diaries blog | JUMPING MOUSE GOODS(ジャンピングマウスグッズ)| Work Bag -medium-

※10/2(木)・10/8(水)・10/9(木)・10/16(木)・10/22(水)・10/23(木)・10/30(木)は、休店日とさせていただきます。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ待ちます!)

※2月にオーダーいただいた1ST PAT-RNの製品は、10月上旬に入荷を予定しています。

※6月にオーダーいただいたOLD TOWNの製品は、10月下旬~11月上旬に入荷を予定しています。

※今後のイベント日程は以下。

・12/6,7,8にアンティークウォッチフェアを開催致します。

 

 

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「世界狂犬病デー」だそうです。

つくばの狂豚、再始動しました!

1カ月ぶりの運動は体が重い!笑

いやでも脳ダメージ(NOダメージならよかったのに)はなめちゃいけないと思ってて、最低でも1カ月は休養が必要みたいです。

試合の翌日にMRIを撮りましたが、その時点では画像では問題なくても、2週間くらいして徐々に血管に異常がでて、詰まってしまうこともあるとか。

なのでその倍の1カ月は、最低でもリカバリーに当ててよかったと思います。

幸運なことに、DIARIESは医療関係のお客様も多いので、色々な方からアドバイスをいただきました。本当にありがとうございます。

というわけで来年に向けて頑張ってまいります!

今度は勝ってSALEやりたいね!

 

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

 

【ブランド】JUMPING MOUSE GOODS(ジャンピングマウスグッズ)

【アイテム】Work Bag -medium-

【価格】¥253,000‐

【コメント】

先日、同ブランドのショルダーバッグの再入荷のお知らせをしたばかりですが、

本日ご紹介するトートバッグは初めて入荷するアイテムです。

 

え?前もあったよね?何言ってるの?脳、大丈夫???と思われるかもしれませんが、本当です!!!!!

向かって右が以前からあるやつで、実はこれはLargeサイズでした。

そして今回届いたのが、向かって左側のMediumサイズなんです!

よく見ると、高さや奥行きが少しだけ小さくなってるのが分かるでしょ?

 

最初はLだけだったのは、革好きなら迫力があればあっただけ良いと思ってました。

また茨城=車社会なので、なんでも持ち運べるようにデカけりゃデカい程良いと思ってました。

展示会でMとLを迷ったけど、迷うなら大きい方にすれば間違いないか。大は小を兼ねるし。

そんな安直な考えでセレクトしていたLサイズ。

 

なので「欲しいけどさすがにデカいな・・・」という声をチラホラといただいており、さすがにMも必要かなと考えを改めたわけでございます。

 

サイズは違いますが、作りは同じ。

ですが久々の紹介なので、改めてご覧ください。

 

こちらがベイカーのオークバークレザー。

ベイカーは現在、英国唯一のオーク樹皮なめし工場となります。

始まりは、ベイカー家が 150 年以上前の 1862 年に、皮なめし工場を購入してから。以来今日に至るまで家族経営を貫いています。

現在のマネージング ディレクターであるアンドリュー パー氏は 5 代目。

なめし工場ならではの伝統的な手法は、ローマ時代から続いているそうです。つまり紀元前=2000年以上!

オークバークレザーの特長は、現代のなめし方法とは異なり、革の天然繊維を保護しながらなめす、長く穏やかなプロセス。

一枚の革を生産するのに、なんと14ヶ月かかります。(ちなみにクロム鞣しで1か月、タンニン試しで2か月)

そりゃ供給量は増やせないわけだ!

 

また原皮は、デボン州で飼育された肉牛から採取されています。生皮は塩漬けされて届き、石灰と水の穴に浸されます。

これにより毛包が緩み、皮膚から毛や脂肪が除去される除毛そして肉付け機械にかける準備が整います。

これらの機械を通過した皮はそれぞれ検査され、ベリー(腹部)、バット(尻部)、ショルダー(肩部)にカットされます。

以上のように皮をなめす準備が整うと、英国内で採取されたオーク樹皮を乾燥・粉砕し、鞣し液を作ります。

ベイカー社には、水車によって作動する 400 年前の機構が、樹皮を細かく粉砕します。

その樹皮をコーリー川の水に浸し、タンヤードピットにポンプで送られます。

各皮はピット上の木の棒に吊り下げられ、3か月間優しく洗浄されます。

その後皮を平らに重ね、さらに 9 か月間かけてなめし、12 か月間かけて行われます。

この長くて手間のかかるプロセスにより、皮膚の天然繊維を残しつつ、耐久性が高い革を作ることができるのです。

 

というのがベイカーのオークバークレザーです。

なので元々「皮」が持っていた風合いを、「革」にしてもなお残しているため、とんでもない経年変化が楽しめるんですね。

革好きだったら1度は手にしてみたい革だと思います。

当然メチャクチャ丈夫!それはもうテンダーのベルトやブーツなどで体験済みです。

しかし、使っても使ってもこの革の持つポテンシャルは計り知れない。まだまだ使い終わりが見えません。

なのでこのバッグも一生モノというか、使い終えるには一生かかってしまうのではないでしょうか???

 

ハンドル部分までオークバークレザーです。

使うほどしなやかに・・・・・ならないかも!?笑

それくらいコシが強く、柔らかくできるかどうかはアナタの使い方次第!使え!使うしかない!!

 

そのストラップは、グルっとバッグ底部を通してあるので、バッグに荷物をパンパンに入れても、バッグの底が抜けにくくなっています。

シンプルですが、非常に重要。でもリベットが付いているので、フローリングの方は気を付けてね!

あとMの場合、最初の内は自立しません。ある程度使いこんで、底が馴染んできたら立つと思います。

 

皮の天然繊維をそのまま生かす。そのため、個体ごとに様々な表情を持つ革であるのが、オークバークレザーの魅力。

神経質な方には、絶対にお勧めできない革です。

縫製は非常に綺麗ですが、機械ではなく手縫いです。また麻糸にロウをしみこませて、耐久性を高めています。

 

海外物にしては、比較的親切設計ではないでしょうか!?!?!?

(テンダーでは絶対見られない)内ポケットとか!

あとこの仕様が素晴らしいです!

 

キーリングとかを引っかけるソリッドブラスのDリング!これはいいですね~~~。

しかもストラップを留めるリベットの裏に、当て革ついでに付けてくれているミニマリズム!レスイズモア!最高!

 

このバッグを作る時、デザイナーのアダムは「Work Horse(働く馬)」という別名を付けています。

まさに馬車馬のごとく荷物を沢山入れて持ち運び、タフに使えるバッグということです。

こいつを使い倒せる方、お待ちしております。

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。