※8/15(木)・8/21(水)・8/22(木)・8/29(木)・8/31(土)は、休店日です。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)
※OLD TOWNオーダー分の入荷は、10月下旬を予定しております。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「パクチーの日」だそうです。
まだまだフジロックネタは続きます!というか、夏が終わるまで引きずるのがフジロック!
というか俺の夏はフジロックだけ。。。おじさんに夏があっても良いよね???
そうそう、よく聞かれるのがキャンプするんですか?って話。
20代で行き始めた頃はキャンプしてましたが、あれ結構辛いんですよね~。
ガチ勢は木曜朝からキャンプサイトに並んでるし、金曜朝なんてなったらキャンプサイトの奥=坂道を登ることになる。
しかも勾配がきつくて傾斜のあるところにテント張ると、腰痛めるんですよね。
そんな経験を数年かけてしたので、途中から車中泊に移りました。
これが快適。テント張るのはいいけど、撤収ダルいでしょ。それがない。天気悪くなっても浸水の心配もない。
近くに銭湯もあります。
フジロックの時はメチャクチャ混んでるので、裸で10分くらい並ぶんですけどね!笑
というわけで、2日目最終日のタイムテーブル(前半)
1発目はグリーンステージで、台湾のバンド「No Party For Cao Dong」
これが想像以上のカッコよさ!自分では全く気にしてなかったけど、フジロックのおかげで世界の新しいバンドを知ることができる。
これも魅力の一つです。
そしてレッドマーキーに移り、US(アス)からのWEEKEND LOVERS。
実質これがチバユウスケ追悼なんじゃないかな。The Birthdayのメンバーが出たし。
誰かゲストボーカルが歌うのかな?と思ったら、まさかのチバ抜きで演奏が始まる。
いつまで経ってもボーカルは出て来ず、サビの部分でメンバーが絞り出すように歌うのを見て、友人が号泣し始める。
それを見て俺ももらい泣きよ・・・
オハラブレイクも行きたくなっちゃったよ。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】Handwerker(ハンドベーカー)
【アイテム】Wide Trousers
【価格】¥48,400‐
【コメント】
続々と秋物が届き始めてますが、2024年秋冬Handwerkerのスペシャルアイテムが届きました。
ハンドベーカーなので、形はいつものワイドトラウザーです。
お尻が大きく見えてしまうワイドパンツの難点を改良して、横からのシルエットにこだわって作ったパンツ。
股上は深めで腰回りのフィットが良く、またご覧の通りサイドシームは湾曲しており、太いだけのパンツではございません。
太目のパンツにチャレンジしてみたい方に、是非ともお勧めしたいパンツです。
また、小柄な方もちゃんと穿きこなせるワイドパンツというのも。
みんなビックリするんですよね、腰回りのフィットの良さと、自分でもワイドパンツを穿きこなせるんだということに!!!
そんなワイドパンツに乗せた今回の生地がヤバかった!!!!!
”One-Any True Organic™® Cottonシリーズというもの。
国内の様々な企業に向けて、主にデニムにまつわる生地の開発を独自の視点で手掛ける「One-Any」という会社があります。
そのワンエニー社が企画した生地なのですが、1941 年にアメリカ軍がミリタリーウェアとして開発した、現代のチノの原点である41カーキの色を再現。
製造工程でも極力水を使わず、化学的な処理も加えない事で、オーガニック農場で摘み取った綿を、そのまま肌で感じられるテキスタイル作りを実現しています。
そして、本当のオーガニックという思いを込め、”One-Any True Organic™® Cotton と名付けています。
原料は、世界で最も厳しいオーガニック認証のひとつである、GOTS基準をクリアしたアメリカの農場で栽培され、
手摘みで収穫された天然のプラウンと、グリーンに色付いたコットンと、白度の高いスーピマコットンを独自の配合で混ぜ合わせ色を作り出しています。
これはほら、当店の定番ソックスであるOrganic Threadsを見てもらえれば分かるでしょ?
あの3色を混ぜてこんな生地ができるの???って考えると、とても面白いです。
また、以前にもAUBERGEでも茶綿オーガニックコットンのチノパンをやってましたが、
正直あれに似つつも、DIARIESとしては女性が履いてもカッコいいのにと思っていたので、セレクトしました。
にしても風合いが荒々しくて、すごく好み。この辺りにも、こだわりが詰め込まれてました。
天然色が故に、収穫時の環境により濃度や色味が変わってしまうという特性がありますが、
ワンエニー社はこの再現性のバラつきをTrue Organicの証明と捉え、色番を製造年で表記しています。
また、このコットンには、ヌメ革のように使い込むことで色味が深くなったり、戻ろうとしたりする特性があるので、
デニムやレザーのように経年変化を楽しむことができます。
紡績は、1953年に製造された、現在日本で稼働している最古のリング精機を使用しています。
現代のリング精機の3/1のスピードしか出ないこの精機は、生産性こそは落ちますが、
ゆっくり紡ぐ事で綿へのストレスが少なくなり、現代のコンピュータースラブ精紡機では作る事の出来ない、
手紡ぎのような自然なムラ感と、膨らみの有る優しい風合いが特徴です。
そして織布は、織布に必要なタテ糸の糊付けは、通常では化学合成糊を使用するところを、あえて織布の難易度が高い天然由来のデンプン糊を使用し、
1950年代の旧式力職機(シャトル織機)を用いて、ゆっくりと高密度に打ち込んでいます。
旧式力織機特有のタテ糸の不揃いなテンションと、左右に行き来するシャトルが生み出すヨコ糸の緊張と暖和が、独特の凹凸感のある表情と手触りを生み出しています。
仕上げは、糸を落ち着かせるために水洗い仕上げを施しています。
生地表面に綿の葉や殻、茎の破片等、いわゆる綿カスが散見されますが、これは手換みで収穫された原線を、極力未処理のまま使用している事の証となります。
というようにかなり手が込んだ生地ですので、なんと30着作れたら良い方とのこと。
その内2着(XSとSが1着づつ)がDIARIESにあります!
女性の方で、チノパンお探しの方。
結構いらっしゃるようなんですけど、なかなかしっくりくるのが無いように見受けられます。
これは良いですよ!!!
それではまた。お店で会いましょう。