※1/9(木)は、休店日とさせていただきます。
※1/12(土)は、都合により16:00閉店とさせていただきます。
※1/15(水)・1/16(木)・1/23(木)・1/29(水)・1/30(木)は、休店日とさせていただきます。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ待ちます!)
※LOUNGE ACTオーダー分の入荷は、コート(1月中旬~2月初旬)の予定で進行中です。
※1/3(金)~1/13(月)は、OLD TOWNのオーダー会&Corgi Black Collectionのポップアップイベントを開催致します。
OLD TOWN order exhibition
期間:2025年1月3日(金)~1月13日(月)※1/12のみ16:00閉店
お正月は恒例となっている、OLD TOWNオーダー会!
しかし年末の彼らからのメッセージは、OLD TOWNファンに衝撃を与えました。
The end of cult British brand OLD TOWN(=カルトなブリティッシュスタイルのブランド・オールドタウンの終焉)
と題されたその発表は、確かに一つのピリオドを打つものではありました。
でも決してその手を止めるわけではありません。
彼らは作り続けてくれます。(ライフワークとして、無理のない範囲で)
現在、一個人からのオーダーをストップすることは決まりました。
ですが、日本からのオーダーとロンドンのLabour and Waitに限り、製品の供給を続けるとのことです。
あと何回このオーダー会を開催することができるのか分かりませんが、
少しでも多くの方とOLD TOWNについてお話ができたらと思います。
皆様のご来店を、お待ちしております。
Corgi Black Collection
期間:2025年1月3日(金)~1月13日(月)※1/12のみ16:00閉店
当店初のCorgiのポップアップイベントを開催致します。その名はCorgi Black Collection。
1950年代にCorgi社で使用されていたブラックレーベルが、この度復刻されました。
そのレーベルに合わせて、黒一色のコレクションとなっております。
ウール・カシミヤ・コットン・リネンといったCorgiが用いる最高の素材を、
プルオーバー・カーディガン・ポロなど定番の形で編み立てています。
黒という色が引き出すCorgiの魅力を、どうぞご堪能下さい。
※オーダー会ではなく、即売会となります。
about Corgi?
Corgi Hosiery社は1893年に英国サウス・ウェールズで創業したニットメーカーです。
創業当時のウェールズ地方は炭鉱が主な産業であり、そこで働く労働者たちに暖かいロングソックスを穿かせたいという思いからハンドメイドの靴下の製造を開始しました。
その後、アーガイル模様の靴下が米国人バイヤーの目に留まったことから世界へ広がりはじめ、ソックスメーカーとして高い評価を得て、
1960年からは、ハンドフレームによるインターシャのニットウェアの生産を開始し、後にカシミア素材も加わり、パリの高級メゾンにも認められるようになりました。
そして1988年には、プリンス・オブ・ウェールズ(チャールズ皇太子)が10年間に及びニットウェアとソックスを愛用した実績により、
ロイヤル・ワラント(王室御用達認定証)を認めました。
Corgi Hosiery社の靴下は、21世紀になっても、ずっと昔ながらの手作りにこだわっています。
ほとんどのメーカーが機械により大量生産する中、Corgi Hosiery社は今でも職人による手作りにこだわっています。
その確かな技術力で海外や日本の有名ブランドのニット工場としても数多く利用されています。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「ロックの日」だそうです。
なぜかというと、プレスリーとデヴィッドボウイの誕生日だからだそう。
しまった!プレスリーも仕入れればよかったと思う、いつもの後悔バイイングです!!!
じゃ、商品紹介です。
昨日に続きCorgi Black Collectionから。
ドウゾ!
【ブランド】Corgi Black Collection(コーギーブラックコレクション)
【アイテム】4ply Cashmere Crew Neck L/S
【価格】¥143,000‐
【コメント】
いきなり度肝を抜かれるアイテムの紹介となってしまいました!
なんとカシミヤ100%のコーギーでございます!!!!!
コーギーが使用するカシミヤは、ヒマラヤ山脈の高山に生息するヤギの下腹部から採取された、最高級のカシミヤのみを贅沢に用います。
まさに真のラグジュアリー。
このカシミア繊維の直径は平均わずか16ミクロン、人間の髪の毛の4分の1程度。
世界有数のカシミア糸メーカーによって英国で加工・染色された後、最高級のニットウェアに編み上げられ、比類なき柔らかさを持つニットへと仕上がっています。
そんな糸を元に、さらに今回は4ply(4プライ)の糸で編むという愚行まで!?!?!?
この「Ply(プライ)」というのは、糸に関するワードになります。
plyを直訳すると「層」なのですが、「重(ねる)」と言った方が分かりやすいかもしれません。
では何を重ねているかというと、それは糸です。1本の糸を作るために2本の糸や3本の糸を重ねているんです。
一般的に毛糸は2plyや3plyなどの表記が多いのですが、それは1本の糸が2本で撚っている場合は2ply、3本の場合は3plyということになります。
またそのplyにする目的はというと、糸の太さを均一にして編みやすくしたり、強度を持たせたり、密にして艶を出したりといったものです。
それでも4本取り(4ply)ってのはあまり見かけないんですよね。理由はそこまでやる必要がないから!笑
ちなみにDIARIESでは、毎年冬に目にする4plyのニットがあります。
それはHarley of ScotlandのVOEシェトランドセーター。
これがなぜ4plyかっていったら、やっぱり生地に肉厚感を持たせるためですね!
シェトランドニットの強さを強調するため。握るとムギュッと反発するでしょ?
冬の寒さから身を守る力強さを感じるために。
だけど今回のCorgiのニットは、そんな良いカシミヤをなぜ4plyにしてしまったのか?
普通に2plyで繊細に編めば、サラサラフワフワの極上の肌触りを味わうことができるのに!?
そういう意味で「愚行」と申し上げたのです。
しかし、実物は全く違いました。
”ふつうは”良いカシミヤを使ったら、薄くて繊細な編地にするところを、これもいままで見たことないような「肉厚なカシミヤニット」が生まれたんです。
ほら、よく言う「カシミヤはシルクのような肌触り」というセリフが合わない。
もっとこう液体のような、肌の上をサラサラと流れるけど重量感もある不思議な質感。
もはやこれ以上は筆舌に尽くしがたく、私の言語能力で良さを伝えるのは不可能です。
というわけで、私のような者が運営する店では扱うべきではない。
手に余るということで、こんなイベントという形で場を設けないと、紹介できないよなあと思ったわけです。
そしてこのカシミヤシリーズは、これだけでは終わりませんでした。。。。。
【アイテム】8ply Cashmere Crew Neck L/S
【価格】¥178,000‐
【コメント】
もうね、バカかと。
8plyって!?笑
究極です。究極のニットの1つがここにある。
そう考えると、もうこれは夢のようなアイテムですね~~~。初夢だ!初夢ニット!
まあでも例えばですよ、衣食住で例えた場合に世界最高峰の家や車って持てないじゃないですか。
でも服なら世界最高峰の物が持てるんだよなと思うと、服には夢があると思うんです。
だから、たまにはこんな夢を見させる服も大事なんだよなって思うんですよね。
だって8plyにする意味なんてないじゃないですか?笑
あるとすれば、今まで見たこともない服を着て見たい。
Corgiの可能性を知りたい。
真のラグジュアリーに触れてみたい。
そんなところなんですよ。(けっこうあるか)
ちなみに比べて見るとこんな感じです。
カシミヤでバルキー(ざっくりニット)って、相反する要素が混在しちゃってますね!
減らし目もご覧の通り。
そうそう、「減らし目」ってワードも僕はずっと前から(特にcomm.arch.で)使ってきたと思うのですが、
今回ちゃんと意識して覚えようとしてくれるお客様が多いことに気が付きました。
黒だからより分かるのかもね。
この辺は文章にするのは面倒なので、店頭で説明させていただきます。
どうぞ皆様、夢のような服をお楽しみください。
値段を見て現実に戻されるんですけど!!!笑
それではまた。お店で会いましょう。