※11/4(木)は、休店日とさせていただきます。
※夜の自粛中につき、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)
※コロナ対策実施中です。
※11/6(土)・11/7(日)に、インディアンジュエリーとチマヨブランケットのイベントやります!
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「習字の日」だそうです。
そういえばイベントのことについてあまり触れてなかったですね!スイマセン!
実は今回、私もまだ全貌が分からず。
今日になって、ようやく分かりかけてきました。
まずは久々のインディアンジュエリーに関して。
こちらはバングル・リング合わせて50点ほどといつもより少な目ですが、厳選されたものとなっています。
アーティストはダリルビゲイとサンシャインリーヴスが中心。
しかし、石でヤバいのがあります・・・ビズビー付きがまさか5点も・・・No.8もありますよ。
そしてもう一つがチマヨブランケットのオーダー会。
こちらはTrujillo’sで織られるチマヨブランケットベストを、モデルだけでなく色・柄からオーダーして、
自分だけの1着が作れますよってことです。
以前までのインディアンジュエリーイベントとは、またちょっと毛色が変わりますので、面白いから是非!!!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】LAVENHAM(ラベンハム)
【アイテム】Denham
【価格】¥39,600-
【コメント】
既に店頭でご覧になったお客様からは、「え・・・ダイアリーズが今更?なんで?」と物議を醸しだしているアイテム。
どうやら当店は、訳の分からないマイナーなブランドを、あれこれ理由を付けて売りつけているお店だと思われているらしい。www
確かに言われてみると、私自身が「他で簡単に買える物なら、別に自分の店で売らなくてもいいじゃん。」とは思ってます。
なので、どうしてもあまり知られてないブランドが多くなってしまうんですね。
でもね、実はその線で決めたんです。このラベンハムの取り扱いを。
きっかけは、2019年のKUONとLAVENHAMのコラボレーション。
あのジャケットって個人的には激熱アイテムで、その年の目玉の一つだったんです。
日本とイギリスの伝統がぶつかり稽古って感じでね!
それで、「これは絶対お客様も喜ぶなー!」と思って、来るお客様来るお客様にドヤ顔で「これヤバくない?」って見せたんですよね。
でもね、期待してたリアクションとは全然違くて、「ラベンハムって何ですか?凄いんですか?食えるんですか?」という
軽く盛りたくなるくらい薄いリアクションの連続だったんです。
あの時の、「ラベンハムというのはね・・・」という説明から入る虚しさといったら。
あ、決してお客様のことを責めいているわけではございませんからね!
むしろそういうことがあったからこそ、ラベンハムを取り扱おうと思ったわけですし。
ちなみにラベンハムの知名度は、体感で2割。5人に1人くらいのイメージでした。
これはちょっと可哀想!
本来ラベンハムって、バブアーと同じくらい並び称されるべきブランドなんですよ。
10年くらいまでそうでした。
それが今やどうでしょう?
おそらく服に興味があれば、バブアーを知ってる人は8~9割いますよね。
この10年で、ずいぶん差を付けられちゃったな。
というわけで、その差を埋めるべくラベンハムを皆さんに知ってもらおうと思います。
ちなみになぜそこまでラベンハムに熱くなるのかというと、これにも理由があります。
それはコチラ。
たまーにこの画像出すとリアクションが面白くて。
あ、俺です。28歳。16年前。
某社で営業やってた時の写真。
実はこの頃、既に独立は決めていたので、その時にビジネス用で使えそうなあらゆるアウターを試したんです。
最初はノースフェイス×ナナミカのゴアテックスコート。→雨風はしのげるが寒い。(最初は自転車で営業回る過酷さ。)
次にモンクレー。→暑すぎる。そしてスーツにダウンはダサすぎる。(20年前のモンクレーなので、今ほどカッコよくない。)
次にバブアー。→重い寒い臭い。こんなんで営業できるか!(バブアーは雰囲気だけ最高なので、やはり普段着がイイネ!)
最後にラベンハム。→軽いしダウンほど熱が籠らないしサイコー!
ってなったんですよ。
ちなみにマッキントッシュは無し。そんなデキる営業マンではなかったのと、ガシガシ使えることが前提なので。
というわけでラベンハムには大変お世話になったわけです。
なので恩返しの意味を込めて、少しでもラベンハムの知名度を上げるために役に立ったらいいな~と。
前置きが長くなりましたが、まずはブランド説明から。
ラベンハムは、1969年にロンドン北東部サフォーク州にある小さな村で設立されました。
機能的で「目的に適した」物作りへの思いを原動力とした、乗馬好きのMrs Elliot(ミセス・エリオット)は、
世界で初のナイロン・キルティング素材を使用したホースラグを制作。
その後洋服にもそのデザインが継承され、スリムフィットのキルティング・ジレやジャケットなど、
他ブランドにもインスピレーションを与えるタイムレスなアイテムを生み出しました。
50年を経た現在も、全てのアイテムをサフォークの自社工場で生産し、世界中で愛用されています。
というブランドですが、今やイギリス国内で作られているってだけでも貴重ですからね!
それでは商品の方を詳しく見ていきましょう。
ラベンハムの中でも、最も汎用性の高いジャケットがDENHAM。
ブランド創業当初の1972年に作られたラベンハムホースジャケットを踏襲し、サイドベンツを設け快適な着心地が特徴。
私が仕事用で使っていたこともあり、ちゃんとスーツのジャケットが隠れる長さが良くて。
それがこのDenhamというモデル。
そしてラベンハムといえばの、キルティング。
キルティングは、伝統の2インチ角のダイヤモンドキルト。
生地は、マットな質感で耐久性のある100%リサイクル素材「ラブンスター」を使用。
中綿はポリエステルで、ここでも65%のリサイクルポリエステルを使用しています。
いつの間にか登場していた、この「ラブンスター」という生地。
調べてみると2014年に登場した素材だそうで、従来の生地を糸から見直し、より細い糸をより高密度に織ることで強度を高め、
さらに光沢感が増し上品な風合いになったそうです。
さらには軽い撥水加工を施しており、多少の雨ならしみ込みを防ぐため、汚れにも強くなった。
とのこと。
なるほど確かに、俺が着ていた15年前とでは、素材が全然違う気がする。
昔はもっと安っぽかったし、実際もうちょっと安かった。(そりゃ15年前だから当然。)
襟とパイピング部分は、綿100%のコーデュロイ。
実際に寒い時、襟を立てると良いんですよ~~~!
風は遮ってくれるし、コーデュロイは肌に当たって気持ち良いんです。
当たり前だけど、襟って大事なんだなと思って。
そしてあらゆるブランドがイギリス製じゃなくなる中、まだまだイケるラベンハム。
検査証代わりのサインが入ります。
ちなみに英語だと、ラベンハムじゃなくてレイヴナムって発音するみたい。
とにかく広めたいので、ラベンハムでいきましょう!!!!!
それではまた。お店で会いましょう。