diaries blog | Harley of Scotland(ハーレーオブスコットランド)| Voe Shetland Hi-neck Sweater

※12/17(木)は、休店日とさせていただきます。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

※コロナ対策実施中です。

 

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「バッテリーの日」だそうです。

いよいよ年末年始の予定も決まりそうです。

今年は元日と土日の組み合わせが悪いので、1月2日から営業します。

それなりに催しも考えておりますが、セールはやりませんのでご安心下さい!w

 

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】Harley of Scotland(ハーレーオブスコットランド)

【アイテム】Voe Shetland Hi-neck Sweater

【価格】¥23,100-(税込)

【コメント】

本日はメンズのハーレーの紹介です!

そういや昨日、ハーレーのブランド説明をしてなかったので、まずはどうぞ。

 

イギリスは北東に位置する港町・ピーターヘッドに、

Peter Harley Buchanによって1929年に設立されたのがハーレーオブスコットランド。

軽さと柔らかさを追求するため、1980年代からはイタリアから糸を輸入し、

メリノウールのブークレ素材でフェアアイルニットを編み始めました。

また現在では、時代とともに消えていった「フルファッション」という

縫い目の無い(シームレス)製法で作る、数少ないメーカーの1つにもなっています。


という、割とメジャーな海外ニットブランドの、ちょっとマニアックな素材を使用したセーターです。

その名も「Voe True Shetland」。

これが何かと言いますと?

「Voe shetlandコレクションは無染色の羊の毛を使用しています。

使われている羊の種はシェトランド種。シェトランド諸島の食料の少ない過酷な自然の中でも、強く生き抜く羊です。

危険な崖を渡り歩いては海岸へ降りていき、干潮時には海藻を食べています。

シェトランド種は世界的に見ても独特で、とても良質なやわらかい毛質に定評があります。

1953年に、人類初となるエベレスト山頂に到達したエドモンド・ヒラリーも、Voe Shetlandを着用した歴史があるほど。

この素晴らしい羊毛は、シェトランド諸島の専門家によって手作業で等級分けされ、選別されています。

最高の品質を維持し、真のシェットランドニットとして、世界に出荷されているのです。」

というものなんです。

 

このVoe True Shetlandという素材ですが、初めて知ったのは5年前のこと。

実は以前、TENDER Co.でも使ってた素材なんです。

見たのはそれっきりで、まさかHarleyでも使えるなんて今まで知らなくて、展示会でこの「VOE」の文字を見た時に飛び上がりました!!!

ちなみにVoeってのは、シェトランド諸島のおよそ中央部にVoe Cliffという崖の名前から来てるんですが、

その崖を上り下りして海藻なんかを食べているんだそうですよ。

ほら、最近羊とか山羊とかが、断崖絶壁を上り下りしている動画とか見るでしょ?

あれは、貧弱!貧弱ゥ!な弱い動物が天敵が来ない場所で食事をするために持った習性だそうです。

 

また、そのような環境で個体管理され、正真正銘シェトランド諸島で生まれ育ち、

シェトランド諸島内で採れたウールを使用しているから、True Shetlandと呼んでいるのです。

 

世の中にはたくさんの「シェトランドセーター」というものがあります。

ですが、彼らに言わせてみれば、その殆どが「シェトランド風セーター」。

シンプルなデザインで暖かく着やすい。

だからこそ、多くのシェトランド風セーターが作られたんだと思います。

その中で、伝統のシェトランド産シェトランド種の羊を守るために、今も細々と受け継がれているんです。

 

また、この貴重なVoeシェトランドは、保温性を最大限に高めるために、染色をしません。

だから、カラーバリエーションが非常に少ないのです。

これが羊の毛そのまんまの色。

こんなプリミティブ(原始的)なセーターもなかなか無いでしょ!?

世界最古の起源をもつセーターかもしれない。

ホントそれくらいスコットランドの歴史ってすごくて、スコットランド発祥の物を上げると、

タータンチェック、マーマレード、レインコート、自転車、タイヤなんかもそうらしい。

 

そんなVoe True Shetlandの着心地を最大限に活かしてくれるように、ハイネックに合わせました!

どうかな?かなり暖かいはずなんだけど。暑すぎないか心配。

今年の冬は寒くなるらしいから、出番多そう。

 

さらに製法は、Harleyらしくフルファッション!

フルファッションとは、例えばこの場合、ボディ・袖・首や袖や裾のリブを編みたててから、

最後に編むようにしてつなぐことを言います。

語弊があるけど、分かりやすく言うなら「全部編んでる!」てことです。

(ま、今や日本の島精機が誇るホールガーメントがあるから、全部編んでるのはそっちなんだけどw)

でも実際触ってみてもらえれば、つなぎ目の違和感の無さをお分かりいただけるかと思います。

着心地も良いですよーーーーー!

さらに今季は、サイズを5種類も用意しました!!!アリエナイと思います!

下はサイズ36(ユニセックス)からで、38=メンズS、40=メンズM、42=メンズLときて、

まさかのサイズ44=メンズXLまでございます!!!!!

それだけお勧めのニットであり、あまり多く出回ってないセーターなので、色んな人に着て欲しいということです。

既にサイズが欠け始めているので、気になる方はお早めにご検討ください。

 

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。