diaries blog | JUMPING MOUSE GOODS(ジャンピングマウスグッズ)| Messenger Bag

※2/14(水)・2/15(木)・2/22(木)・2/29(木)は、休店日とさせていただきます。

※2/20(火)は、都合により18時閉店とさせていただきます。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)

 

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「苗字制定記念日」だそうです。

実は名前のことで、ちょいと困っていることがありましてね。

基本的に海外の人からは、下の名前で呼ばれるじゃないですか。苗字ではなく。

ですが、クリスティアーノになぜか苗字と名前を逆に伝えてしまい、いつも苗字で呼ばれるんですよね。

もう5年以上も経っちゃうと、今さらだよな・・・・・

というメールをしながら、無事に1ST PAT-RNの2024年秋冬オーダー会が幕を閉じました!

 

今回は、北は仙台から南?は山梨、西はビデオ通話(Google Meet)で奈良からご参加いただきました。

数年空いてしまったせいで、このブランドを見たくても見ることができなかったお客様も常連様も含め、

待ちに待ったファーストパターンの復活を、皆様と一緒に迎えられたこと、心から嬉しく思います。

オーダーいただいた皆様、誠にありがとうございました!!!!!

 

個人的にも、今回のオーダー会はやりきった感があります。

12月、迷っていた渡欧を諦め(暖冬がキツかった!)、パリで開催される展示会には行けない旨を先方に伝えました。

1月、新年の挨拶がてらオーダー会を開催したいとクリスティアーノに相談するも、ちょっと難しいかも?との返答。

なぜなら、締め切りがかなり早いし、やっぱり生地が途中で作れなくなる可能性は以前高いままで、お客様にも迷惑かかるかも?とのこと。

それに送料もかなり上がっちゃってるし・・・

だけどこのラインナップは、どうしてもお客様に見てほしかったので、それで一か八か、無理を承知で送ってもらったんです。

届いたのは2月3日。

そこからコンセプトや商品情報を翻訳しながら自分でも勉強して、分からないことはクリスティアーノに聞いて、

半年後の対ユーロ円相場なんて分からないから、エイヤで価格を決めて、準備が整ったのが6日の夕方。

そこから怒涛のイベント開催、そして昨晩オーダーをまとめて送り、無事受注されました。

結構自分を追い込んだ1週間だったと思います。

 

またクリスティアーノにも、イベントはとても賑わったこと、お客様もとても楽しんでいたことを伝えると、とても嬉しそうでした。

あとは無事に製品が上がってくることを祈るばかりです。

 

改めまして、オーダー会にご来場いただいたお客様、誠にありがとうございました。

また、予定が合わず期間中にご来店いただけなかったお客様もご安心下さい。ちゃんと店頭分も用意しております。

出来上がりをどうぞ楽しみにお待ちください。カッコイイですよ!!!!!

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】JUMPING MOUSE GOODS(ジャンピングマウスグッズ)

【アイテム】Messenger Bag

【価格】¥192,500‐

【コメント】

昨年彗星のごとく現れたレザーバッグが、今年も届いております!前回はお客様をザワつかせたみたいですね~。ざわ…ざわ…

それでは半年ぶりのご紹介となるので、

それではまずブランド説明からドウゾ。

イギリス南西部・デボン州エクセターで、Adam J Keslakeが創業したオーダー製レザーグッズを作るブランド。

デザイナーであるアダム自身が、全ての工程を手掛けるフルハンドメイド。

素材は英国政府管理下で、オーク材のみを使用して鞣されたBaker社のオークバークレザーを用い、それ以外のパーツも全て英国内で調達したものです。


というもの。

 

いやはやとんでもない時代になったもんです。

何がとんでもないかというと、「ベイカーのオークバークレザーで作られたバッグ」が存在すること自体が、すでに珍しいことになってしまいました。

思い起こせば、僕がJ&F.J BAKER社のオークバークレザーを知ったのは、TENDER Co.がきっかけでした。2010年頃のことです。

そこからあれよあれよという間に、ベイカー社のレザーを使ったアイテムをそこかしこで見るようになりました。

TENDER Co.が流行らせたとまでは言いませんが、昔からあったものなのに、ここ10年で一気に出回った感はあります。

そしてそれが事実だとすると、ベイカー社のレザーの需要が一気に広まったことになります。

しかし、非常に手間暇のかかるベイカー社の鞣し方法では、すぐに供給量を増やすことはできません。

なので現在、ベイカー社は革の供給量を抑えるために、革の卸先を極端に絞ってしまったそうなんです。

なるほど確かにあれだけ目にしていたベイカーのレザーを使ったアイテムを、急に見かけなくなった気がする。

現にTENDER Co.も、ベイカーのオークバークレザーを使ったアイテムが作れないと聞いているし。

それもあって、DIARIESでは今年の頭にTENDER Co.のレザー小物をほぼ全て買い取らせていただいたのです。

ちなみにTENDER Co.のオークバークレザーシリーズでも、こんなのがありました。

オークバークレザーを丸まる1枚贅沢に使った、鬼のようなサッチェル!(イギリスのショルダーバッグ)

数あるTENDER Co.のアイテムの中でも、幻のバッグです!(オーナーはK村さん!)

そして今年初旬に仕入れたTENDER Co.の小物シリーズを、経年変化の鬼であるT埼さんが育てています。

ガチのバイカー使うとどうなるのか楽しみです。

この辺のアイテムは、ぜ~んぶDIARIESが引き取っちゃいました!!!

以上のような背景から、ベイカーのオークバークレザーで作られたバッグは希少と言及させていただきます!

 

そんなベイカーのオークバークレザーを使用したショルダーがコチラ。

実はこちらのショルダーバッグは、女性の方にもお勧めしたくて選んだやつ。

なぜかというと、レザーが薄くて軽いから。

Baker社のオークバークレザーの中でも「パネルハイド」という革を使用しているのですが、

このパネルハイドは古くは幌馬車の幌として、また近年ではレザーソファなどに使われてきた革。

さらにブーツのアッパーに使う職人もいるそうです。

なのでバッグで使用するのは珍しいそう。

もちろん馬車の幌やソファに使われてきたことから、耐久性は問題ありません。

それなのにしなやかでなじみやすく、とても軽いんです。

 

どうしても革にこだわったバッグとなると、厚く重たくなってしまいがち。

革好きはヘビーな方が燃えますからね。デニムと同じように。

それはそれとして、女性の方が使うとなると筋力などの理由から、やっぱり軽い方がいいですよね?

こちらも同じく、ベイカー社のオークバークレザーの1枚革を贅沢に使用。

縫製で使用する糸は、蜜蝋でコーティングした麻糸です。

例によって中はシンプルですが、ウチポケットが一つとブラスのDカンが付いてます。

ストラップもリベットでしっかりと留めてあり、

サイズ調節のバックルもシンプル。

ある程度重い物を持ち歩いても大丈夫です。

ちなみにこちらのモデル名は「メッセンジャー」

そんな気軽に自転車に乗る時に使えるか!っていうバッグです。

まあでもベイカーのレザーなので丈夫ですからね。ガシガシ使ってもらって大丈夫です。

日常的に使ってもらって、日焼けして黒が抜けて茶芯みたいになったら素敵だなと思います。

 

というわけで背負ってみました。

こちらは使い勝手がいいように、Mサイズで小ぶりな方にしました。(前回のトートはLサイズ)

重い物を入れると、多少底は抜けるかもしれないですね。

ただ、もともと厚い革みたいに形が整っているわけではなく、

グシャッとさせると今度はアルチザン風のカッコよさが出るバッグなので、特に問題ないかと思っています。

なので、テキトーに使うのがオススメです。

適当使いが可能な人に!!!!!

 

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。