diaries blog | BERJAC(ベルジャック)| M-47 French Cargo Trousers

DIARIESは、4/18(土)~5/7(木)の間は実店舗を休業させていただき、
オンラインショップのみでの営業となります。

尚、5/8(金)より予約制(当日予約可)として営業してまいります。

(9日土曜日埋まって来てます。8日か10日がお勧めです。)

下記時間帯よりご希望の日時を、お電話またはメールにてご連絡ください。
①12:00~13:00
②13:00~14:00
③14:00~15:00
④15:00~16:00
⑤17:00~18:00
⑥18:00~19:00
TEL/ 029-875-7754
MAIL/ info@diaries-shop.com

※ご来店の際は、マスク・消毒・体調管理などのマナーにご協力ください。
 当店も感染予防に最大限配慮し、営業致します。







ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「コロッケの日」だそうです。

美味いコロッケっていったら、やっぱり肉屋のコロッケですよね。

ラードで揚げるからかな?

で、つくばで一番美味い肉屋のコロッケだったら、「マルゲンミート」!

このマルゲンミート、例えば牛肉は牝牛しか仕入れないっていうこだわりっぷり。

当然揚げ物も注文してから揚げる。オススメはレバカツと八海山サーモンカツ。



ちなみに世界で一番美味いと思ってるのは、アムステルダムのHoltkampて店のクロケット。

このHoltkamp。肉屋じゃなくてケーキ屋ってのがまた良いね~!!!




というわけで、すっかりテイクアウト&テイクアウェイのことばかり考えてるので、

8日からお店を再開するイメージが付きません!!!緊張するわ!

お金持つ手が震えそう。。。

そんな私を気遣ってか、日曜日はまだお一人しかご予約がありません。震える・・・

早く忙しくして勘を取り戻さないといけないので、ご連絡お待ちしてますよ!

一応、金・土は半分くらい埋まってます!ありがとうございます!



それでは、予約が埋まることを祈念しつつ、商品紹介と参ります。

ドウゾ!

【ブランド】BERJAC(ベルジャック)

【アイテム】M-47 French Cargo Trousers

【価格】¥23,100-(税込)

【コメント】

ヤバイの来ちゃいました!!!

M-47!!!でも黒いの!!!

自粛前にフランスから届いて、何人かのお客様にはご覧いただけたのですが、

皆様の「!?」ってリアクションで、何度心の中でガッツポーズしたことか!www

みなさんおっしゃることは、「あれ?後染めかと思ったけど、アレ?違う!」てこと。



分かる!分かりますよぉぉぉ!

ミリタリーが一気に人気が出たせいで、球数が足りなくなったために、

黒の後染めがたくさん出てきたのは分かります。

別に否定はしませんが、黒が欲しいなら個人的に好きな服でやればいいじゃんってスタンス。

なので、実はダイアリーズでは、「KUROFINE(クロフィネ)」という

京都伝統の黒染めサービスやってたりします。(詳細は後日ね!)



と、話は逸れちゃいましたが、あ~最近よくある後染めね・・・と思って近づいている見ると、

あれ?タグは染まってない・・・ということは、コレ何?ということになり、

あ・・・ありのまま今起こった事を話すぜ!ポルナレフ状態に陥ってしまうのです。


さて、これ以上もったいぶっても仕方がないので、そろそろ詳細をお伝えして参ります。

こちらはDIARIESがBERJACというフランスのワークウェアメーカーに別注し、

おなじみフランス軍の名作・M-47カーゴパンツを、リネンで作ってもらったものになります。



個人的にずっとほしかったリネンのM47。

もともと太さがあるので、夏でも履けない事ないんですが、ここ数年の日本の夏は異常でしょ!?



特に軍パンてのはポケットが多いですからね。

ポケットが多い=布が重なる。さらにポケットは腰回りに多い。

つまり、パンツとして最も熱がこもる部分に生地が重なるんです。

これはしょうがないことなんですが、やはり・・・暑い!!!!!

だからせめてリネンで同じ形があったらな~と思ってたんですよ。



その内どこかのブランドが作ってくれるんじゃないかな~と待ってたんですが、

よく考えたらM47なんてメジャーになりすぎちゃって、

今この流行絶頂のタイミングでM47を作ったら、

ブランドとしてちょっと恥ずかしいくらいになっちゃったかもしれなくて、なかなか世に出てこない。

じゃあもうブランド価値とか羞恥心とかが無いDIARIESがやれば、問題ないんじゃないかな~とね!www



で、やっぱりオーダーするならLe Travailleur Gallicelleur Galliceの

ブラックモールスキンのように「フランス製」にこだわりたい。

そこで白羽の矢が立ったのが、こちらのメーカーでした。

BERJACは、創業者のBernardとJacques兄弟の名前を合わせて名付けられ、

フランス北東部にあり多くのテキスタイルメーカーが存在する

Vosges(ボージュ)にて、1974年に設立されました。

工場で着られるユニフォームから個人向けの衣料品まで幅広いニーズに応え、

順調に規模を拡大しています。


という、フランスで1970年代より続いているワークウェアメーカー。

創業50年弱という、古くも新しくもないメーカーなのですが、

ちゃんと設備投資を行っていて安定した生産もできつつ、

古き良きフランスのワークウェアも作り続けている、非常にバランスの良いメーカー。

なのでちょっぴり面倒なM47の生産も引き受けてくれたようです。



で、出来上がった来たのが今回のDIARIES別注のM47。

特徴的な腰ポケットの作りもそのままに。ちゃんとカンヌキ留めも施してあります。

またこの縫製もお見事。

BERJACは決してレベルが高い工場ではないと思います。

なので、「ワークウェアらしい縫製」がきちんとできている。

つまり運針数が少なくピッチも広く、荒々しく縫われている。

だからパッカリングができるのが非常に楽しみ!

もちろんガチのワークウェアとしての縫製なので、丈夫ですし!



この辺のニュアンスが海外製の良いところなんですよね。

「きちんと粗く」なんて指定はできませんからね!www

例えば日本製でキチンと縫ったらキレイすぎちゃうし、

海外で手を抜いて縫ってなんて頼んだら、製品にならないし!www



というわけで、理想的な縫製でおさまりました。

そもそもBERJACもワークウェアメーカーということであれば、

実際に政府から頼まれて、70年代にM47を作ってた可能性もゼロではないですからね!

なので、形も後期型。

そしてリネン100%でございます!!!!!

当初は純フランス製にしたかったので、フレンチリネンで考えていたのですが、

これが以外と難しくて。

シャツなどと違って、パンツの場合は透けにくさと耐久性を強く求めないといけません。

そこで選んでいったら、アイリッシュリネンになっちゃいました!!!w

できれば20000円以下で納めたかったんですけど、思いがけずクオリティ良さげになっちゃった!

まあいいでしょーーーーー!



さらにはサイズも最小の「11」からご用意!

軍パンでかくて無理だよ~って方も、この機会に是非!



というわけで履いてみまいた。

Jacket/WORKERS (Sports coat) ¥38,500-

Shirt/Gitman Vintage (Round collar shirt) ¥25,300-

Belt/Martin Faizey (1.25 quick release belt) ¥19,800-

Shoes/SANDERS (Straight tip oxford) ¥57,200-

やっぱりジャストサイズだとこういったドレッシーにも持って行けますね。

ヴィンテージではもう大きいサイズしか見つからないので新鮮ですね!

T-shirt/Supreme -private-

Shoes/Aurlandskoen (Aurland shoes) ¥49,500-

M47を使ったオールブラック。やはりズドンとしたこの太さは良い・・・

ポケットの立体感も良いし、裾のストラップもちゃんとあります。

あと細かいところで、ポケットフラップの裏地も。

もちろんボタンの数も4つ。

こういうとこ大事ですよね!



そうそう。レングスも1~3までございますが、当店ではM47の裾上げもやってます。

もちろんストラップもボタンもちゃんと移動できます。(カンヌキだけ無理)

なので、お気軽にどうぞ!

※ヴィンテージのM47の裾上げもできますが、当店でお買い上げいただいた方のみ受け付けます。

このサイズ表記までやってくれたの、すんげぇ嬉しかったんだよね~。



まさか自分の店の別注で、こんなの作る日が来るなんて。

やっぱりお店って楽しいわ!

結局この自粛期間中に、オンライン接客も動画配信もしなかったけど、

お店が楽しくで好きだから、この場所で頑張りたいと思います。

時代遅れでスイマセン!





それではまた。お店で会いましょう。