diaries blog | Buenos Aires Factory(ブエノスアイレスファクトリー)| Calzado

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(※平日は予約制ではありません。)
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②13:00~14:00
③14:00~15:00
④15:00~16:00
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 当店も感染予防に最大限配慮し、営業致します。







ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「お茶漬けの日」だそうです。

一番美味いと感じるお茶漬けは、買い付け前に必ず立ち寄る

「だし茶漬け えん 成田空港店」の鯛だし茶漬け。

これから闘いのために海外に旅立つ前の最後の和食。

向こうでは音を立てて食べられないので、最後にズルズルッと一気に掻きこむんです。

これがまた沁みるんだよ。

食べ終わるとスイッチが切り替わる。飛行機の中で寝て起きたらヨーロッパだ。

そこからは過酷な旅でしかない。安息などほとんど無い。

せめて飛行機の中だけでも眠りたい。エコノミークラスは嫌だ。

ビジネスクラスで移動したい・・・・・売れたいな・・・www



というわけでご家庭でのお茶漬けは、ひと手間かけた「焼きおにぎり茶漬け」が好きかな!




じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】Buenos Aires Factory(ブエノスアイレスファクトリー)

【アイテム】Calzado

【価格】¥17,600-(税込)

【コメント】

今日から大分にぎやかになってきた気がしますね。

ですが予約制のため1時間1組までのご案内となり、

何人かのお客様の入店をお断りしてしまいました。

心苦しいですが、皆様の安全のためには致し方なく・・・

もしこのブログをご覧になっているようであれば、何卒ご理解くださいますよう、

宜しくお願い申し上げます。



さて、私としては心機一転、接客ができる!ということに今までで一番喜びを感じている次第。



思えば初めての接客は古着屋のバイト時代で、手が震えるほど緊張したっけ。

大手セレクトで初出社した時も当然緊張し、どもり(吃音)を同僚に見られ大笑いされたっけ。

独立した時は不安の方が多すぎて、ぎこちない接客をしてしまった。

もしかしたら押し売りしてしまったかもしれない。

接客を初めて20年(途中営業職を経験し)、あらゆる苦難を乗り越えて、

今が一番脂が乗った接客ができているのではないかと、我ながら思うわけです。



齢42歳。世阿弥の風姿花伝でいえば「まことの花」を咲かせる時。

(本来「まことの花」は30代半ばですが、平均寿命を考えると10年くらい遅れるんじゃない?てことで。w)



そして最も花やいだ状態で、本日ご紹介するアイテムを取り扱うことは、非常に意味があることだと思います。

前置きが長くなり申し訳ございません。

この靴、実はDIARIESが創業当時から数年間取り扱いっていた靴なんです!!!

今この靴を取り扱っていたことを覚えているお客様は何人いるかな?



昔は「Niche.(ニッチ)」という名前でリリースされてましたよね!

まさしくあのNiche.のアルゼンチン製の靴と同じ物です。

懐かしいですね~~~!!!!!



でもなぜ取り扱いを辞めてしまったか。

まあ色々事情はあります。

あれから数年経ち、Niche.のラインナップから外れ、

改めてBuenos Aires Factory(ブエノスアイレスファクトリー)として

取り扱いができるようになりました!!!!!

アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスはマタデロス地区にて1965年に創業し、

親子2代に渡り続く老舗靴メーカーにより作られています。

マタデロスはマタドール(闘牛士)に由来し、

牛革を初めとした革製品を扱う工房が多いことから名付けられました。

その中でも群を抜いた技術を持つメーカーです。


というブランドです。



お店を20日間閉め、再開と同時にこのような創業当時の商品を取り扱うこと。

奇妙な縁を感じるとともに、身の引き締まる思いです。

自分とDIARIESというお店の成長を感じますね。

先日も書きましたが、コロコロ取り扱い商品を買えるようなヤワなセレクトしてません!

10年前も今も、当店でセレクトしたものは全部良いと、自信を持って言えます!

そうそう、このセンターシーム。

クラークスのデザートトレックみたいなこのシームとクレープソールにステッチダウン。

なのにスリッポン!?!?!?

こんな面白い靴あるかよ!!!!!!!と、衝撃を受けたわけです。

今見ても十分新鮮ですね。

やはり良い物は良い!

しかもそれが地球の裏側・アルゼンチンから届いたってんだから、驚きっぱなしですよ!

もうね、あの頃はサバンナ八木の「ブラジルの人、聞こえますか~」がちょっと流行ってた時だけに、

私の心は南米に鷲掴みされとったんです。

そんな話はさておき、ご覧の通り日本人の足(幅広甲高)にフィットする木型も最高。

指は楽だけど、土踏まずから甲にかけて良い感じにフィットするんです。



これがホント履きやすくて、私はDIARIES創業以来から履き続け、

この10年で3足履いてます。

それがコチラ。

3足目、最後の生き残りなので、ちょっとキレイに履いてますね。

前のやつはそりゃもうヒドイ状態に・・・・・。

これこれ!このペイズリーの刻印があるのがNiche.時代のやつね!

もう最高に楽チンで良い靴なんです!

シンプルな靴ですけど決してチープではなく、裏も全て革ってのは特筆すべきポイント。

素足で履いても気持ち良いんですよ!

スリッポンとして履いちゃってるんで、踵が完全につぶれちゃってますね。

でも新品はまだしっかりコシがあるので、ご安心下さい。

ほら、つぶれ方がぎこちないでしょ?

あとまあ南米の生ゴムソールってだけで、なんか柔らかくて履きやすいって思っちゃいます。

なんで南米の生ゴムが良いかって?ゴムの木のゴムの生産地だからですよ!

ブラジルにはパラゴムの木がある。

例えばパラブーツのパラは、パラゴムを輸出してたブラジルのパラ港が由来。

だから勝手に南米の名産=ゴムだと思ってんだよ。

アルゼンチンは知らんけどな!!!

とにかく履いて気持ち良いからいいんだよ!wwwww

さてと、10年後もずっと取り扱いできてるといいな。

この靴が作り続けられたらいいな。

DIARIESが残ってればいいな。






それではまた。お店で会いましょう。