃったんだけど・・・・・泣きそう。

早めがいいですね。

 

 

オンラインショップはコチラ→AUBERGE|MC CHARBON|Carbon black(Click!)

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。