diaries blog | HOLDFAST(dead stock from 1960’s~)| Hospital Gown (black overdye)

※3/30(木)は休店日です。(展示会シーズンは休みが増えます)

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

※コロナ対策実施中です。

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「壇ノ浦の戦いの日」だそうです。

そう、平家物語ですね。

というわけで、今、個人的に日本のバンドで一番応援しているのは「羊文学」でございます!!!

何度も言いますが、くるりやスーパーカーを聴いてきた僕らオジサンは感涙にむせぶことでしょう。

フジロックで見たい。できればつくばロックも来てくれないかな。

 

というわけで、ビョークのライブ以降、すっかり音楽づいてしまってます。

春ですね

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

【ブランド】HOLDFAST(dead stock from 1960’s~)

【アイテム】Hospital Gown

【価格】¥28,060-

【コメント】

店頭では、ちょこちょこヴィンテージが入れ替わってるので、ご紹介致します。

今回はレディースのワークコートです。

こちらは、1960年代ごろのものと思われる「ホスピタルガウン」。

おそらく病院関係で着用されていたものが、デッドストックの状態で見つかりました。

しかし真っ白ではあまりにオペ着またはスクラブ的なので、ディーラーさんの方で黒に後染めしてもらいました。

その際、ボタンは元々白かったのですが、チェンジボタンなので、同じくイギリスの古い黒のチェンジボタンに変えてもらっています。

一番上のボタンだけは縫い付けのラバーボタンなので、白のまま。ワンポイントで良いんじゃないですかね?

パターンも独特で、ガバっと体を包む構造。

着てみると、メンズのスタンドカラージャケットのようなノーブルな佇まい。

こんなワンピース、ちょっと無いですよね。

でも個人的には、前を開けてスプリングコートとして着ていただくのもお勧めなんです。

アシンメトリー(左右非対称)なデザインで、前身頃の部分がドレープしたところがカッコいいと思うんです。

なんといってもワークウェアなので、生地はしっかりとした厚みがあり、洗いこんで味が出たらそれはそれでいい雰囲気になりそう。

 

いやホント、作りがすごいです。

例えば後のピンチバックには、プリーツを寄せて身幅を絞り、ダボっとしないようになってたり。

さらにはセンターベントを設けて、足さばきの邪魔にはならないように。

そして腰ポケットも左右に付いているのですが、こちらのアシンメトリーなんです。

ポケットの脇には、中に着ている服にアクセスできる貫通ポケットが。

しかしもう片方の貫通ポケットは、ポケットの中に仕込まれてたり。

これは服の構造上こうするしかなかったデザインですが、機能性のために妥協を許さない作りが素晴らしいんです。

 

この「服作り」は、洋服好きとしてどこのメーカーか気になりますよね?

と思ったら・・・

あのHOLDFASTでした!!!!!

これはヤバい。メンズだったら相当ヤバい。

レディースのHOLDFASTなんて、ちょっと見ませんね。

そしてやはりHOLDFASTは、すごい服を作るんだなと改めて感心しました。

そういやHOLDFASTもヤーモス出身なんですよね。

ヤーモスのワークウェアって、由緒正しいんだなぁ~~~

他にも細かいところでは、チェンジボタンのリング部分が、直接肌に当たらないようになってたりと、

今作ったら飛んでもないパーツ数のパターンで、かなりコストがかかりそうなデザインです。

是非とも女性の方にトライしてみてほしいヴィンテージアイテムです。

サイズは日本人女性のSくらい。

もちろん在庫は1点しかないので、気になる方はお早めにお願いします!!!

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。