diaries blog | French Military Medical Coat (dead stock from 1950’s~)

※3/30(木)は休店日です。(展示会シーズンは休みが増えます)

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

※コロナ対策実施中です。

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「シルクロードの日」だそうです。

シルクもリネンもコットンも、みんな仲良く入荷中!

そろそろ本格的にシーズン立ち上がりということで、白っぽい感じでお待ちしてます!笑

 

そうそう、シルクつながりでリマインドですが、シルク×ウールのとっても気持ちいパンツ、JOHAのボクサーショーツがだんだん少なくなってきました。

値上げ前の価格で販売できるのは、今ある在庫のみとなっておりますので、お早めにお願いします!!!

次は1500円アップです!

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【アイテム】French Military Medical Coat (dead stock from 1950’s~)

【価格】¥32,780‐

【コメント】

ちょいちょい入荷してるヴィンテージ物。

本日は、どうやらまとまった数が放出されたブランス軍の結構古くて珍しいコートをご紹介します。

面白いのが、今までは結構珍しかったのですが、まとまった数が出たおかげで、ちょっと相場が下がることですね。ありがたや。

 

それでは詳しく見ていきましょう。

こちらは1950年代ごろの、フランス軍で支給されていたメディカルコート。医療部隊向けに作られたものですね!

DIARIESではメディカルコートと呼んでますが、ホスピタルと呼んだりガウンと呼んだり、その解釈は様々。

素材はコットン×リネンのキャンバス織り。

当時ならではのハリがあり、前合わせはダブルでさらに身頃にはたっぷりと生地を使用しているので、ボリュームのある着こなしが楽しめます。

前合わせは左右どちらでもOK。なので女性が大きめに着るのもアリ。

腰位置にベルトが縫い付けられており、ボタンで2段階に調節可能。

このギャザーを見れば、以下に生地の分量が多いか分かるかと思います。

それだけ身頃がたっぷりあり、冬物のコートと違って生地も薄いので軽く、とても着やすいですよ!

というわけで着てみました。

腰をギュッと絞って、そこからAラインにボワッと広がるシルエットがカッコいいですね~~~!

コートのバックヨークにギャザーって、よく考えたら普通の服ではあまり見ませんね!

ちなみにこちらはオーバーコート=一番外側にバサッと羽織るものなので、ポケットは貫通式になります。

貫通式、つまりポケット袋が付いてないタイプ。なぜなら、コートの中に着ている服のポケットにアクセスできるようにするためです。

ステッチは良くも悪くもグニャングニャン。味わい深くて好き。

もっと味わい深いのがボタンの補強。

なんと、ボタンの内側は全て当て布がしてあり、しかもハンドステッチです!

デザイン的には、イギリス軍のモーターサイクルコートのように、胸に付けれられた大きなポケットが好き。

しかもなんと内ポケットで、そこにはPARISのスタンプがありました。

サイズ表記は1でL相当。

素材はおそらくコットン×リネンで、洗いこむとさらに良い雰囲気になると思います。

そして色に飽きたら、京都紋付で黒染め(Click)や風布さんで天然藍で染めるのもいいと思いますよ!

 

 

着てみたいけど、すぐに気温が上がっちゃうのでなかなか手が出せないスプリングコートとして。

デッドストックの楽しみ方として、完璧なアイテムです。

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。