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※夜の自粛中につき、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。)
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ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「テレホンカード日」だそうです。
上野、偽造テレカ、イラン人。懐かしいですね。
あの頃は、中学生の部活に勝手にイラン人のお兄さんが混ざってきたりして、
すごくサッカーが上手くて良い練習になりました。
別に危ないことなんてなくてね。平和な時代だったんだな。
メリークリスマス
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】comm.arch.RESERVE(コムアーチリザーブ)
【アイテム】Hand Framed Full Needle Cardigan
【価格】¥50,600-(税込)
【コメント】
やっと・・・・・このアイテムを紹介できる時が来ました!!!!!
紹介するまでに3年かかったかな?
コムアーチが当店で定着しているものの、いつも通り仕入れ数が少ないせいもありまして。
スイマセン。
というわけで、本日ご紹介させていただくのは、
コムアーチのデザイナー・JoeMc氏に、「日本のニットの最高峰」を言わせしめるニット。
よく見ると、ブランド名が「comm.arch.RESERVE」となっているのですが、
「RESERVE=とっておき」という思いを込めて別ラインにするくらい、
この工場で作られたニットは特別なものなんです。
それでは素材の説明からまいります。
このcomm.arch.RESERVEのニットは、山形県の山間部の小さな町にて、
平屋建ての小さな工場の中で、一人の職人が「手横編み機」を使用して編まれています。
手横の名の通り、動力は「手動」。
さらにその機械も、創業者である先代が中古で購入した1960年代の古いものをで、
修理しながら大事に使われています。
機械といえどその扱いは難しく、経験と勘で一針一針調整しながら機械を動かしていくそうです。
コムアーチデザイナー・JoeMc氏曰く、
「その職人が持つニットウェア製作の経験値・情熱・知識は、
これまで積み重ねてきたニットウェアデザイナーとしてのそれらをはるかに上回るものでした。
自身の顔や名前を出すことを一切拒否し、ニットウェア製作に人生を捧げるこの職人に製作して頂いたニットウェアは、
comm.arch.というブランドと、そしてデザイナーの人生にも大きな影響を与えました。
型崩れしないくらいしっかりと編まれているのですが、
もっちりとした柔らかな風合いも残っている、不思議なニットです。」
とのこと。
早速着てみました。
Shirt/Gitman Vintage (Poplin check B/D) ¥19,800-
Pants/1ST PAT-RN (Roger) ¥39,600-
Shoes/Russell Moccasin (Sporting clays chukka) ¥94,600-
筆舌に尽くしがたいとはまさにこのこと!!!!!
これは「Don’t think, feel.(考えるな、感じろ)」の世界です。
といいますか、着れば着るほど良さが分かるやつですね。
今日より明日、今年より来年、5年後より10年後、20年後・・・・・
ここまでくるともう直感で分かります。
デザインはシンプルなクルーネックカーディガン。
ずっと長く着ることが出来るし、ネックも詰まっているので、
中も適当なロンTでもこれを着ておけばOKな服。
またさりげなくポケットが付いているのも嬉しいです!
ニットなので物を入れるというよりは、手を温める用で。
編み方は総針。
ネックと袖付け部分の「減らし目」の違和感の無さに悶絶してください!
総針だからこそ分かる芸の細かさ。
ボタンには水牛のホーンボタンを使用しています。ぬかりないですね!
ちなみに素材は、オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州の原毛を国内に仕入れ、
家族経営の小さな紡績工場で作られた糸。
オーストラリア産の中でも最も上質なサクソン血統のメリノ種であり、
寒暖の差が激しい地方で育つため、白度(純度みたいな感じ?)、
クリンプ(縮れのこと)、繊度(繊維の細かさ)ともに優れています。
かみ砕いて言うと、「イギリスのニットのような素朴さをもちながら、
日本で古くから培われた技術で丁寧に編みたてられたカーディガン」です。
是非とも手に取ってご覧ください。
それではまた。お店で会いましょう。