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ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「おしぼりの日」だそうです。
仕事帰りによく行くBarがあるんですが、おしぼりというかビニールに入ったペーパータオルっていうんですか?
あれがですよ、いついってもカッサカサなんです。ビニールに入ってるにも関わらず、カッサカサになるんですかねアレ?
でも、バーだけど体に良くて美味しいものが食べられるので行っちゃうんですけどね。
だからカッサカサのおしぼりで手を拭く(拭けてるのかどうか分からず、アルコールで湿らせて拭き取るんですけど)度に、
良いお店だから無くなってほしくないなあと思うんです。
カレーとパスタが美味しいバー、いいよね!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】comm.arch.(コムアーチ)
【アイテム】Rich Suede Moleskin Trousers
【価格】¥25,300-
【コメント】
朝夕は冷気(霊気ではない・・・はず)が漂ってきたので、そろそろ地厚のパンツも欲しくなってきたところ。
そんなわけでまずご紹介するのが、コムアーチのリッチスエードモールスキントラウザーズです!
にしてもずいぶん豪華な名前ですね。分解すると、リッチなスエードでモールスキン織りなトラウザーズってことです。
なんなの?スエードなの?モールスキンなの?と疑問が湧くところだと思いますが、
スエードは、まさにレザーのスエードのように起毛していること、つまり生地の状態を表しており、
モールスキンというのは日本語で朱子織のことなので、生地の構造を示しているわけです。
よって、モールスキン(朱子織)で密に織り上げた生地を起毛されることで、上質なスエードのような細かい起毛を持たせた生地のこと。
リッチが示すのは、その起毛の細かさ=きめの細かい肌触りのことです。
ベージュなんかは、まさにスエードのようでもあり、最近はあまり使われませんが、
昔(体感で2000年前後まで)はよく「コットンスエード」と呼んだもんです。
ちなみにこちらは、そのリッチなスエード状の風合いを出すために、
インド産の超長綿を朱子織で織り上げた後に、スウェード起毛加工を施した上、
シャーリングで毛並みを一定の長さに揃えるという、大変手間のかかる作業を通して作られたモールスキン生地になります。
なので、これまでガッシガシのモールスキンを穿いてきた方には、あのイメージでいるとびっくりするのではないでしょうか?
そしてそんな生地をベースに、形は新作のセミイージートラウザーズ。
コムアーチのパンツではおなじみの仕様で、後ろ側だけゴムです。
バックポケットとおなじみの八の字型で、手を入れやすく。
でも前はスッキリとしたトラウザーズ然としているので、セミイージーなんて呼んでます。
ちなみにゴムにプラスして、内側にはドローコードでサイズ調整も可能。
それなりに太さもあるので、真冬はサーマルなんかを穿いて過ごすにも良いですよ!
そうそう、このウエストの長く伸びたボタンホールが空いている部分ですが、パーツの名前を「持ち出し」と言います。
何を持ち出すのかは分かりませんが、とにかく持ち出し。
スーツのパンツなんかにも付いておりますが、こんな長いのはちょっと見かけません。
見かけるとしたら、オーダースーツを作るときに、遊びで「持ち出しを長くしてみるか」って長くするくらい。
そんなオーダーで遊んだ時くらいしか見かけないディテールが付いていることに、思わずニヤッとしてしまいました!
というわけで履いてみるとこんな感じ。
おしり・ふともも回りはゆとりがあり、ゆるくテーパード。
肌触りはサワサワっとしてて極上です。
それでもモールスキンなので、肉厚でタフ。
繊細な肌触りとタフさを兼ね備えたパンツですが、ガシガシ洗濯もできて経年変化も楽しめます。
ジャケットスタイルでドレッシーにも、ざっくりとしたセーターでリラックスも。
冬用のチノパンが欲しいと思っている方にも、お勧めしたいアイテムです。
それではまた。お店で会いましょう。