diaries blog | Brady(ブレディ)| Small Carryall Leather

※8/29(木)・8/31(土)は、休店日です。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

※1ST PAT-RNオーダー分の入荷は、9月予定。

OLD TOWNオーダー分の入荷は、10月下旬予定。

LOUNGE ACTオーダー分の入荷は、シャツ(10月)・パンツ(11月)・ジャケット(12月)・コート(1月)予定で進行中です。

 

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「気象予報士の日」だそうです。

この前の関東接近の台風が茨城では肩透かしだったので、今回のサンサンも舐めてたんですよ。

そしたらなんか結構ヤバイ勢力になっちゃってて、九州方面大丈夫かな。みなさんどうかご無事で。

そして私の方は、とうとう週末の試合の対戦相手が発表されました!!!

なんと!第63試合目!!!

この大会、アマチュアメインで試合時間が短いので、その分試合数が多いんですよ。

昼過ぎまでキッズ大会、それから一般女性から男性に移り、僕は重量級になっちゃうので、出番は夕方かな?

ちなみに相手は25才・・・若い!ブレイキングダウンみたいなの来たら嫌すぎる!!!

そしてもう一つ。

なんと、もう1つ試合組まされてしまいました!81試合目!

なぜ?

これはですね、みんな試合1週間前になると追い込み練習っていってハードな練習をするんです。

そこでケガしちゃうんですよね。

そうなると、ちゃんと準備してきた対戦相手が可愛そうじゃないですか。

それでもう1試合できる人いませんか?って声がかかるんです。

でも86㎏なんて他にいないわけで、頼まれたら断れないんですよね。

こっちの試合は18~19時くらいじゃないですかね。相手は37歳の空手経験者だそう。

 

いや~早くも私の命運に暗雲が立ち込めておりますが、こんな経験なかなか無いのでやるしかないですね!!!

ちゃんと次の日の日曜日お店を開けられるようにね。

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】Brady(ブレディ)

【アイテム】Small Carryall Leather

【価格】¥63,800‐

【コメント】

まだ秋にもなっていませんが、今秋冬の目玉商品の紹介が続きます。

まさかのブレディが登場です!

20数年前は、バブアーやラベンハムやインバーアランに合わせて、みんな持ってたバッグのイメージ。

なので知ってる人は、DIARIESが今さらブレディ?と思うかもしれませんね。

でも茨城ではまだまだ知られてないのも事実。

良いバッグには違いありませんからね!

それではまずは、ブランド説明からどうぞ。

1887年、イングランド・バーミンガムにて、JohnとAlbertのブレディ兄弟が、革製ガンケースの製造会社を設立したのが始まり。

時代を経てそのバリエーションは、フィッシングバッグやハンティングバッグ等多岐に渡り、最高品質のスポーツ用革製品として世界中に名を馳せるようになりました。

ブレディは、イングランドのウォールソールで最高品質のキャンバス生地、真鍮製金具、イギリス製のブライドルレザーを使い、

ハンドメイドで作られ、1930~40年代に初めて登場した多くのモデルは、未だにオリジナルのパターンとブレディらしいスタイルを踏襲し製造されています。

後にJohnの息子Ernestと、Albertの息子Leonardがブレディブラザーズ社に加入し、1928年Ernestが跡を継ぎました。

Ernestの指揮のもとビジネスは繁盛し、1930年代ErnestとLeonardはバーミンガムの銃取引の中心地シャドウェルストリートに会社を移します。

Ernestはここで初めて、イギリスの河の名前にちなんだフィッシングバッグシリーズを開発しました。

フィッシングバッグは主力商品となり、繁栄と名声をもたらすきっかけとなりました。

ハンドメイドのガンケースも世界中で珍重され、樫と革で作られたケースは俳優、オマーン君主、ウェストミンスター公爵のような王族や、セレブリティの為に作成されてきました。

一方、Leonardはブレディブラザーズ社を離れハリウッドに移住。彼は優れた職人で映画の小道具を作成するビジネスを始めました

その後第二次世界大戦が勃発。その渦中で、Ernestは縫製係とパートタイムの機械工との3人だけで、自宅での操業を余儀なくされました。

戦時中にバーミンガムの自宅も爆撃を受け、街の再建に伴ってシャドウェルストリートは取り壊されたので、

Ernestは1946年に産業エリア・ブラックカントリーにある小さな街・ヘイルゾウエンに移り営業を再開。

それからErnestはキャラバンを組み、家族を引き連れ、1カ月間ロンドンに滞在します。

自作の大きな車輪の付いた荷車に、ブレディが作成した一切合切のサンプルを積み込み、毎日ロンドンの中心部に通いました。

彼は全ての大規模店舗、小さな釣具店、銃メーカーに可能な限り訪れサンプルを見せ、多くの注文を取ったことは伝説となっています。

ブレディバッグスはその品質と耐久性で噂となり、以後大きく成長します。

Ernestの娘Helenによれば、

「1950年代、仕事に関わり始めたある日、廊下に沢山の壊れたケースや獲物の血で汚れたハンティングやフィッシングのバッグを見つけた。

これは全て廃棄物で処分するよう指示すべきだと考えたが、念のためバッグを調べてみると、実はウェストミンスター公爵のもので、ご子息が受け継がれていたバッグであった」と。

1980年代、Ernestが亡くなると、娘のHelenとErnestの兄弟Philipが1993年まで会社を経営しました。

ブレディの生産機能はヘイルゾウエンから、皮革産業の代名詞であったウォールソールに拠点を移します。

現在、全てのブレディバッグはイングランドのウォールソールの工場で、手作業にて製造されています。

イタリアのDrill Canvas、スコットランドのHarris Tweed、イングランドのMilled Cruiser革のような最高の素材を選別することから始まり、真鍮製のバックルを付け、スタッズやファスナーを打つ。

ショルダーストラップや持ち手にはミリタリーグレードの綿紐が使われ、一部のフィッシングバッグのライナーには綿に天然ゴムを貼り付けたものから作られます。

とはいえ、これら最上の素材だけではブレディバッグは作る事が出来ません。

7つの工程と長年の修練が必要であり、ブレディバッグスの職人は日々技術を磨き続けています。


というブランドで、イギリス伝統のこの手のバッグの最高峰と言えるでしょう。

この手とは、あのコットンボンディング素材とブライドルレザーの組み合わせでできた、イギリスらしいバッグのことです。

 

ちなみにこの手のバッグの中には、当店が以前から取り扱っているPOKITも含まれています。

Bradyがこの手のバッグのナンバーワンだとしたら、POKITは英国の伝統に前衛的なデザインを組み合わせたオンリーワンと言えるでしょう。

そしてそのPOKITですが、みなさまご存じの通りバッグシリーズが最近停滞気味。(その分アパレルに力を入れていくそう)

なので改めてBradyの展示会に行ってみたところ、自分が今までBradyをただのクラシックなブランドという目でしか見ていなかったことに気づき、

改めてラインナップを見渡してみると、あまり見たことがなかったアイテムがあることに気づいたんです。

それがコチラ!

それこそ20年前に見飽きた感のあった、ブレディのトートバッグ。

ブレディといったら、あのショルダーバッグとこのトートでした。

でも、レザーがあるなんて知らなかったなあ~~~!!!!!

しかもなんとイギリス製で!

 

実はですね、このイギリス製ということが、価格にも有利に働いているんです。それが今回のポイント。

まずブレディといったら、ドリルドロップという名前がついたコットンボンディング素材をよくボディに使用しますよね?

実はこの生地、今はイタリアのリモンタ社が作っているんです。

リモンタ社といえば、PRADAのナイロンを作っていることで、その名を知られました。

90年代後半にみんな持ってた、あの黒いショルダーやバックパックに使われてた高密度ナイロンです。

そのリモンタ社が作っているドリルドロップは、そりゃもう良い生地な上に、イタリアからイギリスに移して縫製されるのでいろいろコストがかかります。

 

でも、本日ご紹介するレザートートはイギリス国内で完結します。

するとどうでしょう、コットンのトートとレザーのトートでも、価格の開きが収まってしまったんです。

 

もちろん価格だけでなく、レザーのクオリティも申し分なし。

ボディに使用するのは、シボが特徴のグレインレザー。

イギリス製の美しいグレインレザーの素材感を活かす為、留め具を最小限にし、極くシンプルなデザインにしています。

持ち手は丈夫なウェビングストラップを使用。

ストラップを留める部分は、英国伝統のブライドルレザー。職人があらかじめブルームを落し、磨いてくれています。

さらにはピスネームはブラックで統一し、重厚感のあるデザイン。

 

これが持ってみると、非常に軽くて柔らかいんです!!!

Shirt/LOUNGE ACT

Pants/1ST PAT-RN

Shoes/Aurland Skoen

「重厚感のあるレザーバッグ」という言葉からは想像もできないほどの軽さ。女性の方にもオススメできます。

ストラップの長さもちょうどよく、小柄な方でも地面にはつきません。

また大柄な僕でも、ちゃんと肩に通せます。

こうやって持っても、シボ革が柔らかいんで気持ちいんですよね~!

使い込んでクタクタになっても、絶対カッコイイバッグです!

バックの中は裏張りがしてあって、重い物を入れても大丈夫。

あまり重たい物入れてると、革が伸びちゃうのでね。コットンの裏張りが、それを防いでくれています。

ちなみに使いやすそうな便利なポケットとは一切ナシ!インポートらしくてGOOD!

商品名にCarryall(=なんでも運ぶぜ!)って付いているのは、伊達ではありません!

バッグ底部を守るパーツもついてないし、本当に最小限のデザインで作られたトートバッグ。

キズとか気にせず、ガンガン使ってほしいです。

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。