diaries blog | French Work Blouse

※9/5(木)・9/11(水)・9/12(木)・9/19(木)・9/25(水)・9/26(木)は、休店日です。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

※1ST PAT-RNオーダー分の入荷は、9月中旬予定。

OLD TOWNオーダー分の入荷は、10月下旬予定。

LOUNGE ACTオーダー分の入荷は、シャツ(10月)・パンツ(11月)・ジャケット(12月)・コート(1月)予定で進行中です。

 

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「くしの日」だそうです。

強い人のボディパンチは、串刺しにされる感覚に近いです。刺さるんですよねホント。

井上尚弥のパンチが、ボディに当たったのに腰に衝撃が来る感じ、ちょっと分かる。

というわけで、強い人に鍛えてもらうと、試合が比較的楽に進みますね~。

そしていよいよ試合に向けてウォーミングアップを始めます。

まずは選手控室で体を暖め、習ったことを反復練習。

次に軽くスパーリングを行って、ディフェンスできるように目を慣らします。

あと、体を動かしてないとどんどん不安になってくるんです!!!

自分の順番まであと3試合くらい・・・ここまできたら、もう腹をくくるしかないですね。

もう46歳だし、それなりに色んな経験してるから、この時までほとんど緊張はしませんでした。

でも、あと数試合目となったらいきなりキタ!!!

この腹に鉄の重りを突っ込まれた感じ、久々に味わうわ~~~。

なんて考えてると、緊張感すら楽しんでいるように思えるけど、実際はマジでド緊張。

分かりやすいのは呼吸です。言われて気づいたんですけど、深呼吸が出来てなかった。

このまま試合に臨むと、呼吸が浅い=スタミナが奪われるという致命的なミスを犯すんです。

良いパフォーマンスを発揮するには、まずは呼吸から。深く息を吸って吐くこと。

そしていよいよ、ヘッドギア、マウスピースをはめたところで、緊張で吐き気が!笑笑

マウスピースは必須。歯が折れたり、なるべく口の中を切ったりしないように。

ヘッドギアは任意。ほとんどの人が付けません。なぜなら試合中にズレて、視界が遮られるから。

僕はもちろん付けますよ。いい年だし、接客業なのでね。

ちなみにグローブは、自分が使い慣れたものではなく、運営が用意したものを使います。重さとか、不正が起きないようにかな?

いや~いま思い出すだけでも、心臓がバクバクするーーー!

選手入場!!!!!

 

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【アイテム】French Work Blouse

【価格】¥22,000~24,200‐

【コメント】

本日は、レディースのヴィンテージシャツの紹介です。

 

これらのシャツ、実は2年に1回くらいちょっとづつ入荷していたのですが、結構すぐに売り切れてしまって、これまでブログで紹介することができませんでした。

今回は比較的多く在庫をご用意できたこと、また良いサイズ感(比較的大き目のもの)を用意できたこと、

さらには当然のように価格もジワジワと上がってきており、選べる個体が少なくなってきたので、

いい加減に紹介しておきかないとマズイと思った次第。

 

それでは詳しくて見ていきましょう。

およそ100年前のブラウス達。

細かな縫製、美しいフリル、胸のプリーツ。これがワークシャツと言っても、ピンと来ない方が殆どかもしれません。

当時このシャツを着ていたのは、貴族の館で働く女性の家事使用人でした。

日常の雑務をこなすと言えど、働く場所は貴族のお邸。

そのお邸に従事する者は、それなりの身なりでなければなりませんでした。

他の貴族の来客があった時に、自邸で働く人達がみすぼらしい恰好ではみっともないということ。

そのため、フリル・レース・タックといった華やかな装飾が施されているんです。

またこのようなエレガントな見た目でありながら、袖は前振りに付き、動きやすく作られているのも魅力の一つ。

掃除したり給仕したりといった、あくまでも動きやすいワークシャツなんです。

なんか不思議な服でしょ?

ちなみに袖丈や着丈は短めに作られています。

これは当時、細い手首を見せた方がエレガントとされていたため。

着丈が短いのは、まだ女性がコルセットを付けていた時代の影響で、ハイウエストのスカートと合わせるため。

ディテールやデザインは1つ1つ異なり、2つと同じ物がございません。

比翼仕立てのレース付きフリルなんてものもあれば、シンプルな前立てのものもあります。

統一したのは、個人的には着やすいと思っているスタンドカラーのみをピックアップしました。

誰かのイニシャルがあったり、

同系色の刺繍もあり。手刺繍のぎこちなさと、フォントがカッコよすぎます!!!!!

こちらは珍しい織り柄物。

折り伏せ縫いも尋常じゃない細かさです。

巻いてる幅が狭すぎて、巻き部分に生地がギッシリ詰まってるので、是非とも触ってみて欲しいです。

 

で、いきなりこんなシャツを見せられても、こんなフリフリ着れないよ~と思いますよね?

もちろんコーディネート提案もございます。

まずはカーディガンがお勧めですね。

ジチピのコットンカーディガンを羽織っただけ。ネックと袖口からフリルを出してアクセントに。

まずはこういった合わせ方から始めると、抵抗が少なくなると思います。

 

お次は、正反対のものと合わせるやり方。

特にボーイッシュなものに合わせるのがお勧めです。

パンツも軍パンとかでOK!

 

100年前のシャツがこの状態で残っているのも、またそれだけ持つように作られていることにも驚かされる、本当に素晴らしいシャツです。

100年の時を経て、どんな人が着てどんな着こなしをするのか?きっとこのシャツも驚きでしょうね!

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。